第26回菜の花忌に参加して想うこと・・・

2023-02-12 20:55:46 | 日記
本日、第26回菜の花忌(於:東大阪市文化創造館 14:00~17:00)が開催された。さすがに超満員だ。進行は二部構成、第一部は司馬遼太郎記念財団理事長 上村洋行氏のご挨拶、司馬遼太郎賞の贈賞式そして受賞者(平山周吉氏:受賞作「満洲国グランドホテル」)スピーチ。休憩の後、第二部はシンポジウム「生誕100年 司馬作品を未来へ」パネリストは4名。安倍龍太郎氏(作家)、磯田道史氏(国際日本文化研究センター教授)、門井慶喜氏(作家)、木内昇氏(作家)そして元NHKアナウンサーの古屋和雄氏(1996年3月司馬遼太郎さんを送る会以来27年連続の司会を続けている)。各パネリストは、司馬遼太郎の偉大さ、文筆の巧妙さ、宇宙視点からの描きなど専門家ならではの着眼点が興味深い。「好きな司馬作品」アンケート結果(1567人 小学生から90代まで)1位「坂の上の雲」2位「竜馬がゆく」3位「燃えよ剣」4位「街道をゆく」5位「峠」6位「花神」7位「国盗り物語」8位「菜の花の沖」9位「関ヶ原」10位「世に棲む日々」だ。回答数の男女比率は男性71.4%、女性28.6%。女性だけの1位は「燃えよ剣」。シンポジウムの帰結の方向はすべての作品を未来へ読み繋ごうだ。きょうの楽しかったことは、○シンポジウム会場「東大阪市文化創造館」がオペラハウスのようだったこと、○司馬遼太郎記念財団著「司馬さんを語る」新刊を購入したこと、○大同門焼肉、おいしかったことだ。(13,420歩)