場所っプ

トリオフォー&素人の乱シランプリそして場所っプ山下陽光の日記bashop77@yahoo.co.jp

エンタクシー!!発売

2009年03月30日 19時25分36秒 | 場所っプ
いよいよエンタクシー発売されました。前からアナウンスしてる通り、エンタクシーを持った自分の写メと感想を送っていただければ、エンタクシーに掲載されてる山下陽光「日掛け金融」の冊子と小説を読み終わった後に読む「ネタバレ自供ガイド」を送りますので名前&住所をメールにて送って下さい。bashop77アットyahoo.co.jp まで。
写メを送ってくれたのは、吉祥寺にある古本屋バサラブックスの店長関根慎さん。最近やたらと慎づいてて、じゃましマンも慎だし、トリオフォーのインタビューが掲載されている松村慎さんが書いた「ネットでものを生み出すということ」ワークスコーポレーション
も慎さんですよ。トリプル慎。今度この本の出発記念イベントが池袋ジュンク堂で4月25日にあるんですが、お呼ばれしたんで後日詳細を書きますね。肝心のバサラ店長ネグ関根の小説の感想は「面白かったけど、文章固いっすね」
との事。
何を言ってんだと!!コノヤローじゃなくて、プレッシャーを「小説依頼が来た」を読んで感じとり、本編のエンタクシーを読んで最後に「ネタバレ自供ガイド」で中和するという。プレッシャープレーのど真ん中が小説だからね。上中下の「中」だけ読んでもわかんないよ。
しかし、ネグ関根の言う通りで小説は固い文章になってますが、みなさんもそろそろアラート読み取り機能がついてるだろうから、皆まで言うなだけど、「この辺りレイプされたな」とか想像して読んで貰えれば幸いです。
4月4日18時から素人の乱12号店にて小説掲載イベントやるからいらっしゃっい!入場料はドリンクオーダーだけだから300円位で入れます。その後は「素人の乱はやとちり」のボスごっちゃんの誕生日らしいので馬橋公園に花見しにいきましょう!!
イベントよりもフライングしてシランプリでエンタクシー特殊パッケージ仕様&「小説依頼が来た」&「ネタバレ自供ガイド」を売り始めました。イベントに読んでから行くか、行ってから読むか!定価980円です。
貧乏人諸君心配するな!
このエンタクシー特殊パッケージ仕様は扶桑社経由のチョロズム出版が発行しているから、期間が過ぎたら買い取りも始めるから大丈夫だよー!!
本日は22時から素人の乱ラジオです。

【小説依頼がきた】 最終回

2009年03月28日 02時43分18秒 | 場所っプ
【小説依頼がきた】Part9
吹っ切れ、吹っ切れ呑んだくれ、楽しい酒だぜぃ!と日々日々、呑んでたらやっぱり電話ありで「タイトルいまいちなんで、何か他の案を送ってもらえませんか」
あいよっすよ、タイトル?2000以上書きますよ。
もう終わったからね。名刺サイズまで小さくて、開封したらビロローンっと広がる旅行用のTシャツみたいなのがあって、広げたら最後で、もう名刺サイズには戻りませんよ。開放感!開放感。しわだらけの伸びまくったTシャツみたいになってるからね。タイトル書きますよ。もうね、かなりのギャガーになってるから、散々色々書いてその中にチョロで「蛇にピアス」とか「蹴りたい背中」とか調子に乗ってガンガン書いて送ったんすよ、そしたらね、連絡がないの、、、、、

またかよ、いや間違えた。俺が調子に乗ってるからそういう事になる訳で、俺が悪いよ俺が悪い。当たり前じゃないっすか。
そろそろ連絡来るかなーと思った2日後に電話が来て、
「編集部まできていただけますか」

あいよっ了解!
もう慣れてっから、入管も顔パスして、ベーター入ってするっと4F押して、どうもどうも、で入ったら緊迫してんだまたこれが。
一気にビビったよ。ただねこのビビリっぷりはもうイベント化するしかないからね。ここで4月4日にやるイベント案がどんどん浮かんできて、エンタクシーを50冊買い取って、【小説依頼がきた】をぶっこんで、小説の前の小説を書いて、
小説を書くために思い出した事を小説の後に貼り付けるアイディアが浮かび、ビレッジバンカードPOPを勝手に作りエンタクシー売り場にぺタリんこしたり紀伊国屋の店員の女のネクタイにどうにかPOPを貼って一番目立つようにするGIGなどを思いつき、ただまだ発売どころか、完了、いや校了してない
からね。

原稿用紙30枚の規定枚数をオーバーしてるから、少し詰めないといけない。
この作業が意外と面白くて、抜いて抜いていくと一つ段落がゲットできる。
ヤバオがやってるラジオで、わたべ歩きというブログに噛み付いていた時期にやたらと食ってかかるように、「改行が多すぎて、もったいない」と言ってた時の事を思い出し、まさかのまさかの時に役に立った。
編集部の写真をバレないようにこっそり盗撮したりしつつ、タイトルを変更できないか?と言われて、色々考えたが、初めに決めたタイトル以外に何も思い浮かばないが、そこはビビリ次男坊で、とりあえず案を出すが一瞬で却下され、「蹴りたい背中とか蛇にピアスとかどうでした?」と中笑い期待で中田さんに聞くが、「スルーしました」と秒殺で言われる。

なんにせよエンタクシーに自分が書いた文字が掲載されるのはこの上ない喜びで、中野の自分の家の玄関開けた瞬間バチコンで車が走ってたEC
Dの小説や、伊藤キムが書いていたエンタクシーに文章が載るのが信じられない。

いやいかんいかん。思わず感動してた。このままあとがきテンションになるところだった。とにかく、今こそ立ち読みの景色を変えよう!

携帯のネット機能をもう一度忘れろ!立て!デジタル万引き諸君!
今こそもう一度、何度も騙された、たいして脱いでもない、縫ってるだけの袋とじを上から器用に見てそこに携帯を押し当てて写メるのだ!
デジタル万引きって最近されてないのかな?徹底的にチョロくて大好きなのに。

よーく考えてみたら、本屋での立ち読みってのはアナログでインターネットをやってる感じにものすごく近い。真剣に読まないし、表紙が面を向いてこちらの興味を誘ってくる感じとか、背表紙を眺める感じとか、結局何も買わずに本屋をでるんだけど、あの時間がなくなってネットばかりやるようになったけど、あの感じとネット中間みたいなのが一番面白いようなきがする。

タイトルは「日掛け金融」のままに決定した。







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というわけでエンタクシー本日発売です

シランプリ純愛物語

2009年03月25日 23時37分10秒 | 場所っプ
店が全く売れないから、マネキンに服を着せて架空の宮崎あおいをでっちあげて、人格を作りあげて蒼井優の出待ちをするウソンコラジオ物語。

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「ヤバオ!はやく、こっち来なよ」

わけのわからないトンチキな重ね着をひたすら繰り返したチョロ子がヤバオを呼び付ける。

「そこで座って待ってるか、タワレコ行ってからメールして」

プイ顔でGapやら&Aやらで買い物をしたいチョロ子はバイト代をにぎりしめてせっかく日曜の新宿にやってきたのに、スネまくっている。今日は着回しのできるワンピースとボレロとレギンス、できれば夏まで使えそうなミュールも買いたいと思ってたのに、ヤバオがつれなくてむかつく。
今日もオシャレ勘違いで、薄紫色のスカート(1000円)に気が狂ったような蛍光ピンク色したチュチュ(800円)を重ねて着るトンチのきいたセンスにヤバオが気がついてない。何も言ってくれない。その事にキーキーしてながら洋服を見てるから何も見えてこない。それどころかガラスの向こうに見える駅に向かうエスカレーターの入口でキャバ嬢募集のティッシュを配ってるギャル男が着てるダサいネルシャツの上から着てる黒いベストがカッコイイなぁーと思う。

ヤバオは安室奈美恵のドクタードクターと医者が必要なのかなんなのかわからない新譜を試聴しながら、試聴機のヘッドフォンの使い方のイラストがいつ見ても怖いなあと思いながら、後ろで待ってる待ちきれない女が、もう一つのヘッドフォンを耳にあてたのをみて、動揺してないフリをする。今このタワレコで安室奈美恵を聞いているのは俺達二人だけだ。これは恋になりえる。心拍数が安室のBPMと重なり、ドキドキして堪らなくなる。チョロ子と一緒に来てる事すら忘れてしまい、どうにかヘッドフォンの女の顔を確認する方法を考えるが、真横過ぎて黒いコートだかワンピースだかを着てる事しかわからない。見ないように見ようとするが、ヘッドフォン子から武士道未経験のヤバオにもギンギンに伝わる隙のなさに怯えて横を向けない。仕方がねぇ、ヤバオは関心あるフリをして安室奈美恵のCDを手にしてセロファンの反射を利用してヘッドフォン子の顔をどうにか確認しようと角度をあちこち探すがなかなかヘッドフォン子の顔が見つからない。


チョロ子は気がついたら店を出て、ギャル男を眺めすぎて、いろんなルールに気がついた。ベストがイカしたギャル男は女にだけティッシュを配ってると見せ掛けて、おばさんや女の子には渡さないどころか、ある程度かわいい女の子にだけ渡している。しかも真横の横顔しか確認せずにナイスタイミングで渡しながら、拒否されてもすぐに次の女の子に渡すのではなく、きちんと横顔確認をして渡している。
「出来るなコイツ」
チョロ子はティッシュ男が次は誰に渡すかの予想を立てながら、チョロ子の予想とティッシュ男が渡す女と一致するのが重なるのを重ねていくうちにティッシュの好みがわかって来た。そして、

「あたしもティッシュ欲しい」

言わばオーディションの始まりだ。店に戻り1番最初に目についたワンピースを掴んで店員に試着することを告げて試着室に入り気が狂った蛍光チュチュ(800円)を脱いでワンピースとカーディガンがコラボしたような服のボタンを全て閉めて薄紫色のスカートを臍よりも上に上げてチラ見せ度と女を上げて薄緑の半袖パーカーをやや見せしながらさりげなく胸を強調して完璧なキメ顔をして鏡を見てパッチリお目目を作りあげてる最中に、

「どんな感じですか」

いけねぇ、試着室にいることを忘れてたのと、試着するワンピースを一切触ってなかったから、わざと少しだけハンガーからずらして着た後の雰囲気を出してみる。

「よし、オッケー」

思わず声に出してしまったせいでワンピースを買う羽目になりそうだったが、どうにか愛想笑いを二、三発入れてかわした。

店を出て階段を下りながら、すぐにエスカレーターに乗ったらあやしいからティッシュ男の視界から消えるところでしばし観察しながら、ティッシュを興味なさそうに受け取る練習を手先だけやってみる。

つづく

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何やってんだか、店が暇すぎて妄想ランド大爆発じゃねぇか!まだまだ楽しみたいので、読んだ方はまだこの物語が終わるまで買わないでくださいね。

いよっ!矛盾野郎!

【小説依頼がきた】 Part8

2009年03月25日 00時03分17秒 | 場所っプ
前回までのあらすじ。
福田和也氏に小説書いてみませんかと言われ、エンタクシーで小説を書く事になったヤバオ。いろんな不義理とアドバイスを頂きながら、頑張って書き始めたがすぐにズルしてあっさりばれて、原稿を「赤入れ」というレイプされまくりでへこんでしまう。〆切りまで時間がないヤバオ。果たして間に合うのか?



【小説依頼がきた】Part8
どうにか原稿は送った。この小説依頼小説はギャンギャン書けるが、本編はまるで書けないのはなんなんだろうか?とにかく、名前出すビビリのおかげかどうかわからずにブログに小説依頼の事を書くと、翌日、いや当日にでも、続きが気になって仕方ないと店に友人らがやってくる。こっちも面白くそれに応える。素人の乱大阪店リアルタイムドキュメントや、じゃましマン展のリアルタイムドキュメントもそうだが、日々そのことについて更新されていくとドキドキしてしょうがない。


完成ではなく出来ていく過程。そして出来上がったものをどのような形で壊すかが一番面白い。
まさに過程の真っ最中。原稿を送った翌日は美術手帖編集長と編集者の方と新宿で打ち合わせ。16ページ何をやっても良いと言われてたので嘘だろうと思って、形がまったく同じだから、裏モノJAPANみたいなことをやりたいと言うと「いいですねぇ」と言われ、「松井冬子に蹴っ飛ばされたい」や「スナック」「立石」「ラーメンマップ」と何を言ってもOKと言われてうれしいのか何なのかわからずに、調子に乗っていたら、登録した番号からの着信で、座敷から靴下のまま飛び出し、人気のない階段で電話を受ける
「生田ですが」
ピーンと背筋は張らずに、超低姿勢になり
「こんばんは」
「明日の夜、どうですか?」
「はい、大丈夫です」
もう俺軍隊。
「編集部まで来ていただきたいんですが、いかがでしょうか?」
明日はラジオがあるから23時以降にしか行けない事を伝えて
電話を切る。

ビビってなんかいられない!前を向くしかないんだ!

無理無理そんなの、ビビるよ、編集部ってのがやっぱり世の中には存在して、人間なのにデスクって呼ばれて家具みたいな役目の人とか、デンスケもって走り回ってる人とかいるんでしょ、明治公園のフリマに行った時に、目の前に何度も行ってて気が付かなかったけど河出書房があって興奮してNOPPIN新聞をぶっこんだ事があったけど、いよいよ行くのか編集部に。ラジオで小説の話をして、いよいよSPAでお馴染みの扶桑社に行く。
でかいなぁー、裏口から入って、入管管理局みたいな所に、エンタクシーと書いて、てめぇは何者だという欄に素人の乱と書いて入国成功。
エレベーターで四階にあがり、内線電話でエンタクシーにかける。
「はい、エンタクです」
「ヤバオです。到着しました」
ガチャとオートロック音がしてドアが開く。

絨毯の毛玉がおでこに付いてないっすか?という程の深い礼をして入室し、中田さん、田生さんに挨拶。広いなぁーSPAと同じフロアで、深夜なのにたくさんの人が居る。首からカードダスをやるためのカード入れをぶら下げてパソコンを眺めたりしている。ソファーに案内されて、着席。
中田さんがせんべいをくれる。
今回は、「、」や「。」をヒカルの碁よろしくどこに打つか程度でしょ、あいよってな感じの具合に余裕をぶっこいていたら、またしても真っ赤にレイプされた原稿を見せられて、外のガラスに鍵がかかってるので、尾崎→校舎→窓ガラスの流れで、どうにか「尾崎復活生き返りギグ」をやってもらった後で飛び込んだら死ねるな。と考えるが、中々復活してくれないので、別の死に方を考えるが浮かばない。
浮かんでくるのは、楽屋で言われた
「なんとか、なるよ、とにかく書いて、書いてみることだね」


そんな綺麗な事はなかった。怖ぇんだ。どうすっかなぁー、とりあえず持ち帰って、難民に愛の手をふざけんな、俺達やつらに難民カフェ行って書く以外方法はないもんな。そっから逃げる手段もあるんじゃない!幸いにも故郷の長崎は思い出せたし、東北辺りの寒空でサトウキビ作って、米軍基地でJAZZでもやるか!
沖縄やんけ!そんな事を考えてたら、生田さんが

「じゃぁ書いてもらえますか?」
よっしゃー、東北いくか沖縄行くかしこって考えよう!
一応締め切り聞いとこう。

「いつまでですか? もう時間あまりないですもんね」

「NOW」

「えっ、」

「机用意しますね」

おい、缶詰か!ワオ!メジャー!

にはなんないよ、死ねないじゃんか、机ってどれっすか、えっ
生田さんの隣?
マジっすか、って事は死ぬの無理なら生きてるフリしてるって
のはどうでしょうか?
結局真横のプレッシャーで書く。しかもmacで。
使い方がまったくわからずにコピペしようとしてCtrl + c押してその後vを押したら綺麗に無くなって彫刻みたいに固まってしまって、むかついた腹いせにmacをフリーズさせてやろうかと思ったが、生田さんにやり方を聞いてどうにか救われる。
しかし、隣に生田さんが居るからまったくネットが出来ない。
あーmixiやりてぇーなぁー。誰に嘘つくわけでもないのに、漢字を調べる振りしてGoogle開いただけでうれしくな
って、青いGに赤と黄色のOがあってカラフルさにうっとりする程度が唯一の休憩時間で、それって日テレ?これって監禁?
おいっ、今何て言った?
いや、違うんすよ、ちがうんすよ、そうなんすよ。
いや、そんなことは、、、、、、、

トイレに行くのも大変で、生田さんのカードダスを借りて、オムロンって書いた白い電磁波キャッチマンみたいなところにぶつけて、ピという音で鍵がガチャ空きして廊下に出れる。ため息40回して、入り口オムロンかまして、また書く。
書いて、書く。それって日テレ?みなまで言うな。
俺がコンビニ好きだからだと思うんだけど、終了したのが朝SEVEN時のフラ山フラ介で、スタバに行ってキャラメルフラぺチーノを店員の目の前で零そうかと思った。
なぜだか、帰りはTAXIで生田さんとご一緒首都高ビュンビュンで帰る。高速から見える朝の東京は三階建てからの本田目線でどこに居るのかがわからない。

これ、普通に考えたらもう終わりでしょ。
ところがどっこい、



つづく

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エンタクシーが発売延期で3月28日発売になったそうです。
ネットカフェに行き飽きてきました。チョロくてチョロすぎる事やりてぇーなぁ。何にもならないやつ。日曜日新宿で飯喰ってたらやたらとうるさい音がして、デモをやってて、歩いてる人のほとんどが友人ばかりで、ものすごく変な感じがして、定食屋のおばちゃんが「何、何!何に反対してんの?」とうれしそうに窓を覗きこみながら、
「何に反対してんのかわかんなかった」とうれしそうに言ってた。

あっ!思い出した。近所のコンビニ店員のblog読みたいって、少し前に書いたんですが、その店員がなんと高円寺で手をつないでデートをしとったんですよ。もう衝撃的すぎて一瞬誰だかわかんなくて、わかった瞬間フワッとなって、しかもデート相手の女の子が同じ深夜に働いてるアジア人の娘で、シランプリお父さんは嬉しくなって興味津々ですよ。俺の消費税がデート代になってんのか。blogないかなー。読みたいわー。
サクちゃんがみんなに内緒で近所の美容室のカットモデルやっててそれを見つけたじゃましマンが松ちゃんに通報→デモのチラシとして採用という流れが以前ありましたが、それを地下に篭ってやりたいですね。ネクラやんけ!ですが、その通り。

バビーン!!

間に合うのか??

2009年03月23日 15時34分35秒 | 場所っプ
いよいよもうすぐ、en-TAXIが3月26日に発売される。
4月4日はそのイベントを素人の乱12号店で開催します。
小説依頼が来たのすべてとネタバレ自供ガイドをセットにして、
en-TAXIの表紙を塗り替えたブツをセットにした即売会を行います。
ココでしか聞けない話もありますので、遊びにいらしてください。
18時スタートです。

さて、小説書き終わって一息つくまでもなく、そのイベントにあわせて
ミニコミを作ってて相変わらずのネットカフェ難民生活ですが、
いよいよ、ほったらかしにしていた美術手帖での山下陽光特集
なんとカラーで16ページを誰かが書いてくれるんでしょ?
と思ってたら、すべて俺が書くそうです。
大変というよりももう、間に合わない。
今回はなんと、プレッシャーゼロのため全編ランちゃんの写真でごまかして
生涯干されるという企画もありますが、なんとか書いてみようと思っております。
そんなこんなで、本日22時から素人の乱インターネットラジオ生放送なので
お聞きのがしなく!
http://trio4.nobody.jp/keita/

壮大な前フリすぎてまったく覚えていない方のほうが多いと思いますが、
ラジオの放送をもう一度聴くと、最初に聞いた場所の景色を思い出す。
という去年の前フリで「山下陽光の大チョロズムパノラマワールド」展にて
伊集院光の深夜の馬鹿力を流したんですが、その時に流した物をもう一度
貼っておくので、聞いてみて下さい。
ギャラリーMAKIの景色がよみがえりました。
早押しクイズQQQのQのQ 『千葉県』

それでは22時に会いましょう


【小説依頼がきた】Part7

2009年03月20日 23時15分50秒 | 場所っプ
前回までのあらすじ。
福田和也氏に小説書いてみませんかと言われ、エンタクシーで小説を書く事になったヤバオ。いろんな不義理とアドバイスを頂きながら、頑張って書き始めたがすぐにズルしてあっさりばれて、原稿を「赤入れ」というレイプされまくりでへこんでしまう。〆切りまで時間がないヤバオ。果たして間に合うのか?



もう、書く以外に方法はないなぁ、とか言いつつ、どうにか逃げ切る作戦を考えるが、なかなか思いつかない。家と店がジャマだ。この頃やたらと店辞めたい宣言をして、近所のクレヨンボーイズ達に「店あげるよ」と言いいまくる。

しょうがない。深夜1時に店を閉めていつものネットカフェに行こうかと思ったが、前回行った時店員に「お客様、ただ今和室の席が満席でして、空き次第ご案内させていただきますが、よろしいですか」
という顔覚え→客の嗜好理解→完璧な対応にびっくりしたので、今回は少し奮発して、個室ビデオスターリンに行こう!
ネットカフェは、天井がやたらと低く、オナラも出来ないし、周りが気になって仕方ない。個室ビデオスターリンならオナラもできる。宝島という名前のJICC出版みたいな名前も気に入ってる。
俺はビデオなんか観ませんよ、PCで原稿を書きに来たんだからねという気持ちで入店するなり「PCが使える部屋は空いてますか」
「2部屋あります」
よしよし、じゃぁ5時間パックのチケットを買って、ちょっと待てよ、最近のスターリンはお笑いの銀皿も置いてんのか、ふーん、この裏の棚は
肌色か、横は肌色、あーレイアウト思い出してきたぞ、このあたりに昔あった肌色は、あるねあるねちょっと抜き出してみるか、結局2本チョイスして、「ホテルがライバル」と宣言する部屋にペットボトルのお茶を買って入り、あー、銀皿借りなきゃよかったなぁ、どっかに隠そうと思い狭い個室を探すが、
どこにも隠し場所が見つからず、両手を真横に伸ばして伸びを
したら、隠し扉が
開いたので、「チャンス」と思い、そこに銀皿を隠したら、肌色と金キラシールが見事に融合した絵画の連続に興奮してしまい、毎度のことながら、ここにくると故郷長崎を思い出す。

皿うどんを知ってるかい?出前で皿うどんを頼むと、使い捨てのビニールサイズの赤キャップの容器にソースが付いてくる。大皿の皿うどんにそれをかけて食べると、んんまいのだが、そのビニール使い捨て容器(寿司のときは魚の形になってるやつ)が、たぶん俺が長崎出身だという事をJICCの宝島の奴は知ってて、
気を使って、
その容器に涙と同じ透明度と、都会の温さとまろやかさを封印した物と、「当店はホテルがライバルですから、食器等の洗い物はこちらのスポンジをご利用ください」
まったく用途のわからない長丸いスポンジと長崎を思い出す為の使い捨てしょうゆ入れをくれて、
さらに、中学の時の物理の先生が近藤だったんだけど、そいつのあだ名が「ムー」だったんですが、ほんとうに意味わかんない三点セットをくれて、銀皿の収納具合と、目の前にあるものをいかに代用していくか、がチョロズムの醍醐味だから、ペットボトルの蓋にお茶を注ぎ、スポンジの蓋を開けて、「何か部屋暑いな」でズボンを脱ぎ、間違えて透明醤油をコカンクスにこぼしてしまい、いけねぇ、何か拭くもの、そうだスポンジ、銀皿回って肌色、手はベトベト、ペットボトルの蓋もこぼして、ぬるぬる、銀皿チカチカ、もういいですか?

そんな愚行をしたあとの中学以来程の背徳感が遊びにきて、落ち込む前に、「あっ原稿原稿」と焦って書き始めたはいいが、手に汗握るスピードで
どんどん進む。そのうちなんだかわかんないけど汗とジュラッシックパークのコラボで、水を得た魚のごとく、手がヌルヌルしてきてそのうちキーボードまでヌルヌルになった時に、死んでやろうかこのやろー気分になって、窓はないけれどウインドウズ右下みたらもう朝だ。4時間40分経ってた。
途中でやめて、外に出て散歩。
店主が店員をむちゃくちゃ叱り飛ばす、環七の立ち食いうどん屋で、朝のトラック野郎ラッシュと肩を突きながら麺をつつく


今日は夕方から、新宿にて宮沢章夫、松本哉、ヤバオのイベントだ。
今日仕上げないと、イカン崎。朝からいつものネットカフェに入る。
どうにか書き始めるが、どうにも進まないので、暇つぶしにネットやってたらあっと言う間に2時間経過。2時間延長して書くが、書けない。
つうか眠い。

帰宅。少し寝て新宿へ。ネイキッドロフト楽屋に案内されて、
申し訳なさ程度に続きを携帯で打ち込んでたら、宮沢章夫登場!
緊張する。色々と話をしたいが、何を話せばいいのやら、というよりも話したい内容は本番で話すべきであって、今は話すべきではない。
キャパシティー博之こと松本哉は来る予感すらない。
二人。
あっ、そうだ、小説の事聞いてみよう!これ大正解でしょ。
書き方教わるのがいいんじゃない?
小説を書いてみませんか?と言われて、まさかのエンタクシーと聞いて
ビビリまくりながら、小説の意味がわからんどころか、「小説の書き方」というホームページを観ながら小説書いてるどうしようもなさだし、しかもそのページを信用しまくったせいで、わけのわからん「神の目線での声」みたいな、何の事だ
かさっぱりわかんない事書いてたから調度いい。

「宮沢さん、実は今、小説をかいてまして、、、、書き方がまったくわからないんですが、小説ってどうやって書けばいいんでしょうか」

「へぇ、どこかから依頼されて?」

「はい、エンタクシーです」

「あっ、エンタクシー、今日中田さん来ようかなぁーって言っ
てたよ」

聞かなきゃよかった。このプレッシャー、どうすんだ、おい、眠り二回の不義理以降中田さんには謝罪すらできてないじゃないか、もし来たら、今日は松ちゃん宮沢さんの頷き&相槌披露だけしようと思ってたのに、動かぬ証拠&プレッシャーの縛り地蔵で何も出来ねぇよ。
「でも、来れなくなったって連絡あったよ」

POW!
よかったぁ。

「締め切りはいつなの?」

「今日です」

「なんとか、なるよ、とにかく書いて、書いてみることだね」

この頃は本当に小説書かないといけないという膜がどこに行っても、何をやっても、それに支配されていて落ち着かない日々で、ヤバオの店で日
曜日にバイトをしてくれているチョンペこと井手実いわく「ヤバオ君が悩んでる時は、ただでさえ散らかってるレジ周り
がさらに汚くなってるから、よくわかる」と言われた。

翌日のお昼までに原稿を送りますいませんメールを、生田さんに送って、
どうにか翌日、気の聞いた店員がいるネットカフェで、書いて、書いてみる原稿を送信した。


つづく


●●●●

本日祝日でズルして飲みたかったんですが、門前仲町の魚三も大坂屋も休みで、しかも門前仲町の交差点にある旨いタコ焼きも休みでしたよ。祝日はどこも休みなんでしょうか?
4月4日の掲載記念イベントのチライヤーが出来ました。シランプリ&素人の乱に置いてるので踏んで下さい。

【小説依頼がきた】Part6

2009年03月20日 04時07分32秒 | 場所っプ
前回までのあらすじ。
JFKに小説を書いてみないかと依頼されたヤバオ。ネットカフェに篭って仮仮
誌に原稿を送ったが、まったく連絡がない。と思ってたら着信アリ。


●●●●●
着信に対応できる場所ではなかった。

かつて「だんご三兄弟」を生み出した佐藤雅彦は毎日新聞で連載していた「毎月
新聞」にて携帯電話の恐ろしさを1999年5月19日の毎日新聞で「新しい心
配」と言い表した。クラッシックコンサートに出かけた著者がやたらと盛り上が
ってる会場に、なんだろうと回りを見渡したら、2階席に皇太子夫妻が着席して
いた。「ここで誰かの携帯が鳴ったらどうしよう」数年前であれば心配する必要
のなかった種類の心配で、これを「新しい心配」と名付けた。
と。それから10年たっている。友人と居酒屋で飲んでて実家の親から電話が掛
かってくるという違和感にも慣れた。モーニング娘。という言葉の違和感どころ
か、携帯で「モーニング」を入力するだけの変換予測で「。」もきちんと入った
モーニング娘。が候補として出てくる。新しい心配すら古くなっている。そんな時代だ。
そんな最先端の過去をぶら下げながら、仮仮誌からの着信。場所が悪すぎた。

近所のDramaという銀皿を貸し出して肌色と目がチカチカする画が動き出すブツを
貸してくれるコーナーにいた。

「はい」

「仮仮誌の田生ですが、今お時間大丈夫ですか?」

まったく大丈夫じゃないよ。僕は天使じゃないよ。
「はぁい」

「今お店ですか?」

「いえ、違うんですよ」

「近日中に赤入れしたいんですが、時間ありますか」

「はい、大丈夫ですよ」

「いつ頃がいいですか?」

「いつでも大丈夫ですよ」

ヤバオのやり取りをおさらいしてほしい。ヤバオの声は受話器の向こうの田生さ
んには発していない。アダルトコーナーの他の客に対して言ってるようなものだ。
こんな場所でまともに会話出来る方がおかしい。

New心配ofNew心配のおかげで借りたいブツも借りずに帰宅。
とにかく縛り地蔵憧れで今は小説を書かないといけない。

毎回やり取りしている友人が「こんな感じにまとめたらいいんじゃない」という
サンプルという名のゴーストライティングして頂いた原稿によく似たサンプルを
送ってくれた。

個性だの、俺だけのだの、いろいろとあるかも知れん。ただ、面倒臭いし、この
サンプルでいいんじゃねぇ?

誰だ?誰か今悪魔っぽい囁きしたな!

俺でーす。

ゴースト文章をチョロ変えしたのを仮仮誌の田生さんに送った。

これはまとまってるでしょ。おそらく。

本日赤入れ。いつものように店を開けるが、近頃めっきり友人知人から「小説進
んでる?」と聞かれる。ブログをみんな読んでくれてるんだなぁと嬉しい&プレ
ッシャー。今夜田生さんがやってくる。「赤入れ」って何だろう?二色刷りって
事じゃないでしょ。昭和35年に発行された俺の宝物「印刷ユーザーガイド」を
めくる。この本は当時の様々な印刷技術サンプルの本で活版印刷やオフセット、
グラビア、投票券、小切手、クリスマスカード等のサンプルが入りこんだ意図し
ないコラージュ本だ。この本の付録10ページに「校正記号表」というのがある。

「文字、記号などを取り去って、あとを詰める」これを「トル」というらしい。
その他にも「トルツメ」「イキ」「ミン」
「ポ」「倍」「アンチ」「小キャップ」などまったく意味がわからない事だらけ
だが、この文字だけが手書きの「赤」で書かれているから、おそらく今日はこれ
をやるんだろう。とにかく知ったかぶりをするに限るな。直ぐさま付録10を切
り抜いて練習。「トルツメ、アキでアンチ入れてポで」いいねぇ、「倍で分をミ
ンにした部分をオモテにしてイキにしたとこトルエンで」いけるっしょ。中笑い
はとれるんじゃないの?たまたま店にきていたまくち書房の口井さんに披露した
ら「絶対ウケる」という太鼓判と校正表が古すぎるから「アンチ」や「小キャッ
プ」は通用しないと思うから要注意と。

田生さんは深夜にやってくるが、ここで忘れちゃいけないのが酒を飲んだら終わ
り。ということ。飲みまくって眠って不義理してしまったのだから、待ち合わせ
場所をどうにかノンアルスポットにしておきたい。
「ファミレスにしませんか」というヤバオの提案に田生さんは「高円寺にファミ
レスありましたっけ」というまともな返しに対して「ありません」と答えて中華
居酒屋へ入る。

酒だけはまずい。飲んだら終わり。限界破滅ギグの蓋が開く。セーブしようと素
人の乱セピアのマスターNORANEROが最も嫌がる空気を読まない行為「飲
み屋に入って定食を注文する奴」になって定食を注文しようとしたら「一杯くら
いいいじゃないですか」という田生天使の声が!
甘えていいのか?寝ないのか?いや、駄目だ。ここで飲んだら一杯が二杯になっ
てしまう。止まるわけがない。相手は中華だぞ、甘くみるな。ここは冷静になろう。

「すいません生二つ」

やっちゃったよ。乾杯。

うまいねぇ。ダメだよ危険だよ。
また田生さんがピータン、麻婆豆腐、から揚げ、豚足スープとかギャンギャンに
頼むんだよ。ビールなんてあっという間にオケラ節よ。オカワリもらおうかな。
いや、ちょっと待てよ、まだ原稿すら見てないよ。とりあえず「ウーロン茶下さ
い」いいねぇ、きっと店員もこの感じを読み取ってるでしょ。こんだけの相性のいい
つまみに対してウーロン茶頼むナンセンス=チョロット焼酎入れておきますよ。と
いうサインでしょ。ビール→ウーロン茶。こんなナンセンスはないわけだから店
員の気遣いに期待。
「オマタセシマシタウーロンチャデス」

ウーロン茶だった。気遣いゼロだった。

飲みたいのみたい気分を抑えながら食べる。
飲むはウーロン茶。中華とウーロン茶がまた相性いいんだ。
でもようぅ!呑みてぇ、飲みてぇ。

「いろいろあるんですが、まずは見てください」
プリントアウトされた原稿を渡される。
レイプに次ぐレイプ。
赤、赤、赤。
パイロット、ぺんてる、パーカー、ボールペン会社すべて集まっても
こんな赤は出せないんじゃないかって位、赤い。
かなりの大枠で囲んで「トル」と書かれてる。
「トル」!!ワァオ!メジャー!と思ったのは最初だけで、出てくる出てくる
「トル」ラッシュ。そしてたくさんの赤字で書かれた「?」マーク。
落ち込んで下を向いてもテーブルの角しか見えないので、
手首を当てて、スッーとスライドさせて見せる自殺を考えるが、却下。

「ここの描写はまったく意味がわからないんですけど」

あっ、これはまず鍵持って開けますよね、そんでバーンってやって、
そんで、シカトしながら、入ってバンってやってブーンってなるんすよ、

「なるほど、でもこれじゃぁまったくわからないですね」

と、の、ほの、とほほでやんす。

その後も何度も身体を使って説明して、「言われないとわからない」
と言われ、レイプされまくりで、逃げ出したい&諦めたいスイッチが入る。

校正記号が書かれた紙を取り出して、どうにか、
「イキ」ですかね?「小キャップでポにしましょうか?」などという愚の骨頂ギグ
をやるが、
「何を見てるんですか?」
と言われ、待ってましたといわんばかりに、紙を渡すが中笑いどころか、
小、5笑いの薄瞬き笑い程度に終わる。
レイプされて自殺もなしじゃないな、その後も、
「このあたりだけ文体がちがいますよね」
という鋭い指摘をされて、
「そりゃぁー、そうっすよ俺じゃない人間がそこ書いてますからねぇ」
とは言えず、どうしようかなぁー、と思ってたら、
やっぱレイプされた後っておかしくなるんすかね、言ちゃったんすよ、
「実はチョロっと書いてもらったんすよ」
「やっぱり」
バレるんですね。
3月6日の宮沢章夫さんとのトークイベントのチラシを渡して、店を出る。
「じゃぁ、明後日までに原稿の直しよろしくお願いします」
と言って帰り始めたので、サラリーマン文筆家の精神が分泌してきたので、
同じ方向に歩く。
「どうしたんですか?帰る方向逆じゃないですか? 」

「何言ってんすか、舎弟じゃないですか、見送ります」

「いや、いいですよ、じゃぁ飲みにいきますか」

もう午前三時を回ってる、飲みたい、、、いや、試されてる。

「いや、今日は、、やめておきます」

明後日は新宿で宮沢章夫、松本哉、ヤバオ、三人トークイベント。
呑まないわけがない。明日までに原稿を書き直さなければ。

つづく


●●●●


いよいよ3月26日に仮仮誌ことen-TAXI(エンタクシー)が発売されます。
福田和也氏に「小説書いてみませんか」と言われビビりまくって書いた超短編
小説がどうやら掲載される模様です。
それを記念してものチョロいイベントを開催します。

●4月4日(土曜)
素人の乱12号店(高円寺、シランプリの斜め前)
18時から20時くらいまで。
入場料は未定ですが500円以下なのは保証します。
無料の可能性アリ。

エンタクシーを調子に乗って50冊買い取ったので、そこで販売いたします。
980円
ここで売ってるエンタクシーは本屋に売ってるのとは違うバージョンで、
表紙と裏表紙に仕掛けがあって、
表紙を変えて違うものにして、そこにマジックテープが貼ってあり、
その上には「小説依頼が来た」VOL9までの完全版と
裏表紙のエンタクシーにも同じくマジックテープが貼ってあり、
「ネタバレ完全自供ガイド」が付いてきます。
「小説依頼が来た」を読んで本編の小説を読んだ後にさらに
「ネタバレガイド」でそういうことだったのかー。が味わえるブツに
なっておりまして、完全特殊パッケージになっております。
そんなこと言われても遠くて行けないよ!
という方には郵送するので、メールにてお知らせ下さい。
「小説依頼が来た」完全版はどなた様にも無料で郵送するのでお知らせ下さい。

近所でエンタクシー買うから「ネタバレガイド送ってくれ」という方に朗報です。
「ネタバレガイドは非常にデリケートな材質で出来ておりまして、リンク不可の無断掲載すんません、という
内容になっておりますので、「エンタクシーを持った自分」の写メをメール貼り付けて、
名前&住所と小説を読んだ感想を書いて送って下されば、こっそりと飛脚憧れの民営化に送らせます。
なお、いただいた写メは個人情報のルールに従わずネットに大公開するので、顔バレNGの方はエンタクで
顔を隠すなどの方法で写メを送っていただければ幸いでございます。

bashop77アットyahoo.co.jp
アット=@
お電話090-6044-0140
山下陽光

では、皿バイ

【小説依頼がきた】Part5

2009年03月14日 21時34分07秒 | 場所っプ
前回までのあらすじ。JFKからの依頼で仮仮誌に小説を書く事になったヤバオ。度重なる不義理をやらかしながら、小説を書き始めたのだが、、、

●●●●●●
うーん、レッツダチ公は褒めてくれたし、このまま書いていけば楽勝なんじゃないか。生まれながらの天涯孤独、苦学生、睡眠時間を削っての労働等を主にやってきたヤバオを一言で言うならば「楽天家の努力嫌い」

楽勝っしょ。
立石行くべ。飲んで飲んで飲んで。。。

かすかにはあった。頭の中に小説の事が。しかし忘れたかった、ビビってた。ちょうどこの頃に【小説依頼がきた】Part1という日記をヤバオはblogに書いた。それを見た友人らに冷やかし&頑張れ声で「作家先生」呼ばれして少なからず調子に乗っていたのだ。しかもヤバオは常にblogも小説も携帯電話からの投稿だ。
小説の書き直しを携帯でやるのがとにかく面倒でしかたない。

電話が鳴る。

知らないけれどなんとなく見覚えのある東京03から始まる数字が並んだ番号。

やはりか?

「仮仮誌の生田です」
原稿進んでますか」

「いや、あの、今半分くらい書いたんすけど」

「おっ、凄いじゃないですか、半分でいいんで送って下さいよ」

「いやぁ、送りたいんすけど、友人に見せたら最初は凄く面白いけど後半は意味わかんないって言われたんすよ」

「凄く面白いって言われたら気になりますね。是非送って下さいよ」

マジかよ、嘘じゃないけど本当じゃないのよ。でもまぁ送ろう送ろう。これで却下されたらしかたないし、オーディションみたいなもんでしょ。

電話を切った後すぐに田生さんに原稿を送った。

その後ビビって何度も携帯で書き直したりしながら何パターンもの小説を書きながら最後までは書けない苦悩して太宰治のマネをしてみるが、なかなかどうにもイカン。携帯で書くからいけないんじゃないか?

ヤバオはふと、そう思った。原稿用紙と万年筆そして蕎麦屋。着物も欲しいな。調度都合よくヤバオがやってる古着屋の近くの蕎麦屋が骨折交通事故からの復活営業したばかりだ。ここで日本酒そばがき舐めながら原稿書くのもわるくないな。
いや待てよ、ここは都会ルールのシランプリを決め込んでくれない他人に関心しか持たない商店街。昼から日本酒、そばがきなんて舐めながらの作家行為をしてたら主人から「ヤバオ何書いてんだ」からはじまる質問によるレイプで狂い咲きサンダーロードになる以外方法はない。喫茶店でパソコンカタカタやってても違和感はないが、原稿用紙に何か書いていたら、何かの奴だと思われかねない。やはりベルク店長見習って携帯投稿か?いや違う。それこそ新宿ベルクにて自分の隣に座ってるオッサンが酒をガンガン飲みながら原稿用紙に書いたり書かなかったりしてるのを見たことがある。その時は勝手にその人を中上健次だと思い込んでいた。何故かと言うと宮沢章夫のエッセィで中上健次を新宿のサウナで見かけたというのを読んだ事があったから勝手に思い込んでいただけだ。しかし中上健次をよく知らないから本人だとしても何にもならない。とにかく原稿用紙を持ち歩くのはまずい。

コピー用紙を何枚かつまんで近所の喫茶店で書く。
ワァオ作家!うんいいよ、いいよこの感じ。電車の中でもよくメモを書いた。書いていると強烈な視線の矛先がどこにあるかを感じる事ができる。そういう時は殺す相手をじっと見つめる行為を湾曲させるに限る。メモ帳に、こう書く「もしこれを誰かに見られたら大変な事になる」その後、殺す相手を見てはいけない。

とにかく喫茶店で書いた原稿をネットカフェで打ち直す日々が続いた。仮仮誌からの連絡はない。

いや言い訳だ。ネットカフェには死ぬ程通った。天井の低さや隣の501(リーバイス)を穿いてないおかげさまのYKK?TALON?スコービル?とにかくZIPを下げる音から連想される行為を予想したり、パソコンを触れる嬉しさからか、ネット中毒になってしまい、関心の原稿は6時間コース退出30分前に焦って書く程度で、YouTubeで見たいのかどうかさえわからないような動画を見まくる日々だった。
Dragon Ashがでかいホールでやってる動画がすばらしい。いつ頃かわからないがジブラとコラボした曲を失楽園息子乃介が歌っていたらジブラが全身黄色の服を着て出て来る。その出かたと動きがじゃましマンそのものの動きでたまらない。どういういきさつでその動きになるのかが検討できないが、顔を隠す為にマイクを持った手と、もう一方の手を顔近辺で高速上下しながら、屈伸とコサックダンスの中間のような動きで踊り唄い狂ってる様子はマイク掴んだらマジでナンバワンの名を欲しいママにしている。紙と携帯とパソコンの距離を計る物差しをそろそろ用意しておかないといけない。今は携帯で打ち込んでいるから黄色ジブラのアドレスを貼れない代わりにその景色の感想を書くが、パソコンからならアドレス貼ってあばよ。紙ならば家に帰って、ココを思い出して捜し検索するだろうか?紙が1番遠いところにいる。その距離を縮める為の実験が、この連載の目的である。物事は過程が1番面白い。

さて、仮仮誌からは何の連絡もないが、信頼できる友人に何度も書き直した原稿を送りながら感想のやり取りをする内に一つ大切な事に気がついた。
いつも携帯から書いていて画面右上に文字数が出て指定された原稿文字数を満たしていたから安心していたのだが、ある日衝撃的な事実が、、、、、、
なんと携帯の右上にある文字数は実は何バイトの表記で文字数ではなかった。実際の文字数はその半分。つまりあと半分を書かないといけなかったのだ。

どうするヤバオ??
シランプリするにも時間がないぞ、、、、、


登録してしまった番号から電話が鳴った。




つづく

パックランドで万引き

2009年03月14日 00時09分01秒 | 場所っプ
さぁーて皆さん、どんな時間ですか?まだ起きてるんですか?深夜の更新はうれしいですね。まだ起きてるんだぁーと思って繋がってる感じですもんね。もしくは通勤列車の中でキツキツの社内で、頑張れ親指スクロールでしょうか?それとも何年も先の未来からの検索して「火火、防犯登録」キーワードに引っかかって来た方々もいるかもしれません。おはよう、こんにちは、こんばんは、いつ見てるかわからないから、挨拶全部。ひかるでーす。
最近さぁ、確かに調子に乗ってたわ。メディアをマスったような調子ノリオな事ばっかり書いてたけれど、この日記を4、5年見てる人はもうタイトルだけで気がついたと思うんですが、久々に書きますよ。
今日は第二火曜なので何だか無意味に夕方からソワソワしてたまらない。風も強いから早めに店を閉める。研磨研磨。まだまだ寒い。家の湯たんぽだけじゃ寒いから摩擦で部屋を暖かくする為に高速の回転機があるから、それに入る銀色の皿を探しに行く。今日は安く皿を貸してくれるらしく、男はつらいよを二本チョイスして、定番のパックランドをどうにか店員にばれないようにしながら、アクション→ドキュメンタリー→ヒューマン→韓流→お笑いコーナーをぬけて2階の肌色へと落ち着くが、銀皿サービスデーだからかフジロックいやロウライフいやドムスタを越える盛り上がりで客が多すぎて酸欠状態。殺気と熱気とジェントルマンな空気に押し潰されそうになりながらも、俺は摩擦で部屋を暖かくする為の高速の回転機を入れる銀色の皿を探しに来ただけですよ。という強固な身体でいるが、回りも当然そのような安い芝居の身体で「そんな肌色なんてみんな同じでしょ、こだわり?あるわけないじゃない」こんなズルムケ芝居身体で、摩擦の為の銀皿の棚を違う客が見てそこに近づいてもさっ、と避けてくれる。満員電車に似た狂気を下地にした静かな動乱(意味は知りません)な店
内で大声で店員に質問する客登場!

「藤崎唯(チョロ間違い)ありますか、パソコンで調べてもらえないっすか?」
「はぁ、ただ今レジが混雑しておりますので、少々お待ちいただけますか」
ほうほう、摩擦の為の銀皿に名前指定するんすか?好みがバレて恥ずかしいとかないんすかね、その後見つかって、「こちらですね、名前がYouという名前で出てる場合もありますから、ここにあるのが全部という訳ではないですけれど」

ほうほう、柚木=Rioみたいな事ね。なんとなく、なんとなく聞いた事あるよ。ただ、俺は暖房だから、本当にそういう意味じゃないからねぇ。

その後のヤバオのやりとりも凄い。

「えっ、ここ?こんなにあんの?そうそう、確かそんな名前でも出てんだよね」
「はぁ、、」
「あったぁぁ!!!!、あったよ、ほら、コレ、コレ、コレだよ」

マジかよ、と。満席酸欠並みに客がいる肌色コーナーですよ、そこで店員と意気投合でコレコレ絶叫ですよ、デラシネか!んで落ち着いて、とにかくシランプリ始めて以降はやたらと誰かに会う可能性があるからキョロキョロしながらセレクト繰り返して、たまに客やシランプリ前をよく通る人がいるんすよ、やりにくいから、常に下ばかり向いたりキョロキョロしたりを繰り返してて、最も人に会いたくない場所でしょ、昔このパックランドでフリークスというバンドのムネジ君という兄貴に拒否できない程にバッタリ出会ってしまい「おぅ、ヒカル!!」あっさり声かけられて、その後ムネジ君は目当ての研磨剤がないとわかると「またな!」と、その間わずか20秒。カッコイイ!良すぎる。なんだこのバッキリ感覚は!その後もムネジ君は宮沢りえの写真集を「ボッキもんだぜ」というナイス批評しておりました。こんなにカッコよくはなれないなぁと思ってたら、来ましたよ迷惑な客が。

「うわぁースゲーな、なんだこれ」

サッズの清春さんにKILL THE JAP Tourで連れ回されて殺っズしてくんないかな?

カップルなんすよ、ブス&ブサイクの。そのWブのサイクの方が見えるラジオよろしく、フジロック満席越えのギンギンな店内で俺達をインテリア扱いしながら聞こえるように、スカトロ女(ここだけ具体的な表現なんすね)に何か言ってんすよ。格差社会とか景気悪いのとか興味ないんだけど、いや何で興味ないかっていうとそういう状態なだけでしょ。いやそれはいい。なんなんだよ、このインテリア扱いは、おい内装か俺は?壁紙か?
「いない」って扱いと、おまえら寂しいんでしょ?俺ナオン。その見せびらかし気持ち悪ぃ、てめえらの今夜のグフフなシノラー音頭はしらねぇよ。何っさの屈辱なんだよこれは!
ピンロン「カノッサ?」 正解です。

それでもなんとか落ち着いてレジに行ったら、
「来てるの気付いてましたよ、やたらとキョロキョロしてましたね」
と、パックランドバイト歴10年男にもろバレしてて、えらく恥ずかしい。そんなこんなで会計済んで一階に下りたら、始まりましたよ。おい劇場!ブザー鳴らせ!

居るんすよ。なんて言えばいいのかなぁ。素人の乱って知ってますか?なんだか高円寺にたくさん店があって俺もそうだけど近所のリサイクルショップ素人の乱で働いてる1989年生まれのヤングが居るんすよ。パックランドに。そいつがね、松本の松ちゃんと長野のとんでもねぇリサイクルショップに修業しに行って長野って書いたハッピを来て帰ってきて、それ以来毎日そのハッピを着とるんですが、背中になんじゃソレと言いたくなるような文字がプリントされてて「火」の上にさらに「火」が重なってて、旧漢字でしょ?たぶん携帯からは出せないと思うんですよ。ゴルゴ松本がジャンプ繰り返して「ほのお、ほのお」って言ってた「火火」が鮮やかに俺の目に飛び込んできて、「ああっ、村上君が着てるハッピって流行ってんだぁ」とは思わず、やっぱり本人ですよ。まずいよ。
「火火」がまたさぁ、自由な動きするんだよ。バチと壁に張り付いて隣のまだまだ新作7泊8日コーナーから逃亡くそたわけか何だか知らんDVDを取ってから見える向こうに火火がいるかどうかを確認する作業をしてて、これで火火が2階に行ったら同罪として、心のblogにログインなんだけどまったく2階に行かずにあっさり会計して帰りやがった。よかったよ。なんかの間違いで階段下りて火火がお笑いコーナーにいてバッタリ会ったら何にも言えないしょ?
「あっ、ヒカルさんズリっすか?」なんて聞かれたらどうすんのよ。
「あっ、うんちょっとヤスリがけでもしようかな」こんなほぼ直接トークすりなら死んだほうがマシ。よかったよ本当に。
どうにかチャリンコに乗って深夜の道を帰ってたら、橋のあたりで「すいませーん野方警察署ですが」という声がするではないか。何日か前にそれこそフリークスのアマチャンがチャリンコの防犯登録職務質問拒否したら散々でムカついた。という日記を読んだばっかりだったから、よし、と力を入れて何がなんでも拒否してやる気分で通る。
「電気つけてね」
おっ、近づいてきたなぁ、とりあえず電気は付けるか、停まんないよ俺は。
「あっ、ずいぶん古い自転車ですねー、気をつけて」

あれ?停めて番号確認しないの?「えー、杉並エコーのE」とかないんすか?あれか、顔だろ顔で決めたろ。俺の顔がどこにでもあるけど、どこにでもある顔。顔がチェーン店みたいだから安全すぎるって事でスルー過ぎるだろ。ちょっとしたやりとり期待してたのに。
部屋に着いてシコって寝た。

カタパット猫

2009年03月10日 23時47分46秒 | 場所っプ
寒い。ネズミの季節はいつですか?ネズミを殺さずに逃がす方法はありませんか?自宅でも猫を飼えばいいのかな?

さてもう先週ですが、宮沢章夫×素人の乱トークイベントやってきました。宮沢さんが書いた本で素人の乱の三人デモを絶賛していただいてたらしく、ちょいとはやめに到着。その後宮沢さん到着して楽屋で二人で、気まずい二人という本を三谷幸喜に書いて貰おうと思ったが、小説を書いてる真っ最中なので相談しようと思ったが、この辺りは【小説依頼がきた】Part6あたりに書きますね。で遅れて松本哉登場で楽屋で三人デモ状態になってしまい、トークで話す話をしても仕方ないから、そうじゃない話をする。これがまた一番たちが悪くて、話したい事はあるけど話せない、犯人とテレビのレポーターがいて、テープチェンジの為しばらくお待ち下さいと言ってカメラマンがいなくなってる状況。無難にネットカフェ話を哉たら、松ちゃんまさかのリラックスでコロコロ読み始めたかなと思ったらネンゴロで横になって、マジ眠。楽屋からモニター会場を見る。司会者が謎のラップを始めて初めて三人とも「帰りましょう」と意気投合して会場へ。

満席。

松ちゃんと宮沢さんの嘘っぽい落語トークが楽しくて頷き相槌Kingの役割を忘れて聞いてしまう。

宮沢さんがトーク中に「腹減ったなぁ、なんか頼んでいい?」とまさかのソーキそばを注文。喋りながら秋葉原むにゃむにゃ高円寺むにゃむにゃ身体むにゃむにゃ

「宮沢さん、食べ終わってから喋ってもらっていいっすか」と言ったら

「何喰ってんだ、俺は」
最高でした。
その後も「俺の叔父がパン喰って自殺しようとして」という話も面白く。
「食べ過ぎて詰まらせたんだけど死ねなかったんだよ」
それってよくある話で自殺しようとはしてなかったんじゃないんすか?というツッコミはビビって出来なかったけど本人が
「何の話だっけ」と言ってた。
後半は飲み過ぎてむにゃむにゃになってしまったけど、ここまで書いて、この日に来てた「半分でいいよ」さんがシランプリにやってきてびっくりして、「今まさに日記書いてたんすよ」と携帯画面を見せる。
そんな感じで、どんな感じだい?

旅行にカメラ持っていくの忘れて見た景色が美しすぎて、、、、、

渡部歩きでお馴染みのアンジャッシュワタベがやってるラジオ番組のゲスト幻冬社の社長が出てて、尾崎豊の本を作った時のエピソードを話してて、うーんと聞いてたら、アオケンがやって来て「幻の酒HAPPOSYU」で乾杯して、うんよい気分でもう寝るか。そんなわけねぇーだろ暴走して飲みに行きたいところですが、残念ながらリアルタイムな話なので今日はここまで!

と思ったら、三谷幸喜のラジオ番組はじまってびっくり!スペシャル番組やるらしいですよ


ランとカタパットの相性が良い

万引き

2009年03月09日 20時37分51秒 | 場所っプ
いやー、色んな事が起こりすぎててメモ程度。全てラジオで話します。

友人を紹介したらお互い意気投合して、やたらとマニアックな意味わからん話を俺を介して話をされて、この感じ何なんだ?

誰かが万引きされて犯人追っかけてローラーブレード逮捕した事件の真相すべて話します。

宮崎章夫×松本哉×山下陽光ネイキッドロフトで何の話しをしたのか?
おい俺!小説書けない相談しただろ。

便座にウンコ漏らしたやつの気持ちわかる?俺はわかる。それは昨日の俺だから。

ヒカチャン小説書けてんの?そろそろ発売じゃねぇの?

新宿=美人ばっかり。ABCマートでスニーカー買いたい。

美術手帖で今度16ページもヒカチャン特集だってよ、昨日編集の長と編集の方と飲ん兵衛決め込み打ち合わせしたらなんだか、とんでもない事にしかならないような方向に走りだしてるぞ。

インターネット感覚の身近な人間の死の距離。


要求できる立場じゃねぇだろ!


などなどとにかく盛り沢山放送するんで、22時から素人の乱 インターネットラジオ聞いてね。

誰がバンヘルシングを殺したのか?

【小説依頼がきた】Part3

2009年03月04日 20時54分36秒 | 場所っプ
前回までのあらすじ。
JFKに小説を書いてみませんか?と言われ仮仮誌の編集長らと打ち合わせの時に三軒飲み屋に行って二軒で熟睡する不義理ギグの後、実家に帰る準備をしてたら編集部田生さんから「玉稿お待ちしております」とのメールが!!締め切りは二月末日。ヤバ夫どうなる?

しるかグローバル!!

●●●
うーん参った。不義理したのに書いてという依頼が来たという事はもうギャグじゃないんだな。よし書こう書こう。ちょっと待てよ小説って一体何をもって小説っていうんだ? 「小説 wiKi」検索だぁーい(次はこのバンドだぁーい相原勇テンション)
フムフムなに何?

小説 wiki 曖昧思い出し結果。

散文で構成された虚像を偶像化して作られる物語

えっ?まったく意味がわからんよ。どういう事よ。本当にわからん。
小説は本当にW村上一冊づつ程度しか読んでない。だからそれをミックスしたような小説にすればとりあえず大丈夫だろう。あと何冊か読んだことあるけど大体小説ってのは
「モラトリアム 大学二年の夏 好きでもない女とSex」これが出てくれば小説として成立するはずだ。

ヤバ男はまだ自分が青春小説しか読んだことがない事に気がついてなかった。

うーん参ったな。大学も行ってないし、小説みたいな女も知らない。言いたかないけどモラトリアムの意味もよくわからん。たぶん読んで面白かったらオッケーでしょう。

とりあえず本屋で「暗いところで待ち合わせ」乙一 を購入。テクニックOFテクニックの乙一を買ってる事が既に間違えているのだが、、、、


なんじゃこりゃ、読んでてすべて映像が浮かんでくるぞ。文学ってこういうことか。住んでる家や台所からの景色。さらには、主人公が田中レイナ(なっちゃん)で男が韓流男優ってとこまで浮かぶ。これ映画化したら相当面白いやんけ。いや、待てよ。よくよく考えたらこれ映画で見たことあるよ。だから買ったんだ。意味ないじゃーん明石家マンション最新ギャグが遅すぎた。
映画を最初に見てるとそれ以外が想像できない。だめだこりゃ。いかりや長介の、、いやもういい。

まいったなぁ、おっ鉄割の戌井さんからメールが来てるぞ。

日 付:2009/02/13 13:22
件 名:いぬいです

こんにちは、おげんき?
昨日、フィルムアート社の影山さんと
話してましたら、ヤバオ君の話が出てきました。

んで、今発売している、新潮に
また小説出てますので、読んでみてくださいな
ではでは

今年、大不況、もともと底辺な我等
不況の煽りあまり実感ないまま上がっていきましょう。

いぬい



おおっ!!!ヒントオブヒント戌井さんの新作小説新潮に!
返信に今度俺も小説書くんすよと書こうかと思ったがやめた。
買うベ買うベで高円寺文庫センターに行くが置いてない。なんでだよで違う本屋で購入。
「まずいスープ」戌井昭人 うん読もう読もう。俺の小説は「松井ソープ」ってタイトルにしたらばれるかな?
うん団子屋団子屋うん団子屋。あれ?何にも頭に入ってこないぞ。ひょっとして小説ってのは音楽とかといっしょで、フラれた時に悲しい曲聞いたら悲しくなる感じと同じで、見る時、聞く時、読む時の個々人の情況で内容すら変わってしまうんじゃないか?
とにかく盗もうとしてる空気を印字された紙に読まれているような気になる。それは、とにかくまずいスープだった。

うんどうしょう。本だ本。
おい関根か!テメェ、オメェ仮仮誌買ってるって言ってたな。ちょい貸してくれよー。

無理矢理分取り読んでみたら、なんだよこれはスターの本じゃねぇか、なんでこんなスター本に俺が、、書いても読者はあんた誰?って事にしかならないな。スチャダラでも聴こうかな。

まいった、ばっかりは言ってらんないし、あと二週間しかない。

ヤバ夫はとある事を小説に書いて欲しいと依頼されていたのだ。
とりあえず資料を集めよう。
いろんな手紙や日記などを読み返すが、当時をまるで思い出せない。どうにも書ける気がしない。
しかもちょうどこの頃借りてたパソコンを返して欲しいと言われて、バカを家に呼び付けて肌色が画面の八割を超えて写されている物や、検索で言葉を入れると女性の名前や職業、衣服の種類などの言葉の後にあなたのファイルをおもてなしいたします。というような英語の言葉が入っていてそれが候補としてドカーンと出ないようにしてもらい。他のパソコンにお気に入りその他を移動。で、ネット開通しないんだこれが。なぜかパソコンでDVDも見れない。どうなってんだ!携帯で小説書けって事か?俺はベルクの店長か?いや落ち着け。締め切りまであと二週間しかないぞ。
よし書こう!と携帯で書き始めたが当時を思い出せない。しかし書く。
なんとか半分書いた。

ちょうどその頃、別件でインタビューが掲載されるという事で赤入れをしてほしいと言われてたので、一緒にインタビューをされた友人と一緒に赤入れをしながら、友人に小説の事を話した。

「書いたの、見してよ」

「えっ、見るの?」

「あっ、いや、まだ途中までしか書いてないから」

彼からプリントアウトされたインタビュー記事に赤入れをしながら、彼には途中まで書いたの小説送った。二人が深夜のハンバーガーShopで何かを読んでいる。

「面白いよ、これ!最後の方は意味わかんないけど、いいと思うよ」

ギャオス!マジか?テンション上がってきたぞ。

飲み行くべ。

つづく。

●●●●●●●●●●

明日新宿ネイキッドロフトにて
「来るべき素人のために」と題して
宮沢章夫(遊園地再生事業団)、松本哉(キャパシティ裕之)山下陽光(頷き&相槌キング)によるトークしやべり場が開催されます。1000円Drink代別

あと、現在発売中のQuickJapanに昨年のチョロズム展の事とじゃましマンの限界演芸展と福住廉さん、そして佐藤修悦さんの事をチョロズム展でアベデミー賞を受賞した五所いや失礼、御所純子さんが書いてくれております。

雪&雨で人殺しみたいな人情零の天気で店が暇すぎます。

というわけで明日素人の乱シランプリはおやすみいたします。


ズリセン

【小説依頼がきた】Part3

2009年03月02日 14時38分08秒 | 場所っプ
前回までのあらすじ。JFKに小説書いてみませんかと言われ仮仮誌の編集長と打ち合わせで飲みまくりで眠る不義理をかましてしまい、、キンタマも五、六個落としてしまい、連絡がぱたりとない、、、

まぁしょうがないっしょ。全ては夢。翌々考えたらおかしいでしょ突然小説って言われても書けないし、いやもうホントに嬉しいっすよ、やれるんなら全力でやりたいしW村上一冊づつ読んでるからね。たぶん書けるしょ。だた、だだ、ただっ問題なのは寝たっしょ俺、キャバクラにしろ風俗にしろバーテンやるにしろ寝んゴロだけはダメっしょ、謝るならまだしもびびって謝れないって中学以下の不義理。電話すっかね、すいませんでしたってさ。神保町のスタバの近くに看板見ただけでお腹痛くなる包丁屋あるっしょ、あそこで刃物購入で編集部行ってハラキリ切腹すいません土下座したら、まあまあって言ってくれるっしょ。赤絵の具&ケチャップビニールに入れて腹に仕込めば、しかめっ面で大丈夫だとしょう。で、じゃあわかったそこまで反省してんなら、書いてみるか?って言われたとするっしょ、その後よ問題は、書けるのかい?小説なんて?


いや無理だ。バックレよう。

つうかもう充分でしょ。荷物もあんまりないし実家帰って一生「小説書いてくれって言われたけんねー」これ肴で生涯呑めるな。よしアート引越しセンター近くにあるのかな?検索してみっかな「アート引越し 鷺ノ宮」 あれっメール来てんなぁ、またどうせ「BBS見ました」ってタイトルのエロメールだろ。しょうがねぇなこの際酒の肴増やして思い出増やす為に引っ掛かってやろうか。

あれ違う

「仮仮誌の生田です」

えっ、マジ?
あっ、あれだ、ごめんなさい。寝ちゃって金払ってなかったから、あっ本当にすいません。いくらかなぁ、いやちょっと待てよ、金払わずにバックレってどう?逃げるように帰ってきたってのよくない? いや、よくねぇな。しょうがねぇな、




「玉稿お待ちしております。 生田」


おお、、、マジか?これまじか、おい嘘っしょ、トンホ?トンホなのこれ、どうする?ギャーー!!!締め切り二月末日!もうすぐだ、ちょっとアート引越しちょい先にしてみるか、飲もう。ちょい、おいさくら!酒酒だ、今日は画面見ながら酒のむぞ。
やべぇな玉稿ってなんだ。
キンタマついてっかな、やべぇ二個落ちてる。からっぽだ。ふわふわしてんな、いなりがフグリになっちまったな、らっきょ入れとくか、包丁買わなくて済みそうだな。

ただ、どうすんの小説書けんの?無理だべ。

いや、もうやるっきゃ騎士。

つづく。



●●●●●●●●●●●
本日22時から生放送
インターネットラジオ
●素人の乱●
ブルーマンデー
22時に素人の乱のホームページを開くと放送が流れます。

本日の放送
【小説依頼がきた】真実の続報。

ニルバーナコーナー

オグシオ上戸彩の元気ハツラツバトミントンのラケット短いっすね。

怒るぞ笑笑の山芋揚げ!フライドポテトと同じやんけ

3月6日新宿ネイキッドロフトに宮沢章夫、松本哉、山下陽光出演トークイベント告知

色々な話が舞い込んで来て忙しくなってきたやんけ!

現在全財産3000円ってやばくないか?一年で1番売れない2月にいつものペースで飲んだらこの有様。おい金貸してくれコーナー。

釈由美子ビールサーバーと真逆の宮澤商店に羽交い締めにされて酒を無理矢理一気させられる、あの飲み会どうにかなりませんか?

和田翼の非安全地帯コーナー

フィルムアーツ社、粟津ケンさんの電話でビショビショコーナー。

桑田佳祐モノマネコーナー

最近二木信日記書きすぎコーナー

フジロック越えの未来の可能性しかない派遣村東京名古屋他で全国同時開催って楽しすぎるだろ!ヤングドヤ街出来るか??
などなど。

絶好調でお送りします。

22時に汚街しております