2007年 ジョエル・コーエン監督
出演 トミー・リー・ジョーンズ、
ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン
『ハンティングをしていた男性は、麻薬の取引跡に遭遇する。
そこには大勢の死体と大量のヘロイン。
そして200万ドルの大金を発見し持ち逃げをしてしまう。
その彼を追う殺し屋と、2人を追う町の保安官は・・・』
新評価 5.0 (好きだなぁ)
最高な一作でした。
見苦しいので、たぶん2度と見ませんが。
高い目的意識を持ち、人を殺すことに躊躇いは欠片もない。
血も涙もない以前に感情すらないような殺し屋。
その殺し方は狙撃銃で遠距離から仕留めるようなものでなく、
野蛮にも近距離から自身の身も危険にさらしながら、
邪魔するものは同僚でも容赦せず殺す。
本来、映画でこの手の追手の脅威はジョーズであったり、
ジェイソンやターミネーターであったものが、
生身の人間でありサイコ・キラーでないことの恐ろしさ。
それ故に法の番人たる保安官が「俺たちの時代は終わった。」
とばかりに引退するシーンも理解できる。
逃げる男性も相手は人間なので知恵を絞り、
追跡をまこうとし、追いつかれたら手ごわく反撃をする。
まずまず逃れたと思うが愚かな老人の漏らした情報で、
殺し屋とは違う人間に殺され、
その老人はそんな事実は知らずに病で死んでしまう。
そして完全無欠のような殺し屋は、交差点での交通事故という、
ありがちな事故で命を落としかける。
何も知らずに彼を助ける少年たちも「人助けをした」と騒ぐ。
その不条理さ。
こんなシュールなリアリズムは好きですね。
出演 トミー・リー・ジョーンズ、
ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン
『ハンティングをしていた男性は、麻薬の取引跡に遭遇する。
そこには大勢の死体と大量のヘロイン。
そして200万ドルの大金を発見し持ち逃げをしてしまう。
その彼を追う殺し屋と、2人を追う町の保安官は・・・』
新評価 5.0 (好きだなぁ)
最高な一作でした。
見苦しいので、たぶん2度と見ませんが。
高い目的意識を持ち、人を殺すことに躊躇いは欠片もない。
血も涙もない以前に感情すらないような殺し屋。
その殺し方は狙撃銃で遠距離から仕留めるようなものでなく、
野蛮にも近距離から自身の身も危険にさらしながら、
邪魔するものは同僚でも容赦せず殺す。
本来、映画でこの手の追手の脅威はジョーズであったり、
ジェイソンやターミネーターであったものが、
生身の人間でありサイコ・キラーでないことの恐ろしさ。
それ故に法の番人たる保安官が「俺たちの時代は終わった。」
とばかりに引退するシーンも理解できる。
逃げる男性も相手は人間なので知恵を絞り、
追跡をまこうとし、追いつかれたら手ごわく反撃をする。
まずまず逃れたと思うが愚かな老人の漏らした情報で、
殺し屋とは違う人間に殺され、
その老人はそんな事実は知らずに病で死んでしまう。
そして完全無欠のような殺し屋は、交差点での交通事故という、
ありがちな事故で命を落としかける。
何も知らずに彼を助ける少年たちも「人助けをした」と騒ぐ。
その不条理さ。
こんなシュールなリアリズムは好きですね。