地下鉄で明洞に戻り、先夜入ったレストラン「火だこ」(?ハングルで書いてあったので、正しくはないかもしれない)。地下鉄駅から歩いて5分程度のビルの2階にある。そこで同じ定食を注文。イカと豚肉、野菜をいためた料理。日本語を話せる人がいて親切。「辛さをおさえられますが」とのことだったので、再度そのようにお願いする。ビールを一緒に注文。疲労困憊していたこともあって、たいへん美味しくいただけた。トータル12000ウオン。100ウオン=12円だから、大体1500円か。食事については、日本より安く美味しい(ホテルは東京以上)。韓国の人はイカ好きだということをはじめて知った。私も隠れイカファン(ついでにタマネギファン)。同好の士がいることを心強く思った。私の先祖も朝鮮半島からやってきたのかもしれない。ちなみに、私のホームタウンの近くに、8世紀高麗の人々が入植した町がある(朝廷の命令で、関東周辺にいた1700人を超える高麗人たちがそこに集められた。白村江の戦いで、唐・新羅連合軍に敗れた後、唐の部隊が日本に進駐してきた。かれらを憚ったのだろう)。そちらの縁があるかも。
訂正:高麗の人々が7世紀武蔵の国に入植したと書きましたが、8世紀の間違いでした。
「霊亀2年(716年)5月16日、甲斐・駿河・相模・上総・下総・常陸・下野の七カ国の高麗人1799人を集めて武蔵国に移し、高麗郡を置く」(続日本紀)
とあります。
筑紫に唐の使節・郭務宗が2000人の部隊とともにやってきたのが、671年11月で、新羅が唐を追い出し朝鮮を統一したのが676年ですから、それよりかなり後の話で、唐をはばかった、ということではなさそうですね。