バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

無事戻りました。

2016-09-05 15:07:00 | テニス留学


金曜日のお昼に車で雨の中ポートスティーブンスまで向かいました。
大会名はポートスティーブンスですが、場所はレイモンドテラス、ニューキャッスルから少し離れたところです。
日帰りでこの大会に来ているご家族もいました。

金曜日にはみんなそれぞれ自分の食事の準備などをして、土曜日の大会の時間にそなえました。女子の会場はレイモンドテラスから離れたモーフォットという場所、ここが意外でしたが、とてもきれいな伝統的な街で、途中の景色もオーストラリアならでは、で素晴らしかったです。
土曜日の日はこんな風珍しいと思うぐらいの強風の中試合をしなくてはなりませんでした。

日本からテニスで留学する人たちは、言葉の壁を超えて勝負ができますからラッキーです。試合の中で日本では想像しない状況に追い込まれることもあります。
自分の意見をうまく相手に伝えること、感情を押さえて正義を貫ける力(スコアが違うとか、ジャッジが違うんじゃないか)ってとても大事だと思います。
私もこちらでの生活の中で、何か言わなくてはならない状況になったとき、その状況について感情的になり過ぎて、相手に何も伝わっていないこともあったのではないかと思います。

こういうことは英語学校に行っても教わることはあまりないだろうし、単に机に座ってする自主勉強の中では学べないことです。
でもそういう、何が起こるかわからないけれど、そこでやりくりしていく力はグローバルな社会において、ビジネスの社会でも大事なことです。だからテニスをしているみんなは、絶対にテニスしていてよかったと実感する日が将来あることでしょう。

また言葉が通じなくても、スポーツだからできる交流の仕方もあります。
日曜日はこちらの父の日ということもあり、食事にいったホテル(パブ)は家族連れがたくさんいました。そこでもオーストラリアの人はこういうところで、こうやって食事をする、という様子が見られてよかったと思います。買い物したり、お店で食べ物を注文するのも全部勉強ですね。

コンソレーションで優勝したりさこさん、りゅうせいくん、おめでとうございます。
今回も、大会ディレクターに、連れてきてくれる生徒さんたちはみな、礼儀正しく何一つ問題がなくて、とてもよいとほめてもらえました。
結果だけでなく、ふるまい方をほめられたこと、とても大事だと思います。