『新聞やテレビや雑誌など豊富すぎる情報で、われわれは日本の現在をきちんと把握している、国家が今や猛烈な力とスピードによって変わろうとしていることをリアルタイムで実感している、とそう思っている。でも、それはそうと思い込んでいるだけで実は何もわかっていない、何も見えていないのではないですか。時代の裏側には、何かもっと恐ろしげな大きなものが動いている、が、今は「見れども見えず」で、あと数十年もしたら、それがはっきりする。歴史とはそういう不気味さを秘めていると、私には考えられてならないんです。ですから、歴史を学んで歴史を見る眼を磨け、というわけなんですな』(半藤一利著「昭和史」より)。先日、今年6月中旬に高校卒業60周年記念かつ最終回の同窓会が宇和島で開催されるとの案内状を受け取った。本日、日頃親しくしている同窓生I君からも宇和島の風景と歴史そして宇和島城3篇の動画を受信した。「南海に伊達あり、日本に宇和島あり」初代藩主の伊達秀宗(伊達政宗長子)から九代(256年)、賢明な名君もあって伊達家の穏やかな統治で歴史と品格と賑わいをもつ故郷宇和島を誇らしく思う。同窓会は「参加」と返信ハガキを投函。きょうの楽しかったことは、○司馬遼太郎生誕100年『「司馬さん」を語る』(記念財団編)を読了したこと、○Netflix配信『エルヴィス』(米2022年)エルヴィス・プレスリーの半生を描く伝記ドラマ。彼のイメージと異なり面白いこと、○家人おススメ中華料理(酢豚と餃子)うまかったことだ。(11,870歩)
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