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B-scale fan's log

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最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

ドライヴ

2014年07月05日 | 海外映画 評価3
2011年 ニコラス・ウィンディング・レフン監督
    出演 ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン 他
『ロサンゼルスで昼は車の整備士と映画のカースタント、
 夜は強盗逃し専門の運転手をしている青年。
 彼は隣人の人妻にひそかに思いを寄せていたが、
 彼女の服役中の夫が出所して来たことから・・・』

評価 3.0

劇場公開時から気になっていましたし、
某所でひじょうに評判がよかったので、
時間が出来たら見ようと思っていた作品。
序盤から映像もきれいでクールな出だし。

主演のライアン・ゴズリング、
知りませんでしたが抑えたいい演技をしています。
ところが物語が途中であれれな方向に、
えらい残虐な映像に染まっていきます。

こうなると主演の抑えた演技力が、
実は彼はサイコキラーなのかと思えてきます。
しかも最後は何?彼は不死身なの。
じゃあ彼は死神なのか?そんな映画です。

途中でなぜ進路変更したのか意味不明でした。

アイアン・スカイ

2014年05月04日 | 海外映画 評価3
2012年 ティモ・ヴオレンソラ監督
    出演 ユリア・ディーツェ、ゲッツ・オットー、
    クリストファー・カービイ 他
『第2次世界大戦の敗北後、月の裏側に逃れたナチス・ドイツの一部。
 彼らはそこに秘密基地を作り地球への再帰を狙っていた。
 そして彼らの秘密兵器を起動するデバイスとして、
 スマホを入手するため地球にスパイを送り込む。』

新評価 3.0

のちほど

LIFE!

2014年03月20日 | 海外映画 評価3
公開中 ベン・スティラー監督
    出演 ベン・スティラー、クリステン・ウィグ、
    アダム・スコット、シャーリー・マクレーン
    ショーン・ペン 他

新評価 3.0

ベン・スティラー監督主演の作品です。
コメディアンながらも時には感動作に出ている人なので、
予告編を見たときから期待大で見に行きました。
無くしたネガを探しに極地に行く話みたい。

まず主人公は空想癖があって、単調な毎日を送っています。
独身ですが同じ会社に気になる同僚がいて、
彼女にどうアプローチするか悩む毎日。
そこに会社の人員整理の話と、ネガの紛失事件発生。

ここまでで主人公の退屈さに時間が使われていて、
いつ彼は冒険に旅立つのか待たされます。
もともとは彼はそんな人間では無かったようですが、
父を早くに亡くしそうなってしまった様です。

ようやくカメラマンを探しに冒険の旅・・・
あんまり大した旅じゃないか、
カメラマンも見つけられなかったし。
だけど主人公は自分を見つけたようです。

あ~これは自分探しの映画なのですね。
ちょっと期待していたのとは違ったので、
評価は普通にしてしまいましたが、
なかなかの感動作です、特にラストは。

ところで自分の前でこれを見に来ていた男子学生5人組。
彼らはどういうチョイスをこの映画を見ていたのか、
ナイト・ミュージアムのノリで来たのかな。
君らにはちょっと早いよ。(笑)

ウルヴァリン:SAMURAI

2013年09月23日 | 海外映画 評価3
公開中 ジェームズ・マンゴールド監督
    出演 ヒュー・ジャックマン、真田広之、
    TAO、福島リラ 他

新評価 3.0

最近見た映画「パシフィック・リム」も「ワールド・ウォーZ」も、
この映画も、原子爆弾を簡単に映画で使い過ぎとちゃう?
ただの威力のでかい爆弾とはちゃうで、
ちょっと違うけど「スター・トレック」も放射能怖いんやで。
と思いましたが、
本作は不思議の国ニッポンが舞台です。

まさかこの映画を見た外国の人は、
日本ではアウディのみが高級車で、
一流のビジネスマンは刀の心得があって、
忍者が普通にいて武装は弓と刀で、
紋々なヤーさんが街中で銃を撃ってても普通で、
警察官は自動小銃で武装とか思わないやろうか?

おもてなしニッポンとしてはオリンピックまでに、
来日した外国の方の期待を裏切らないように、
その辺を準備万端に整えないといけない。
少なくとも街中で忍者を歩かせるくらいは。
そう感じさせる映画でした。(笑)
たいして面白くなかったけど、嫌いじゃないよ。

時間の都合で吹替え版で見たけど、
少々いただけなかった。

スター・トレック イントゥ・ダークネス

2013年08月23日 | 海外映画 評価3
航海中 J・J・エイブラムス監督
    出演 クリス・パイン、ザカリー・クイント、
    ゾーイ・サルダナ、ベネディクト・カンバーバッチ 他

新評価 3.0

IMAX 3Dで鑑賞してきましたが、IMAXな部分はともかく、
相変わらず3Dは有効に活用されていませんね。
ま、序盤の槍はよけましたけど、(笑)
メガネかけている不快さが勝ってて、
とまぁ技術的な部分はさておいて。

この映画は作品としてはアクションも爆発も多く、
謎を秘めた敵は残酷で強く、
そこにクルーが立ち向かう一体感や、
スピード感があって楽しめると思いますが、
スタートレックしては残念な出来です。

まずは前作で絶賛した部分が、
今回はズコッと抜けてしまっています。
つまり情熱のカークと論理のスポックの対比。
ところが今回のスポックときたら血気盛ん。
まるでポンファーの期間中みたい。

控え目に言ってもクレバーな熱血漢でしょうか。
飛んで跳ねて敵を殴りつけて、
友の死に涙を流すのだから何だかな。
感情を出さず汗も流さず、
眉をあげるのがバルカンってもんでしょう。

『人類最大の弱点は、愛だ』ってコピーも、
序盤の爆発シーン、無人の重要施設ならともかく、
艦隊士官なら自分の娘の命と何千人の命の
交換はしないと思うよ。
都市部でビルを吹っ飛ばしたいだけやん。

裏切り者の艦隊士官ジョン・ハリソンってのもね。
血液で病気を治す辺りで優勢人種かと疑りましたが、
まさにこの男がカーンそのひと。
スタートレックでカーンと言ったら宿敵なのに、
なんでそこがコピーにならないのか?

文句を言えばきりは無いですが、
しょせん並行宇宙での物語だから何でもいいか。
宇宙船の動きがスターウォーズっぽいのも、
並行宇宙だから仕方がないのか。
BAD ROBOTは次はスターウォーズ作るらしいね。

もう一言、クリンゴンの星に行く必要なかったよね?

ワールド・ウォー Z

2013年08月20日 | 海外映画 評価3
公開中 マーク・フォースター監督
    出演 ブラッド・ピット、ダニエラ・ケルテス、
    ミレイユ・イーノス 他

新評価 3.0

世界に急激に広がった伝染病により、
人間がゾンビ化し狂暴になって人に襲い掛かる。
これに立ち向かうのがブラッド・ピット。
予告では分からなかったけど、
彼は医者?伝染病学者?特殊部隊の指揮官?
どれでもないところに面喰います。

訳あって辞めた国連の職員だそうです。
凄腕の人だったそうですが、やや肩透かし。
そんな彼が伝染病の発生源を突き止めるべく、
若き疫病学者と特殊部隊と共に、
発生源の探索の旅にでる滑り出しが・・・。
途中で話しがころっと変わりましたね。(笑)

とにかく不潔な国から拡大した病気は、
噛みつかれることで感染するらしく、
将軍様の国では国民の歯を抜いて対処したとか、
イスラエルは壁を築いて対応していますが、
ほとんど地球が全滅状態の中、
飛行機を乗り継いで世界を渡り歩く。

韓国の段階で終わらし方が分かったのですが、
そこに至る展開は予想を覆していき、
テンポが良くて、けっこう楽しめました。
全くブラッド・ピットは不死身の男です。
あれやったらゾンビに噛まれても大丈夫ちゃう?

終戦のエンペラー

2013年07月31日 | 海外映画 評価3
公開中 ピーター・ウェーバー監督
    出演 マシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ、
    初音映莉子、羽田昌義、西田敏行、夏八木勲、
    桃井かおり、伊武雅刀、片岡孝太郎 他

新評価 3.0

仕事が早く終わったので、映画の予備知識はなく見に行きました。
マッカーサーがジョーンズだと知っていたくらい。
アメリカが描く終戦の物語、どんな映画なんでしょうと。
結果的には一部フィクションが入っていますが、
ほぼほぼ史実に沿った物語には好感が持てました。

個人的にはマッカーサーはクソ爺だと思っているし、
事後法で裁かれた極東軍事法廷は違法だと思っていますが、
マッカーサーとて完全な人物でない以上、
素晴らしいことも沢山しています。
それが個人的な名誉欲や反共がベースにあったとしても。

そのマッカーサーが天皇を(できれば)救うために、
有利な証拠集めを部下に命じた物語は、
天皇が日米開戦に反対の気持ちであったことや、
命がけで終戦の決断をされたことが明らかに、
そして両者の会見のエピソードへと。

個人的にはみんな知ってることばっかり。
問題は日本の全国民がこの事実を知らないこと。
学校の夏休みの課題映画として欲しいくらいだけど、
まぁ絶対無理だろうな。
でも、なんで今この映画なんでしょうね?