朝刊をポストから取り出すのは毎朝の日課ではあるけれど、その後郵便物が届いてるかなどを確かめる習慣がない。
嘗ては、人から法人から役所からと言った私的公的な連絡や便りというものは、全てと言って良いほどに郵便だったと言って良いだろう。
それが、今はどうだ。何処のどなたがご覧になっているか分からないこのブログという例にあるように宛先不明物も電子的な媒体物になってしまっている世の中なのだ。
そういう訳で、今では私宛に来る郵便物と言えば、殆どがこの各駐屯地や基地からのお知らせになってしまっている。四角い封筒を郵便受けの中に見かけた時の反応は“何処の記念行事?”という事になってしまっている。
それで、昨日着いていたであろうこの四角い白封筒は海上自衛隊阪神基地から。
阪神基地では、数年前の階段でのトラブルから人数制限があって、それ以来出欠返信はがきには同伴者欄がなくなり、その為今はお一人様一通となっている。そrで、我が家には二通送って頂いてる具合である。
今回は、寄港予定している艦船は無さそうな文面であるのが残念だが、港特有の匂いがする岸壁に立つだけでも心が澄んでくるかのような心地よさが感じられて、年に二回の訪問は楽しみである。
掃海艇の母港であるこの基地に停泊している比較的小さな艦艇に足を踏み入れるのも、毎度ながら心浮き立つものがある。
実戦がない事を願いつつ活動を願うのも妙な話だが、現今の国際情勢やら紛争・戦闘が絶えない各地各国を思えばつくづくそう思わずには居られない。