インターネット田中忠三郎
田中忠三郎になりたい。
田中忠三郎がボロや野良着を
集めた頃は、なんでこんなゴミを
集めてるんだろうか?と思われた
だろう。いまは、こうして美術館
に展示されてありがたい事になっている。
会いたかったよ、たまんねぇよ
田中忠三郎‼︎ しかし、去年亡くなってしまった。
60年前に田中忠三郎がボロを集めた時に、まわりから、これは違うでしょと言われた事を現代におきかえると何か?
ポケットティッシュか?
ペットボトルか?
とか、色々考えたんですが、
今、1番あつめても何にもならないゴミのような物とは?
情報です。
しかし、これだけ情報があると、情報は事ではなく、物になれるのではないかと思う。
インターネットを場所や物のように
実際に存在するものとして扱って、それを並べてみたい。
それがインターネット田中忠三郎
街をガン見したのが寺山修司
テレビをガン見したのが ナンシー関
生活をガン見したのが 田中忠三郎
三人とも青森出身
ガン見カルチャーは青森にあると思っている。
インターネットをガン見して言語化できる17歳の青森の高校生の登場をずっと待っている。
あなたが知ってる事をあなたの為だけにしらべます。
どういう事か?
検索して何でも調べられるけど、検索にもセンスや個性があって、あなたしか調べられない事や、僕にしか調べられないことがある。
既に何人かと、あなたが知ってる事を調べます企画をスタートしていて、こんなやりとりをしました。
東京に住んでいる方から
熊本県天草出身で中学校が廃校になって缶詰め工場が使ってるらしいので、どういう使われ方をしてるのか調べて下さいとの依頼
天草の中学校を調べて、ストリートビューでその場を見て、缶詰工場のページから質問メールを送りました。
天草の大道という所で。そこを検索すると、よろず屋という寿司屋が必ず出てきて、めっぽう美味いって事ばかり書いてある。
なんとか行ってみたい。
よろず屋は中学の先輩のお父さんがやってる店だと。
で、思うのが、僕が見ている天草の大道とその方が見ている大道は違うんだけれど、行った事も、その街を会った事もない人と一緒に歩いている錯覚ではなく、感覚になったんすよ。
誰かの体験を追う追体験を追いかけて、未来の追体験をした気分。
なんだコレ!凄い不思議な感覚。
で、この方の質問センスや間合いがたまらなくて、只者ではないな!と思っていて、名前を見返したら、
何か記憶にある。
あっ!と思って思いだしたよ。
Twitterで見たことある。この人だ!
ヤバイヤバイよこのセンス!
部屋を公開して何もしない。なんだコレ。最高じゃないの!
しかも、お互いにやってる事が同じですれ違って何もやってない!
なんかたまらん感じになりました。
と、いうわけで、あなたが知ってる事を調べてみます。
どんな質問がいいのか、まだまだ始まったばかりでどうなることやらですが、ココでやりとりをして、調べまくるので、是非ともご連絡下さい。
あふれまくってる情報を集めてあなたに送るので、情報を物のようにして、肌ざわりや手ざわりがものに変えてみたいと思ってます。
調べますので、ご連絡ください。
tochudeyameru@gmail.com
上記の文章をすべて、青森県十和田市現代美術館で開催中の展覧会
繋ぐ術
「田中忠三郎が伝える精神」
に出品しております。
肌ざわりのある情報\(^o^)/
を並べます\(^o^)/