2006年 ローランド・ズゾ・リヒター監督
出演 フェリシタス・ヴォール、ジョン・ライト、
ベンヤミン・サドラー
『第2次大戦末期、連合軍の無差別爆撃で廃墟となる
ドレスデンを舞台に、ドイツ人の看護婦と、
乗機を撃墜され脱出したイギリス人パイロットの恋を描く。』
新評価 5.0
2時間半近い作品なので間延びを心配しましたが大丈夫。
特に後半のドレスデン市街が猛爆を受けて、
炎の嵐のなか主人公たちが逃げ回る部分は圧巻。
この映画は特にバランスには配慮して作ったらしく、
無差別爆撃をする側の内部での反発、
爆弾を落とされる側の無数の悲劇。
物語前半はメロドラマっぽくも有りますが、
ナチスを盲従するもの批判するものと描きながらも、
通俗的な脚本に終わっていないのも◎。
尚且つナレーションで制作費を抑える演出では無いので、
画面的に見ていて楽しい(?)です。
でもランカスターは実機を1機も使っていないとは驚き。
某局の空襲ドラマも一部のシーンの借用でなく、
全体の流れをもパクって欲しかったですね。
出演 フェリシタス・ヴォール、ジョン・ライト、
ベンヤミン・サドラー
『第2次大戦末期、連合軍の無差別爆撃で廃墟となる
ドレスデンを舞台に、ドイツ人の看護婦と、
乗機を撃墜され脱出したイギリス人パイロットの恋を描く。』
新評価 5.0
2時間半近い作品なので間延びを心配しましたが大丈夫。
特に後半のドレスデン市街が猛爆を受けて、
炎の嵐のなか主人公たちが逃げ回る部分は圧巻。
この映画は特にバランスには配慮して作ったらしく、
無差別爆撃をする側の内部での反発、
爆弾を落とされる側の無数の悲劇。
物語前半はメロドラマっぽくも有りますが、
ナチスを盲従するもの批判するものと描きながらも、
通俗的な脚本に終わっていないのも◎。
尚且つナレーションで制作費を抑える演出では無いので、
画面的に見ていて楽しい(?)です。
でもランカスターは実機を1機も使っていないとは驚き。
某局の空襲ドラマも一部のシーンの借用でなく、
全体の流れをもパクって欲しかったですね。
おっしゃるとおりバランスが難しい。
今、世間を騒がせているチベット問題も
そもそものチベット侵攻についての情報が
あまりに少ない。
ノルマンディー上陸作戦なら、ネットであっと
いうまに集まるのに(笑)
想像するに数個師団の歩兵部隊(多少の砲兵
も配属)が延々とチベットの山に登っていく
シーンが浮かびます。
派手さはありませんが、一度市街地に入り、
交戦が始まればもう、、。
まともな近代兵器がない分(せいぜい自動火器
やら無反動砲どまりか)凄惨な戦いと思います
中国の側の戦史はどこにいけば手に入るかな?
いくら気をつけても、真実は人によって違いますし、
人は自分が信じたいことを信じますから。
こちら側から見て満足の行く、
「中国側の戦史」なんて有るでしょうかね?
主演の女優さんは可愛いッス。特撮と劇伴が良かったです。