ベコの萩紀行で萩城下町をお散歩中。
時代劇のセットのような町並みですが、なぜか観光客はあまりいません。
ベコ 「誰もいないべこ」
観光客はどこへ行ってしまったのでしょう?
それはともかく、右を見ても塀。
左を見ても塀です。
さて、そんな城下町を歩いていると、遊覧船乗り場がありました。
そう、ここは萩城跡近くにある萩八景遊覧船。
ちょうど出航の時刻だったので、ちょっと乗船してみましょうか。
お堀に沿ってのんびり城下町を巡るのも良さそうです。
それでは出発です!
誰もいないと思ったのですが、いつの間にか乗客がけっこう集まりました。
皆さん、どこにいたのでしょうか?
それはともかく、まずはお堀沿いをゆっくり進みます。
そして、萩城の脇を流れる橋本川に合流。
ベコ 「よし、合流だべこ!」
それでは、いよいよ大きな川へ漕ぎ出しましょう!
すると、
おーっ、これは壮観!
広い川幅で一気に視界が開けましたね。
ところが…
川面を渡る風が予想以上に冷たくてビックリ。
城下町はポカポカ陽気だったのですが、川の上は大違い。
しかも、川に入ると遊覧船がスピードアップ!
備品の毛布はあるものの、風がビュンビュンです。
ようやく終わりかと思ったツアーの最後は、荒れた日本海まで行く羽目に。
強風による寒さと荒波で、すっかり体力を消耗です。
いやー、やめておけばよかったですね。
さて、遊覧船を降りてちょっとひと息。
体も温まったので、近くの堀内鍵曲に立ち寄りました。
ベコ 「あれが鍵曲だべこ!」
鍵曲(かいまがり)とは、敵の侵入に備えた直角に曲がる道。
周囲を壁で囲って、敵から見えにくくするのだそうです。
なるほど、道が直角に曲がっていますな。
歴史的に重要なスポットということで訪れましたが、
普通の土塀でした。
。。。。。。
ま、これも話の種に取っておきましょう。
さあ、それでは今日のところはここまで。
明日は、萩市内の観光スポットを訪ねてみましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
萩八景遊覧船
萩城跡近くのお堀の船着場から出ている遊覧船。城下町や古い町並みを遠くに眺めながら約40分ほどのツアーです。
お堀を抜けるとかなり大きな橋下川に出ます。萩の三角州を形作る川の一つで、かなりの川幅にビックリ。河岸には古い塀が続きますが、春には桜、秋には紅葉が美しいそうです。
その後、橋本川の途中でルートを引き返して再びお堀に戻るのですが、なんとお堀を通り抜けて日本海まで運航。当日はあいにくの寒風と荒波にすっかり閉口でした。
城下町を眺める遊覧船とのことで、当初は松江のような遊覧船を想像したのですがちょっと期待はずれ。しかも「萩八景」と言いながら、実際に見れるのはそのうちの一つのみ。あえて乗船するほどではないかも。
萩循環まあーるバス
萩市内の観光で便利なのが循環バスとレンタサイクル。ただ、レンタサイクルは体力を消耗しそうなので、今回は循環バス「萩循環まぁーるバス」を利用しました。
100円均一料金で市内各所を巡るのですが、東回りの「松陰先生」と西回りの「晋作くん」が主要な観光スポットをぐるぐる回ってくれます。一日乗車券は500円。
ただ、難点はそれほど運行本数が多くないことと、東回りと西回りでルートがかなり異なること。
目的地はすぐ近くなのに、反対方向のバスでグルーっと遠回りしないと行けないことがたびたび。うまく利用すれば便利ですが、意外と不便な面もあるのでご注意ください。