言葉の旅人

葉🌿を形どって、綾なす色彩に耽溺です。

なにわの海の時空館(4)

2008年05月14日 | Weblog
この燈台は確か現存していたと思うのだが、自信はない。
 いつしか陸地の中に取り残されて、保存為にどうだこうだという記事を読んだ記憶がある。
 それにしても江戸時代、町中にのんびりと茶を飲んだり、用事も無くフラリフラリと出歩いている人達が大勢は居たはずもないのに妙な情景である。
 大阪歴史博物館に展示されているパノラマを再々見に行くのだが、流通経済の勃興気分が湧いてくるのは、もしかして古代に疲れてきたのかも知れないか?!
 西鶴全集も手放してしまったし、三上三次著の「江戸時代史」も失ってしまっている。「時代風俗考証事典」が残っているのは不幸中の幸いか。意外な風俗の有様に口が開きっぱなしと言う有り難い本である。
 昨日は、「岡本大八事件」を調べていて、思わず時間を過ごしてしまった。
 鎖国に至るあまりにも意外な事件の顛末は不可思議なとしか言いようがない。チョット小説に仕立ててみようという気がしないでもない。
 「壬申乱前夜」のように独り善がりの史実解釈は、自分でも疲れる割りに面白くないから、書く前の調査に時間を掛ける必要はありそうだ。
 と言っても、「大日本資料」は読まなければならないと考えるとかなりな負担は有るよな~(-_-)。