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B-scale fan's log

Since 2004.4.16

最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

イタリア的、恋愛マニュアル

2009年07月09日 | 海外映画 評価3
2005年 ジョヴァンニ・ヴェロネージ監督
    出演 シルヴィオ・ムッチーノ、
    ジャスミン・トリンカ、マルゲリータ・ブイ 他
『イタリアの4組のカップルの描く恋愛模様。
 出だしは若くて社交的な若者。だが現在は無職で、
 今日受けた面接もダメで落ちこんでいるところに、
 目の前を黒猫が横切り完全に落ち込んでしまう。』

新評価 3.0

4つの若者や中年、恋人や倦怠期などの、
カップルをえがくオムニバス集。
とは言え互いの話がうまくつながる仕組みで、
うまいなぁと言うか洒落たつくり。

一組目の若者が非常に恋に積極的で、
見ているこちらはストーカーのようで
気持ち悪かったのですが、
あれがイタリア男性と言うものでしょうか?
 
あと3組は中年と言うか熟年カップル。
華やかさにはかなり欠けていますが、
イタリア気質と言うのがよく分かります。
まぁ見ても損はなかった感じですかね。

トランスフォーマー/リベンジ

2009年06月20日 | 海外映画 評価3
公開中 マイケル・ベイ監督
    シャイア・ラブーフ主演
    出演 ミーガン・フォックス、
    ジョシュ・デュアメル

新評価 3.0 (お腹いっぱい)

家の近くのシネコンにIMAXシアターが出来て、
記念すべき上映第一作目が本作。
子供も見たがったので通常版でなくIMAXで鑑賞。
ちなみに御代は大人2千円で一切割り引きはなし。

劇場に入ってスクリーンの大きさに驚き。
ただ既存の劇場のスクリーンを架けかえたせいか、
中段の席でも下のほうは見えにくかったですね。
後方の席は下のほうは見えなくなるとか。

映像も音楽も素晴らしかったですが、
2時間半の映画を見ていれば慣れてきました。
まぁ人間そんなものです。
今後も2千円「以上」払って見るかは微妙。

映画の話ですか?
言うまでもなく「トランスフォーマー」の続編。
いかにもベイ監督的な目と耳だけで楽しむ物語で、
1億5千万“ドル”をかけた映像は破綻なし。

やはり頭で考えた映像を具現化しようとしたら、
それくらいの予算はいるのでしょうね。
中途半端なものを見せなかったのは流石。
ただ物語は2時間半をガッーと休みなく走ります。

そんな物語でもベイ監督はなんとなく共和党びいき?
と思わせるシーン・台詞がチラホラ。
吹き替え版だったからかなぁ。
前作同様に米軍贔屓なのは確実です。

ゾンビーノ

2009年05月29日 | 海外映画 評価3
2006年 アンドリュー・カリー監督
    出演 キャリー=アン・モス、ビリー・コノリー、
    ディラン・ベイカー
『ウィルスにより死人がゾンビ化してしまった未来。
 生きた人間は柵の中のコミュニティーで暮らしていた。
 しかしゾムコン社によって開発された首輪着けたゾンビは、
 人間を襲うことはなく召使として柵の内側で飼われていた。
 そんな状況に違和感を覚える少年は・・・。』

新評価 3.0 (まあまあ)

先日見たのにレビューを忘れていました。
そう言えば「まぼろしパンティVSへんちんポコイダー」
っていうのも見たな・・・それは忘れよう。

設定は良く有りがちな、
「苛められっ子はペットを心を通い合わせられる
 唯一の友とするが、そのペットを第3者に奪われ、
 勇気を振り絞って取り返しに行く・・・」
みたいなストーリーに1960年代の原爆啓蒙映画みたいな、
妙に明るいテイストを組み合わせた映画。

シュールであったりコメディであったり、
何とも人を喰った話ですが、それはゾンビ映画だから!?。

天使と悪魔

2009年05月26日 | 海外映画 評価3
公開中 ロン・ハワード監督 トム・ハンクス主演
    出演 アイェレット・ゾラー、
    ユアン・マクレガー

新評価 3.0 (妥当)

「ダ・ヴィンチ・コード」のラングドン教授の続編。
前作は数日間に渡る物語でしたが、
今回は僅か半日ばかしでローマを駆け巡りながら、
4人の人質を救い爆弾を除去する速い展開。

それなりに楽しめますが、また教会は渋い顔でしょうね。
前作以上に人がどんどん死んでいきます。
えっ!この人までも?って感じで、
この教授のそばには居たくないくらいです。

謎解きは前回が薀蓄系だったのに対し、
今回はローマ通の検定みたいで名所が出まくり。
そしてお約束の怪しい人が良い人で、
怪しくない人が犯人と言う・・・分かり安すぎでは?

冒頭の研究所は素粒子研究所ですかね?
今は故障中で修理に膨大なお金が必要で、
初実験の際は地球の消滅を恐れる人もいたという、
例の施設ですか?

タロットカード殺人事件

2009年05月21日 | 海外映画 評価3
2006年 ウディ・アレン監督
    スカーレット・ヨハンソン主演
    出演 ヒュー・ジャックマン、ウディ・アレン
『ぽっくりと亡くなったある敏腕事件記者。
 冥土に向かう船の上でロンドンの連続娼婦殺人事件の
 犯人を知るが、もはやスクープにすることが出来ない。
 彼は幽霊になって記者志望の女性にその事を教えるが・・・。』

新評価 3.0 (ぶなん)

皮肉屋のウディ・アレン監督と最近の彼のミューズの
スカーレット・ヨハンソンの2作目の共作。
前作の「マッチポイント」の緊迫感とは打って変わって、
なんだかコメディ風な雰囲気。

そう、これはサスペンス溢れる推理物では無いのですね。
ヨハンソンは証拠を得るためには容疑者と寝ちゃうし、
助手?のアレンはブツブツ文句ばかりだし、
肝心の証拠は全て幽霊が教えてくれるなんて・・・。

そこさえ我慢できるなら何となく心地の良い映画。
なんと言っても撮影や音楽とかのの作りは
しっかりとしていますから。

ビッグ・フィッシュ

2009年05月17日 | 海外映画 評価3
2003年 ティム・バートン監督
    出演 ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー、
    ビリー・クラダップ、ジェシカ・ラング、
    スティーブ・ブシェミ、ヘレナ・ボム=カーター
『虚言癖に近い会話の達人の父親と仲たがいし、
 しばらく交流の無かったジャーナリストの息子。
 その父が倒れ余命が僅かなことを聞き、
 見舞いに戻った息子は父の本当の姿を知る。』

新評価 3.0 (素敵なほら話)

自分が話し上手ではないので、
こんな父親のように人が自分の体験を面白く話し、
相手を退屈させない人が正直羨ましくあります。
セールスマンとかだったら最高でしょうね。
でも自分の父親なら少ししんどいのかな・・・。

それと、もし自分の死に方を知ることが出来たら、
こんなに人生を力強く生きることが出来るのですね。
格好の悪い死に方はしたくない。はイコールで、
格好の悪い生き方をしたく無いと言うことですから。
この父親の往生なら素晴らしいです。

ところで、ここ最近の新型インフルエンザのため、
街はマスク姿のひとだらけ。学校は既に閉鎖されたし、
残念にも知事から映画館の休業要請が出たとか・・・。
実際、隣席の人が風邪気味だと心配ですよね。
しばらく人の集まるところは敬遠です。模型作ろう。

デス・プルーフ in グラインドハウス

2009年05月17日 | 海外映画 評価3
2007年 クエンティン・タランティーノ監督
    カート・ラッセル主演
    出演 ロザリオ・ドーソン、ローズ・マッゴーワン
『チューンナップした車を道具に連続殺人をおかす男。
 対象は夜の街を奔放に遊び歩く女達だった。
 ある町でも女性4人を車で殺害するが、
 警察からは証拠不十分で釈放。男は次の獲物を探し・・・』

新評価 3.0 (オタクだ)

ちょっと見始めて30分ほどはしんどかったですね。
延々と続く興味を持てないガールズ・トーク。
やっと殺人シーンになってもそこでお終い。
次の女性達に代わって、また延々とガールズ・トーク。

ここで、こういう映画なんだと気づかないと、
この作品は見続けることが出来ない映画。
意味があるようで無いような会話。
映像や音楽まで昔風にしたような編集。

ワザとやっているからオタク度が高いのです。
分からないで古臭い映画撮っているの居ますからね。
さぁ、殺人鬼カート・ラッセルはどうなるのか?
最後のシーンはある意味衝撃的でした。

ミス・ポター

2009年04月22日 | 海外映画 評価3
2006年 クリス・ヌーナン監督
    レニー・ゼルウィガー主演
    出演 ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン
『20世紀初頭のイギリス。裕福な家庭の女子は
 仕事を持つことが許されなかった時代に、
 上流階級の女性ポターは自分の描いた動物たちの物語を
 次々と出版する。やがて編集者と恋に落ちるが・・・』

新評価 3.0 (素晴らしい)

伝記映画というのはどこまで実話でどこまで脚色なのか、
境がわからないので評価が難しいのですが、
この映画は自立した女性の生き方という視点と相反し、
文化と言うのは生活に余裕のある人から生まれる。
そんな風にも取れますね。

生活に困らず好きなだけ絵を描いている女性。
その絵を皆に見てもらいたいと思っているが、
妥協するくらいなら出版などしなくても良い。
お金のためにしているわけではないのだから。
結果、良質な作品が後世に残される。

自分の大好きな湖水地方の自然を守りたいから、
その周辺の土地を買い占める。
それが可能なだけのお金があるから。
開発による波及的な地域の発展はお構いなし。
結果、素晴らしい自然が後世に残される。

とても日々の暮らしに汲々としている者には
まねの出来ない先見性のある行いですが、
映画がいやらしくなっていないのは、
絵が素晴らしいからですかねぇ?

銀河ヒッチハイク・ガイド

2009年04月21日 | 海外映画 評価3
2005年 ガース・ジェニングス監督
    出演 マーティン・フリーマン、サム・ロックウェル、
    モス・デフ
『宇宙バイパス道路工事のため突然破壊された地球。
 その直前に、ある英国男性は昔命を救った友人に、
 言われるがまま近くにあった宇宙船に飛び乗った。
 実はその友人は宇宙人で・・・。』

新評価 3.0 (いかにも)

ジャンル的にはSFパロディ映画か?。
いかにも英国風なウィットの利いた作品で、
モンティーパイソン風の人を食った物語。
「地球で一番賢い動物は?人間は3番目で、
 2番目はイルカ。では1番目は?」
などなど・・・。
笑えるか笑えないかは正直微妙ですが、
これが宇宙の真実の姿かもしれません。

ある宇宙人がスーパーコンピューターを作り、
「生命と宇宙と万物に関する究極の答え」計算させ、
750万年かかって導き出して答えは「42」だった・・・。
このネタでどうやって笑えばいいのでしょう???

シンデレラ・ストーリー

2009年03月17日 | 海外映画 評価3
2004年 マーク・ロスマン監督
    ヒラリー・ダフ主演
    出演 ジェニファー・クーリッジ、
    チャド・マイケル・マーレイ
『ダイナーを経営する父と2人で幸せに暮らす少女。
 やがて父親は双子の姉妹をもつ継母と再婚するが、
 少女が10歳の時に地震で亡くなってしまう。
 高校3年の今日まで彼女は継母にこき使われるが・・・』

新評価 3.0 (まぁ)

「シンデレラ」と学園ロマンスを合わせた物語。
ヒラリー・ダフ主演に引っかかってチョイス。
彼女を顔を見ると須藤祐実の吹き替えが
頭に浮かぶのを打ち消しつつ字幕版で鑑賞。

この主役ありきの少女漫画的な展開は良しだし、
ディズニーのいつもメッセージの
「チャレンジを恐れるな」は本作でも健在。
今回は「三振を恐れてグランドから逃げるな。」

ん・・・。