木曽駒ケ岳の千畳敷カールをトレッキング中のベコ。
標高2600メートルで天空のお散歩を楽しんでます。
葉っぱも青々として気持ちのいいトレッキングですね。
高山植物も元気いっぱい!
しかし、残念ながらやはり花の名前はわかりません。
さて、遊歩道を進むと、途中に木曽駒ケ岳へと登る分岐点にたどり着きます。
ここから上に向かうと、木曽駒ケ岳を踏破できるのです。
見上げると驚異の登り坂が続いています。
ひゃー、たくさんの登山客がコメ粒のようです。
昨日の車山肩どころではありませんね。
この登り坂は「八丁坂」と呼ばれ、まさに木曽駒ケ岳登山の胸突き八丁なのです!
せっかくここまで来たので、記念に途中まで登ってみることにします。
ベコ 「ちょっとだけ記念登山だべこ!」
足元は完全に岩場で、段差も大きくなかなか厄介な登り坂のようです。
登山客は完全装備でどんどん登っていきます。
気がつくと雲が出てきました。
ベコ 「雲が出てきたべこ」
山の天気は変わりやすいですね。
振り返ると、ロープウェーの駅とホテル千畳敷が遠くに見えます。
けっこうな高さまで登ってきたようです。
ベコ 「かなり登ってきたべこ」
体が痛いですが、もう少しだけ登ってみると、
ベコ 「ふー、踊り場に出たべこ」
上り坂はいったんひと段落。
ひと息ついて上を見てみると、登山客がたくさんいます。
しかし、上の方は完全に雲に覆われてしまいました。
登る人と下る人で大行列ですな。
この雲の上にどんな光景が待っているのか気になるところです。
とはいえ、今日のベコはこれが限界。
ここで折り返しましょう。
ベコ 「勇気ある撤退だべこ!」
というわけで、八丁坂を下って再び遊歩道に戻ります。
かなり雲が出てきて、千畳敷カールもすっかり雲の中です。
雲に覆われてしまうと、千畳敷カールもただの草むらです。
遊歩道の途中にある千畳敷カールの看板で記念撮影しました。
ベコ 「千畳敷カールは雲隠れだべこ」
こちらの看板はなぜか斜めです。
ベコ 「ありゃ、斜めだべこ」
いやー、ちょっと雲が多くなった千畳敷カールでしたが、およそ1時間半で遊歩道を一周。
足場の悪い遊歩道でしたが、霧ヶ峰とはまた違った山の姿にベコも感無量です。
その後、下山したベコは疲れを癒すため立ち寄り湯でちょっとひとっ風呂。
ベコ 「温泉で疲れを癒すべこ!」
気持ちのいい温泉に浸かって元気回復です!
さあ、明日はいよいよ信州紀行の最終日。
蓼科方面に向かい、最後のトレッキングに挑戦します!
つづく
<ベコたびinformation>
千畳敷カール(その2)
遊歩道の途中から木曽駒ヶ岳へ向かう登山道・八丁坂が分岐しています。こちらはそれこそ本格的な登山道。もはや霧ヶ峰の比ではありません。きちんとした装備なしでは登山禁止との立て札もあります。
ちなみに当日はトレッキングの途中から雲が出てきて、千畳敷カールもすっかり雲の中。晴れていれば素晴らしい絶景が広がる天空の草原ですが、雲が出ているとただの草むらです。こればかりは致し方ありませんね。
ところで、千畳敷駅に隣接するホテル千畳敷のレストラン。ここでお昼をいただきましたが、あまりにお粗末な食事にびっくり。アルプスサーモン漬け丼とカレーライスを注文したのですがいずれもまったくダメ。おそらくカレーはレトルト食品ではと推測。また、楽しみにしていた宝剣岳パンケーキも販売していないとのこと。憤慨してレストランを後にしました。
なお、下山後には汗を流すのにピッタリの温泉・こまくさの湯があります。菅の台バスセンターから徒歩5分ほどの好立地です。外湯と内湯でゆったり疲れを癒せるため、下山したお客さんで盛況でした。オススメなのは2階にある休憩室。あまり利用者もおらず、湯上りにエアコンの効いた部屋でひと眠りできます。気持ちもシャキッとして駒ヶ根を後にすることができました。なお、この休憩室にあるリクライニングチェアは背もたれの調整にコツが必要です。なかなか調整でずに四苦八苦しましたが、ぜひチャレンジしてください。
千畳敷ロープウェイ(その2)
さて、下りのロープウェイです。ネットの口コミ情報では、上りのロープウェイを降りたらすぐに帰りの整理券を入手すべしとのことでしたが、この日はまだ整理券は未配布。
千畳敷カールを一周して戻ってきた頃に、ようやく整理券を配布してました。この時点でおよそ1時間半待ち。とりあえず千畳敷ホテルの食堂でお昼を食べた後、八丁坂を途中まで上って景色を楽しみ、最後にカフェのコーヒーとアイスで一息ついたところで、下りのロープウェイの乗車時間となりました。
なお、整理券の番号は放送でアナウンスされますが、千畳敷カール内にいれば放送はどこからでもよく聞こえます。番号は早まったり遅れたりすることもあるので、放送を聞き逃さないよう注意が必要です。