クワババの日記

いろいろな事に興味深々

ピアノ

2008年10月02日 | Weblog

毎年10月の声を聞くと調律師さんから電話があり、今日来て下さいました。
昨夜から喉が痛み、アレルギーが酷くて薬を服用したので居眠りしながら調律さんのピアノの音に、ピアノが届いた遠い日の事を思い出していました。

この家で孫たちと一緒に暮らすようになった秋、3歳の孫にプレゼントしたピアノです。当時は単なる飾りものになってしまうような気がして、それではもったいないからと嫁と私も習い始めたのです。でも嫁は仕事や子育てが忙しくて、練習の時間が取れなく1年で止めました。
60歳からの挑戦は悪戦苦闘の連続、今では頭の回転も鈍くなり覚えるより忘れる方のスピードが速くて…。究極の無駄をしているようですが、ここで辞めたら一瞬にして全て消去されるような不安があって止められません、たった1曲を何ヶ月もかけて練習しています。
当時3歳だった孫はラブバラーどを楽しんで弾いています。

このピアノのお陰で一人の時間を退屈せずに「これでもか、未だ弾けないのか~」と自分を叱咤しながら、誰にも理解されない時間を楽しんでいます。