ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

萩紀行1 城下町は石壁の町並みだべこ!

2023年05月07日 | ベコの萩紀行2022

日本列島も5月を迎えて初夏の陽気です。

さて、今回からベコたびは山口県萩市を訪問!

山口県は初訪問ということもあって、ベコも興味津々です。

    

ということで、新幹線と高速バスを乗り継いでやってきたのは萩の町。

毛利36万石の城下町で、山と海に囲まれた穏やかな土地です。

お天気も快晴!

暑くもなく寒くもなく、気持ちのいい気候です。

小高い山が背後にそびえ、緑豊かな町のようです。

ベコ 「萩の城下町だべこ!」

そう、ここらへんは萩城跡を中心に、古い武家屋敷と土塀が残る町なのです。

これは味わい深い石壁です。

こうした町並みがずっと続いているのでビックリ。

まるで時代劇のセットのような雰囲気。

うーむ、これはすごいですね。

そして、大きな通りから左右に細い通りが伸びています。

ここもまた味わいのある小道です。

お、よく見るとこれは夏みかん。

町のあちこちで夏みかんが見られますが、なんと萩の名産なのだそうです。

そして細い通りを抜けると、そこはまた大きな通り。

そして、またまた細い通り。

うーん、なんだかさっき見た風景と同じような気がしますね。

ベコ 「似たような風景だべこ」

古いお屋敷なので、どれも同じに見えてしまいます。

それにしても、年季の入った瓦屋根と格子戸。

歴史を感じる格子ですね。

歴史を感じるのは建物だけではありません。

石壁もまたいろいろな種類が並んでいます。

これは瓦が埋め込まれているのでしょうか?

一方これは赤茶色の土塀。

そしてこちらは、石垣のような壁。

と言っているうちに、また元の小道に戻ってきたような…。

きちんと地図を見て歩かないといけません。

ま、迷路みたいな萩の城下町ですが、これも町歩きの楽しみの一つかも。

それでは、引き続きぶらぶら城下町散歩とまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

萩城下町

萩は日本海に面する三角州の町で、関ヶ原の戦いに敗れた毛利輝元が萩城を築城。その後、長州藩の中心として明治維新まで続いた町です。

幕末には吉田松陰や高杉晋作、木戸孝允や伊藤博文などの偉人を輩出し、幕末から明治維新にかけて激動の日本を動かした町です。

城下町には往時の面影を感じさせる武家屋敷や土塀、商家の建物などが並び、一気に江戸時代にタイムトリップできる町並みが印象的でした。

驚いたのは、江戸時代の古地図を片手にそのまま歩ける町とのことで、町割りも当時のままなのだそうです。こうした城下町も珍しいと思いますが、町を保存する地域の人々の努力の賜物なのでしょう。

そんな萩の城下町ですが、江戸時代から西洋医学の導入をはじめ、反射炉や造船所の設立に取り組むなど、先進的な都市だったようです。2015年には一連の産業遺産が世界遺産に登録されています。

ちなみに、町のあちこちにある夏みかん畑ですが、幕末に黒船の砲撃を避けるため藩主が山口に引っ越し。その際に空き家になった武家屋敷などを転用した名残だそうです。

萩へのアクセス

萩へのアクセス方法は新幹線と航空機の2通り。ただ、航空機は便数が少ないことと、空港から萩への交通がタクシーだけのようで断念。空港から萩への直通バスがあれば便利なのですが、うまく見つけられませんでした。

一方、新幹線だと新山口駅から萩までの直通バス「スーパー萩号」があり、これが意外と便利。乗客もそれほど多くなく、新山口〜萩の所要時間も1時間強とスムーズ。切符はデジタルチケットで事前購入が可能ですが、予約は不可。

便数が少ない飛行機と、乗車時間の長い新幹線とで迷いましたが、今回は新幹線+スーパー萩号で訪問。どちらにしても所要時間は6〜7時間もかかるため大同小異かも。

なお、萩に着いたらどのバス停で降りればいいか迷いましたが、とりあえず終点の東萩駅で下車。そこからタクシーでホテルに向かいましたが、乗客の多くは街の中心部にある萩バスセンターで下車。

町のはずれにある東萩駅前にはレンタカーと居酒屋以外に何もなく、萩バスセンターは町の中心部。すぐ隣にタクシーもあり、ここで下車するのが良かったかも。


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする