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場所っプ

トリオフォー&素人の乱シランプリそして場所っプ山下陽光の日記bashop77@yahoo.co.jp

雑誌NIKITA特集パート2

2005年03月01日 23時37分06秒 | 場所っプ
いやぁ凄いよ、ニキータは、まだ全部は読んでないけれどとにかく最新の4月号の特集だぁい(イカ天の着ボイス相原勇)。テキストはみなさんお持ちでしょうか?
では今月号ニキータの31ページをお開き下さい。そうです東京艶女ナンバーワン文筆家の清水久美子さんのとにかく新しすぎる日本語炸裂です。のち程清水久美子さん特集はやるとして、新しい言葉を今月号からピックアップしました。ちなみに「」はニキータからチョイスした言葉で()内はその言葉が発生した風景の解説です。 ではいってみよう

P31(伝説のワンピースを見た時の感想の言葉)「をを!」

P198(胸にも顔にも使えるクリーム)「おっぱいまでが顔」

P152(イタリアアンは時計を服にあわせて着替える感覚なのに対して)「時計鎖国下の日本人とは異なり」

P78「男性がパブロフの犬化するチラ見せとは」


どうでしょう?もちろん単語も面白いんですが、文も抜群です。しかし日本タイピングスクールに通っていなかったので文を引用するブラインドタッチ検定に落ちてしまったので、今週のウィークリー場所っプにてNIKITA大特集をしようと思っています。
とにかく今テレビを見てても笑う事はありませんが今月号で6回笑いました。そしてファッション面はまったくわかりませんが、ニキータ文の面白さのキーワードが1つわかりました。
やはり鍵を握っているのが清水久美子さんの文体です。「、」と「。」の連打で言葉の隙間を見つけた瞬間にまるで棋士のように「、」と「。」を打ち、しかもその打ち方が絶妙で、野坂昭如が瞬間物質移動装置に乗って清水久美子さんの文体を盗みにくるんじゃないか?と思う程です。声に出して読むのではなく、文字を追って読んでいく言葉が文学だと思うんですが、清水文体はまさに後者で、コレはこう読んでいいのかな?とはてなマークが頭の中をよぎりながら読みすすめていく感じです。