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場所っプ

トリオフォー&素人の乱シランプリそして場所っプ山下陽光の日記bashop77@yahoo.co.jp

ECDとMASSAGE

2005年02月11日 22時55分24秒 | 場所っプ
新宿のフリマに行く。cochaeの軸原君に逢って安コーヒー屋でお茶。
話しが弾んで、印刷の歴史の本を作ろうという話になり、やる気が出る。
軸原くんと別れて、ロスアプソンへ行く。cochaeの折り紙が7インチコーナーに同じ感じで同じサイズで貼ってあっておもしろい。ECDのFINAL JUNKYとMASSAGEというファンジンを購入。
山辺大先生に「店潰れたんでしょ、今何やってんの?」と聞かれ「毎週土曜高円寺ケンタッキー前に夜10時から居るだけで、買ってきた酒を飲むだけの店をやってます」というと「何売ってんの?」の問いに「何も売ってないんすよ、ただ居るだけなんす」
「タムロしてるだけじゃん」と言われ、「そうっス」と答える。

高円寺に戻り、トリオフォー池田に借りてた金を返すという最も道徳的な行為をしたあと、二人で歩いていたら、風俗店から一人の男がスガスガしく出てきた。やたらとエリを何度もただす仕草が気になったので尾行する。追いこして顔を覗き込むとやたらと良い男だったので、なぜかむかついて尾行中止。家に帰る。買ったCDを聴きながら、MASSAGEを読む。去年行ったサウンドデモの記事があり読む。文中に何度か登場するECDという文字を見ながら、フムフムと読み進めていると、物凄い偶然が、、、

文引用
   
そして、ECDはニューアルバム「Final Junky」に収録されている(東京を戦場に)で「もう遠くに追いやるのはよそう戦争を いっそ東京を戦場に」と歌っている

この文を読んでいる瞬間にスピーカーから♪もう遠くに追いやるのはよそう戦争を♪と流れる。偶然とはいえ凄すぎる。テレビで誰かがしゃべったら文字になってながれるテロップのように音楽の言葉が目の前の紙に印字してある。読むのと聞こえるのが同じ瞬間で。この突き刺さり方は半端じゃなく凄い。昔本屋でぴあのアート欄を立ち読みしてる時にラジオから、自分が今見てる記事と同じ内容と同じ事をDJがしゃべっていた事があったけれど、今回はもっと凄い。

今日軸原君と話した、目の見えない人が点字の凹凸を指でさわって感動したり、泣いたりするという物凄くダイレクトな事というのは健常者に置き換えるとどんな事だろうか?という話題があったんだけど、まさしくこういう事なんじゃないだろうか?僕らはモノをさわって柔らかいとか硬いと思うだけだけれど、目が見えない人にとっては、ゆびで見る事であり、ゆびで聴く事でもある。
見えないから見えるのであるならば、見える人にとってそれの知覚の仕方は「すべて」という事になるかどうかわからないが、ソレに近い気がする。

ECDの言葉と音が目と耳の同時に入ってきた時にウォークマンのコードが目の前から両耳を挟んでクルクルとまわった気がした。

明日は10時から高円寺ケンタッキー前場所っプオープンしますので遊びに来て下さい。