バリと旅行に行く夢

二度寝の夢でバリと旅行に行った。

民宿に小さな犬がいて、バリが嬉々として追いかけっこを始めたので、わたしは慌ててバリを抱き上げて止めていた。
　あぁ、久し振りにバリを抱っこしたな。
その後、食べるものが何もないことに気付いて、バリを家族１に預けて、わたしがお弁当を買いに行くことになった。
コンビニもないその村の風景や、船に乗って離島へお弁当を買いに行ったのも面白かったんだけど、でも。惜しむらくは、弁当を買いに行ったことだわ。
せっかくのバリの夢なんだから、もっとバリといればよかった。
バリといてすごく幸せで楽しかったのに、夢の中ではそれが日常で、お弁当を買いに行っちゃったよ。
バリといたかったな。

まるで、現実だね。幸せが当たり前すぎて、奇跡のような幸せだとわかっていたのに、湯水のように幸せな時間を使ってしまった。
まぁ、その緊張感のない満たされた状態こそを、を幸せと呼ぶのかもしれないけれど。

あぁ、幸せな夢だった。
ありがとう、バリ。
幸せだった日々があったからこそ、みれた夢だね。幸せをくれて、ありがとう、バリ。
愛してるよ、バリ。