イメージした約3倍以上の共感力を持つことだ・・・

2023-02-26 17:58:38 | 日記
映画や小説あるいはTVドラマを鑑賞して、自分がその主人公と同じ状況下に陥ったと仮定した場合、主人公が遭遇する辛苦な体験から生じる心情を深く思いやれるだろうか? 傍観者の持つイメージは当該者の悲惨な体験から生じる辛くて悲しい気持ちを同レベルで感じるのは難しい。そこには大きなギャップがあるはずだ。そのギャップを埋めるには当該者が理解してほしいと心底から願っている痛み悲しみの深度は語られる言葉やその表情からイメージとして受けるもの以上に深く、他人の同情が表層的と受けとめられがちだ。では、どうすればいいのか?傍観者が受けとめたイメージの約3倍以上の共感力を持つことで、ようやく当該者と同深度に近づける、思いやりとはまさにそれだ。ロシアのウクライナ侵攻で爆撃され、住居や日々の食事も事欠く状態で苦しんでいる住民や子どもたちの気持を思うとイメージすらできない。21世紀なのに核保有国だと脅すプーチンの時代錯誤の戦争は一刻も早く終結させなければならない。半藤一利氏がその著書「昭和史」で日本人向けの戦争開始前「5つの教訓」を語られている。つまり、①国民的熱狂をつくってはいけない。そのためにも言論の自由を守ること。②日本人は抽象的な観念論を好むがリアリズムに徹すること。③日本型タコツボにおけるエリート小集団主義の弊害を心すること。④国際的常識の欠如に絶えず気を配ること。⑤すぐに成果を求める短兵急な発想をやめロングレンジ(長期的視野)で物事を見ること、それらは生きた教訓となる。きょうの楽しかったことは、○落語動画(YouTube)談志・志ん朝・志の輔が面白かったこと、○4月実施予定新入社員研修依頼を受けたこと、○健康食(納豆+蒲鉾+黒豆+ワイン)うまかったことだ。(11,520歩)

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