昨日から今朝にかけて野営の相棒と、山の中へと車中泊。
昼過ぎに合流して夕飯の買い出しを済ませてからいつものフィールドへ。
夕方近くに着いたので、あまり散策はせずに夜は焼肉を食べながらランタンの灯りに集まる蛾を観察。
お酒も進み、お腹も満腹になったのでこの日は就寝としました。
そして翌朝(本日)4時起床、あまり食欲も湧かないので相棒とコーヒーを飲んで、簡単に片付けを済ませから軽く散策でもする事になり。
軽装で朝の散策。
朝の爽やかな風を受けながら面白い昆虫が居ないかと、お喋りしながら歩いていく。
暫く歩いていくと山肌の上のほうから
「ボッ…ボッ…ボッ…」
と妙に低音が効いたハトの鳴き声のような音が聴こえてきた。
相棒は私がふざけて変な声を出しているのかと思ったらしく、聞いてきたが私ではないと伝える。
二人とも不思議に思いながらも、更に歩き進めて行くと我々から約5m先の草木が繁る斜面をモソモソと動く「黒い物体」が眼に入った。
「熊だ!!!!」
幸いにも此方を観ておらず我々に背を向けている状態だったため変に注意を引かないように静かに後ずさった後、此方の姿が見えない位置まで下がったら猛ダッシュでその場から逃げた。
まさかあんなに近くまで熊に接近しているとは思わなかった。
あの妙な低音がツキノワグマの鳴き声の一種なのかは不明だが…
大きさは中型犬より一回り大きいかな?というサイズ、とても素手ゴロで勝てる相手ではない。
兎に角二人とも怪我がなくて良かった。
今後は撃退スプレー購入をした方が良さそうだな…