坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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資生堂アートハウス(掛川市):秋野不矩美術館(浜松市)

2011-12-11 | 美術館
暦では冬なのに小春日和といえる暖かな日にNIC(名古屋インテリアコーディネーター倶楽部)の
研修で、静岡県へ出かけました。

最初は、資生堂アートハウス・・・[漆.麗し展]人間国宝の方達の作品の美しさ
 見ていて飽きません!
屋外のオブジェは撮影OK
  

敷地内を少し歩いて、資生堂企業資料館・・・元は薬局というのを知りました。
過去の化粧品の器のデザイン、ポスター、 
アンティークともいえる海外の香水瓶・・・
知っているもの、初めて見るもの 自分確認をしてしまいます。

気になるメッセージがありました。
福原信三の化粧品哲学
   ・商品をして全てを語らしめよ
   ・ものごとはすべてリッチでなければならない


美しい空間を目指す仕事をしている私達にも心したい言葉です。


ランチのお店の斜め向こうが掛川城の門でした。
そこから 川越しに お城が見えます。
  


秋野不矩美術館は4年前にも来ています。経年変化も味のある藤森建築です。







今年の大雨で木製の雨樋は朽ちています。でもまだ大丈夫。

サインも天然素材!和紙です。

来館者も多いので行きは玄関前で降ろしてもらいましたが、帰りは
道を下って駐車場まで歩きます。
この景色 ドイツっぽい気がします。自然素材に地元の材料を使っての洋風建築

山を削り、道を作って建てた公共の美術館・・・“心が和む建築”です。

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