Lovely!

2012-03-21 | travel

1週間ほど前からニュージーランド・ロトルア(Rotorua)に滞在している。

昨日は休日だったので,レインボー・スプリングス・キウィ・ワイルドライフ・パーク(Rainbow Springs Kiwi Wildlife Park)にでかけた。
ロトルア市中心部からバスで15分くらいの所。

キウィ・エンカウンター(Kiwi Encounter)内の暗がりで,キウィ(Kiwi)に会った。
キウィは飛べない鳥。絶滅危惧種。

天敵のいない環境に適応していることから、ネコやネズミなどの移入動物の影響で個体数は減少傾向にあり、元から個体数が少なかったこともあり、絶滅の危機にある。人間を警戒しない。好奇心で人間の後をついていくこともある。「キーウィー」と口笛のような声で鳴くため、ニュージーランドの先住民であるマオリ族からキーウィーと名付けられた(Wikipedia)。

マオリ族の寓話

ある日、森の王タネ・マフタは森の中を歩いていた。彼の子である木々はとても病んでいるかのように見えた。地面で暮らす虫たちによって食べられていたからである。あまりにも深刻そうであったため、彼は兄であり、空の王であったタネホカホカにこのことについて相談をした。「このままでは森が死んでしまう」と。

これを聞いたタネホカホカは空に住む鳥たちを一堂に集め、地上に降りて虫を食べて森林を守ってくる鳥を募った。 しかし、どの鳥も口を開くことはなかった。そこで、彼はテュイ、プケコ、ピピファロロアらに順に事を頼んだ。しかし、彼らはそれぞれの理由を述べ、彼の要請に応じなかった。そこで彼はキーウィに頼んだ。するとキーウィはこの王の要請に応じた。「参ります」と。

二人の森と空の王はこれにとても喜んだ。そこで、彼らはキーウィに確認をした。元来、キーウィは美しい羽毛、翼を持っていた。だが、地上で暮らすにはその翼を失い、強靭な脚をもつ必要がある、と。それでもキーウィは「参ります」と言った。これに対しタネホカホカは次のように述べた。「君の大いなる犠牲によって、君は森の中で最も愛される鳥となるだろう」

こうして、キーウィは今のような姿となり、王の要請に応じなかった鳥たちはそれぞれ罰を受けることとなった。(Wikipedia)
(See New Zealand Maori Legend - How the Kiwi Lost his Wings)

うむ,立派。天使のような鳥だ。
ニュージーランドの国鳥にふさわしい。

Kiwi fruitsはここから命名されたとのこと(形,色が似ている)。

ニュージーランド人は自分たちのことをKiwiと呼ぶ。
   The kiwi is an endangered, flightless bird which is native to New Zealand.
   Nowadays New Zealanders everywhere are known as kiwis!

Kiwi husband=奥さんのために家事をよくする夫  
 キーウィの卵はメスの1/4くらいの大きさ。お産が大変。だから,お産の後はオスががんばる。

ふむ,lovely.

あっという間に「ニュージーランド大好き」派に変身。
そのうちKiwiかTuiあるいはMoaに進化するかも。


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