こば吉貿易業務日誌

日々のどーでも良いネタから大切なものまで。まったりとな。

湊スクール(ラス前)

2005-10-20 | DRUM/MUSIC
出張帰りの湊スクールである。わしが30分遅刻。(もちろん事前連絡済み)諸事情によりココに通うのも残すところあと1回となった。やや寂し。部屋に入ると湊氏、何やらCDラジカセを前に譜面をカキカキ、、、「4日後の仕事(Live)の予習」らしい。

こちらからは特に質問も無いのと(おいおい~)珍しい光景なので、そのまま作業を続けていただいた。「そう?悪いねー。」と言いつつ先生、CDをPLAY~♪
んー、誰だろう?これは。アップテンポのJ-POPである。相川七瀬の新曲?いやちょっと違うな。、、、「木村カエラ、だよ」 あー、「saku saku(TV神奈川)」の。ってほとんどわしゃ知らないけど。

ともあれ、湊氏がどのように曲の全体像を掴むのかをじっくりと見せていただいた。湊氏は、カウントを取ったり、あわてて急に歌詞カードを見たりしながら譜面に音符を書き込む。蛍光ペンで線を引いたりもするし、歌詞の一部を書き込んだりもする。

作業はわしの遅刻時間中に進んでいたらしく、「この曲はだいたいわかった。」と、おさらいの感じで練習用キットに座り、CDに合せて素手でドラムを叩く。(ハットも指で刻むし、ちゃんとスネアはリムショットの音が!痛くないんスか?)うーむ。ライブで叩いているお姿の原型がここにあるじゃないか。素晴らしい~。

続いて2曲目。これはまっさらな状態から。この曲はかなり奥田民生っぽい。しかし木村カエラに曲とか提供してるんかな?(2日後、yahoo!のトップでコレを見つけた。なるほど、これかと。)
だいたい4回くらい聴いたら完成~。は、早いスね。その間、さりげなく気を遣っていただき、「ここはハット抜きがいいね。」とか解説をしていただきつつの作業なのである。うーん。今夜もええもん見せていただきました。

「これは前にやったことあるんだよね。曲はもう覚えてないけど。、、、結構速いなあ。」と言われてたのはボーダフォンのCMで流れてた曲。(わし曲名知りません) 「これ(フィル)は考えてない。大切なのは曲全体の温度の変化。ここでしゅ!っとなるとか。(全体にトーンダウン)」 曲調の変化に一番気を遣われるようだ。

前奏でドラムがしばらく入って来ない曲があったのだが「タバコ吸えるくらいの時間なんだけど、本番であれこれチェックしているとすぐにドラムの入るトコになるんだよな。」とのこと。なるほど、その感覚はプロもアマも同じですなぁ。違うのはアマチュアはアセって入り間違ったりしますけどね。(笑)
そんなこんなで最後はZEPの話になり(お約束である/嬉)終了~。
イノシシの燻製(頂き物だとか)のミニクーラーBOXを手に、夜の路上へと消えていかれた。
うーむ。いつお会いしても、ROCKなお方である。