家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

棟修理

2009-12-27 09:10:38 | Weblog
最近晴れが続いていたにもかかわらず雨漏りのように屋根裏が濡れていた。

拭きとってしばらくすると今度はポタポタと音を立てて落ちてきた。

これは雨漏りではないなと確信した。

屋根の上には棟(むね)がある。

瓦を両側から乗せてきて最後に左右の瓦の合う部分に棟を被せて最終処理する。

この棟は雨除けだけでなく結露防止としても、その役割を担っている。

この棟を疑った。

棟をはがしてみた。

留めてある釘を抜いてもはがれてこない。

無理やりはがして原因が分かった。

棟を留めるための板がシリコンで留まっているのだが、そのシリコンが棟トタンにピッタリ接着しているのだ。

シリコンが完全に乾く前に棟トタンを貼ったらしい。

これでは部屋の中の暖まった空気が抜けるわけがない。

その暖まった空気は外気の冷え込みによって結露する。

その結露が棟の中に溜まっていくというわけだ。

棟を元に戻した。

ちょうどその夜から翌朝にかけて雨が降った。

ハラハラしながら様子を見に行ってきた。

雨戸を開けて部屋に光を入れて、すぐに天井裏を見た。

カラカラに乾燥していた。

「やれやれ」これである程度湿気が抜ける。

ただ毎日窓を開けるわけではないので別の処置が必要だと考えている。

棟換気といって特殊な棟を取り付けるか換気扇を回しっ放しにするか。

金の掛からない、ちょっとしたアイデアはないものか。

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2 コメント

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Unknown (山水)
2009-12-27 17:39:58
棟が凍結防止の役割をしていたとは・・・
問題個所追求理論的に解決できそうですね
まだ私はよく理解できませんが
棟のシリコン土にするとか スポンジいれるとか
昔トイレの換気に使った風で回るやつつけるとか
西部劇のように天井でゆっくり回し温まった空気撹拌する扇風機とか
だめです思いつきません
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山水様 (無職無収)
2009-12-28 09:38:03
棟換気というシステムもありますが、どの程度の値段で出来るかが問題です。
毎日住まないということは、いろいろな問題がでてきます。
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