7/24(水)のスーパーニュースアンカー、青山繁晴さんのコーナーは参院選後の安倍総理の
政権運営について、重要なお話でした。概要まとめを記します。動画は、削除されないもの
をアップしてくださいました。関西以外の方も、見逃した方も是非ご覧ください。
1.選挙特番での世耕官房副長官の言葉に安倍政権の本音がある
世耕さんの発言とは
「この選挙の後は3年後の参議院選挙。そこに合わせて行われるんじゃないかと
いわれている衆議院選挙・・・」
その真意は
・3年後に今回できなかった衆参ダブル選挙をする
・それまでは慎重な政権運営が必要である
2.安倍政権の敵は野党ではなく、身内の自由民主党
・ポイントは国政選挙ではなく2015年9月の自民党総裁選
・その総裁選には必ず自民党内で対立候補が立てられると安倍さんは見ている
3.消費増税について
・浜田内閣参与などは来春の消費増税は見送るべきだと言っている
・それをマスコミはアベノミクスが失敗したら「消費増税したからだ」と言い訳するための
布石だと批判している(青山さんはそうは思っていないが)
・再来年秋の消費税10%は実際に避けがたい
4.この2年後の秋までに安倍政権が出来るのは次の2つだけである
①自民党内の敵
②消費増税に耐えられる経済
これへの対応で手一杯になるだろう。
戦後レジュームからの脱却(憲法改正など)はこの2年後の秋までは無理。しかし、
3年後のダブル選挙を乗り切れば安倍政権は歴史的な長期政権になるだろう
参院選の日に麻生さんから安倍さんに「戦後最大の権力者になれる」と言った。
(朝日新聞は「独裁者になれる」と報じた)
これは、麻生さんから安倍さんへの警告で、「慎重にやらなければ権力者の孤独に陥り、足元をすくわれる」という趣旨。安倍総理は相当慎重に政権運営にあたる覚悟だ。
5.9月に行われる自民党の党役員人事・内閣改造が安倍政権長期化への試金石
「安倍首相は迷っている。まだ1年も経っていないので続投させるか、
反安倍勢力を取り込むために人事を行うか」
まだ1年も経っていないのに、自民党の議員が「内閣改造だ」、「〇〇大臣は俺だ」のように
浮足立っている。メディアからそういう話が出るのも、大臣になりたい議員たちが新聞記者や
メディア記者を呼んで話したり、カラオケに行ったりしてまで、改造ありきみたいな記事を
どんどん書かせている。
そういう党内の内閣改造を求める議員たちがターゲットにしているのが
①小野寺五典 防衛相
②新藤義孝 総務相
③古屋圭司 国家公安院長兼拉致問題担当相
である。
小野寺さんに対しては悪魔の囁きが
「君は次の総理だよ。いつまでも内閣にいないで、安倍さんとは別の
自分の勢力を作って行かないといけないよ。」
などとけしかける政治家がいて、これからもそういう悪魔の囁きがどんどん小野寺
大臣に入っていく。
新藤総務大臣は地味で目立たないから変えやすいと総務相の椅子を取ろうとしている。
古屋大臣については、飯島内閣参与との不仲説まで流している。
6.創価学会は一部地域で民主党を裏支援していた!
それでも裏支援を受けたすべての選挙区で負けた民主党はもう終わりだ。
自民党と野党の間で大きな政界再編の動きがある。
安倍総理は自民党を本来の「改憲政党」とするため、自民党解体を覚悟している。
55年体制の(自社さ政権で社会党と混ざってしまった)自民党を脱して
2013年体制の新しい自民党へ
→ポイントは「改憲か護憲か」、これを基準に政界再編へ
私たちは今回の参院選でねじれが解消したからといって、性急に憲法改正や戦後レジーム
からの脱却を求めるのではなく、3年後のダブル選挙に向けて、護憲派(親中・親韓・親北派)
を駆逐して、改憲を求める議員を結集した新しい自民党、新しい安倍体制を根気強く待つ
必要があります。
水曜アンカー 7/24 No.1
水曜アンカー 7/24 No.2
水曜アンカー 7/24 No.3(ニュースDEズバリ! 前半)
水曜アンカー 7/24 No.4(ニュースDEズバリ! 後半)
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1.選挙特番での世耕官房副長官の言葉に安倍政権の本音がある
世耕さんの発言とは
「この選挙の後は3年後の参議院選挙。そこに合わせて行われるんじゃないかと
いわれている衆議院選挙・・・」
その真意は
・3年後に今回できなかった衆参ダブル選挙をする
・それまでは慎重な政権運営が必要である
2.安倍政権の敵は野党ではなく、身内の自由民主党
・ポイントは国政選挙ではなく2015年9月の自民党総裁選
・その総裁選には必ず自民党内で対立候補が立てられると安倍さんは見ている
3.消費増税について
・浜田内閣参与などは来春の消費増税は見送るべきだと言っている
・それをマスコミはアベノミクスが失敗したら「消費増税したからだ」と言い訳するための
布石だと批判している(青山さんはそうは思っていないが)
・再来年秋の消費税10%は実際に避けがたい
4.この2年後の秋までに安倍政権が出来るのは次の2つだけである
①自民党内の敵
②消費増税に耐えられる経済
これへの対応で手一杯になるだろう。
戦後レジュームからの脱却(憲法改正など)はこの2年後の秋までは無理。しかし、
3年後のダブル選挙を乗り切れば安倍政権は歴史的な長期政権になるだろう
参院選の日に麻生さんから安倍さんに「戦後最大の権力者になれる」と言った。
(朝日新聞は「独裁者になれる」と報じた)
これは、麻生さんから安倍さんへの警告で、「慎重にやらなければ権力者の孤独に陥り、足元をすくわれる」という趣旨。安倍総理は相当慎重に政権運営にあたる覚悟だ。
5.9月に行われる自民党の党役員人事・内閣改造が安倍政権長期化への試金石
「安倍首相は迷っている。まだ1年も経っていないので続投させるか、
反安倍勢力を取り込むために人事を行うか」
まだ1年も経っていないのに、自民党の議員が「内閣改造だ」、「〇〇大臣は俺だ」のように
浮足立っている。メディアからそういう話が出るのも、大臣になりたい議員たちが新聞記者や
メディア記者を呼んで話したり、カラオケに行ったりしてまで、改造ありきみたいな記事を
どんどん書かせている。
そういう党内の内閣改造を求める議員たちがターゲットにしているのが
①小野寺五典 防衛相
②新藤義孝 総務相
③古屋圭司 国家公安院長兼拉致問題担当相
である。
小野寺さんに対しては悪魔の囁きが
「君は次の総理だよ。いつまでも内閣にいないで、安倍さんとは別の
自分の勢力を作って行かないといけないよ。」
などとけしかける政治家がいて、これからもそういう悪魔の囁きがどんどん小野寺
大臣に入っていく。
新藤総務大臣は地味で目立たないから変えやすいと総務相の椅子を取ろうとしている。
古屋大臣については、飯島内閣参与との不仲説まで流している。
6.創価学会は一部地域で民主党を裏支援していた!
それでも裏支援を受けたすべての選挙区で負けた民主党はもう終わりだ。
自民党と野党の間で大きな政界再編の動きがある。
安倍総理は自民党を本来の「改憲政党」とするため、自民党解体を覚悟している。
55年体制の(自社さ政権で社会党と混ざってしまった)自民党を脱して
2013年体制の新しい自民党へ
→ポイントは「改憲か護憲か」、これを基準に政界再編へ
私たちは今回の参院選でねじれが解消したからといって、性急に憲法改正や戦後レジーム
からの脱却を求めるのではなく、3年後のダブル選挙に向けて、護憲派(親中・親韓・親北派)
を駆逐して、改憲を求める議員を結集した新しい自民党、新しい安倍体制を根気強く待つ
必要があります。
水曜アンカー 7/24 No.1
水曜アンカー 7/24 No.2
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水曜アンカー 7/24 No.4(ニュースDEズバリ! 後半)
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