バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

国民の側に立つ人は…

2006-12-08 | Weblog
国民のほうを向いている人は…

安倍内閣が成立してから、どうも拙速を加速させているようだ。

・企業減税と国民増税
・基本教育法の改正
・防衛庁の省への昇格
・郵政民営化反対議員の自民党への復党処理
・目的税の一般財源化についての与党との馴れ合い、骨抜き

そしていつも付きまとうのが、安倍さんの自己自身の考え方のあいまいさだ。

現実には、少子化、高齢化、若年労働者のニート化などの、社会全体のフアンダメンタルを変化させる動きが加速している。

・地方病院の医師不足
・産婦人科の医師離れ
・助産師不足
・保育園の不足
・子育てのための企業からの支援不足
・障害者支援の見直しからの医療難民の増加(病院や施設からの事実上の追い立て)
・格差拡大の固定化、貧者への課税増
・公務員の自己中心的な組織・権利保存のための予算・仕組みづくり
・国民健康保険の崩壊

かたや、企業側は国際競争力という名目で自民党へ寄付金を添えてプレッシャーをかける。
・イグゼンプション職位の推進
・直接派遣の合法化
・組合は何の意見も出せない


民主党は、何の反応も示さない。
共産党とか、社民党とかは全く力がない。

こうみると、国民の側に立った、将来のビジョンを持った政治の世界はもう存在していないように見える。こんな風に流されていくのでは、日本の次世代を担う人たちにすまないという気がする。

ちなみに、今日は「太平洋戦争が始まった日だ」ということすら、もうみんな忘れ去っている。