クワババの日記

いろいろな事に興味深々

姉と妹

2009年07月29日 | Weblog
綱島温泉行きのバス車中
一昨晩鎌倉に住む姪から電話が有り、「母がテレビを見て、九州は豪雨被害が出ているがチエコ(幼名)は大丈夫だろうかと心配しているので電話しました、代わります」と言って長姉に代わりました。

「水が出ているらしいがあんたの所はどうなの?」「有難うお蔭様でここは心配ないよ」「良かった、気をつけなね」
しばらく話をして電話を切りました。

長姉は入退院を繰り返すうちに認知証が出て物忘れが酷くなりました。
6月に次姉と一緒に見舞った時も普通に話していましたが、その後私たちが訪れた事も覚えていないと姪が苦笑していたのです。

そんな姉が、九州に末の妹が住んでいることを記憶していて心配してくれるのです、ジーンと熱いものがこみ上げてきました。
きっと姉の記憶の中の私はこの写真、母の背後からセーラー服姿の姉が見つめる赤子のままなのかも知れません。
肉親の情は、絆はしっかり記憶に残っているのでしょうか、心配ばかり掛けている妹です。