鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

たぶん立て直す前の滝の小屋

2020年05月11日 | 鳥海山
 昔プリントしたファイルの年を見るとどうやら立て直す前の滝の小屋のようです。
 立て直した後もほとんど変わっていないので気づきませんでした。いろいろな山小屋の写真をデータを添付して撮っておけばよかったと思いますがあとの祭り。

 いろいろなことが緩和されたと言ってもまだまだおとなしくしていなければいけないようです。知り合いの焼き鳥屋さんも店を開けられなくて大変です、再開したら行かなくては。
 山はと言えば、一年と言わず、二、三年誰も来ない鳥海山でもいいとも思います。百名山につられた観光登山、登山だけではなく観光で生計を立てることを見直す良い機会ではないでしょうか。観光だと言ってもその基本にあるのはものを見せてその引き換えに銭が欲しいという事ですから。


at Le Dreher 1980 / Chet Baker

2020年05月08日 | Jazz
 夜はこれ。
 CDにもDreherでのライブありますがこちらはDVD。

 ところでChetのDVDは何種類か発売されていますがLive in TokyoのDVDだけは間違っても買ってはいけません。Chet Baker Live in TokyoのDVDは二、三種類発売されていますがどれもVHSテープを数回ダビングして著しく劣化したものをDVDに焼いたもの。あるDVDなどはChet が紫色の幽霊のようになっています。すべて処分しました。いくらChetファンでもいりません。

 Dreherってクラブはそんなに大きくはないようです。いつものようにChet は座りながらの演奏。これが注射針の跡だらけのジャンキーだとは思えませんね。もう一枚DVDのおすすめはStuttgart での演奏。こちらは転落死する一か月前の演奏です。

 Stuttgart での一シーン。亡くなった時もこんな風体だったのでしょうか。


ホームセンターは大賑わい、しかも子供連れ

2020年05月06日 | 兎糞録
 食材の買い出しはホームセンターの前を通ることが多いのですが、この連休中、ホームセンターの駐車場はいつも立錐の余地のないほどの大混雑。

 
 ホームセンターに勤める知人に聞いたところ、年末以上の忙しさだそうです。売り上げも毎日年末の売上高以上。売れるものは日常の必需品よりも不要不急のものばかり。BBQ用の炭も飛ぶように売れているそうです。ほかに売れるものはDIY用の木材、木材カットのおじさんは休む暇もなく、木材カットには行列、園芸関係も大賑わい。レジも長蛇の列。レジもやるその方はいつ感染するかとおもうと恐ろしいと言っていました。しかもレジを離れて商品補充しようとしてもひっきりなしに話しかけられ、入荷した商品の補充もままならずといった状態だそうです。しかも圧倒的に多いのが小さな子供を連れた家族連れ、しかも大人はマスク着用、子供はマスクをしていないのだそうです。

 当初、東京都ではホームセンターも営業自粛の対象になっていたのですが、経済再生大臣から生活の用に供するものを扱うから除外するようにと達しがあり適用除外されたのですが、この判断は全く裏目に出たようです。だって、不要不急のものばかりが売れるのですから。
 良識ある、従業員の身の安全を大事とするいくつかの大手のホームセンターがこの連休営業を休止したのは大正解です。やはり従業員の安全よりも日銭の方が大事、人の不幸は蜜の味というのは本当のようです。この店で従業員に感染者が出たら悪いのは感染した本人にされてしまうんでしょうね。

今日もこんな山関連のニュースが

2020年05月03日 | 鳥海山
 これは産経新聞の記事です。富士山の山小屋も休業を決めましたが赤岳鉱泉・行者小屋も閉鎖を決めました。鳥海山の山小屋は相変わらず予約を取っています。現時点での予約は例年に比べ少ないものと思われます。ヘリで荷揚げしても採算は取れないでしょう。

山小屋決断、「危ない目」に遭う前に
5/3(日) 7:55配信

 新型コロナウイルス感染拡大を受けて、八ケ岳連峰にある「赤岳鉱泉・行者(ぎょうじゃ)小屋」(長野県)が今秋までの閉鎖に踏み切った。紅葉を迎える11月末まで、約7カ月に及ぶ全面閉鎖を決めたことが登山愛好家の間で話題になっている。

 各地の山小屋は地域の実情を踏まえて自主休業している。大型連休までの所もある。夏山シーズンに向けて「3密」のリスクが増す中、山頂でコロナの感染者が出てしまえば、医療従事者だけでなく、警察(山岳救助隊)の手を煩わせることになる。人気の山小屋が長期の閉鎖に踏み切ったのは、そうした事情がある。

 これと対照的だったのがパチンコ業界だ。往生際の悪さがひんしゅくを買った。埼玉を中心に首都圏で展開する中堅グループは、休業のタイミングを遅らせ、最終的に休業要請に応じた。お上の顔色をうかがっていたと勘ぐられても仕方があるまい。

 両者の違いの一つに、想像力の差がある。パチンコ店が目先の利益に目が向いていたのに対し、登山家の命を預かる山小屋は自らの責務として安全を最優先させた。「危ない目に遭ってから教訓を得るというスタイルでやっていると、いずれはほんとうにひどい目に遭う」。岩壁登攀で知られるクライマー、馬目弘仁(まのめ・ひろよし)さんがインタビューで答えていた(山本修二編著『岳人備忘録』東京新聞)。登山家が命を粗末にしたら、いくつ命があっても足りない。

 人に迷惑をかけないことが山屋の基本ルール。馬目さんは「困った登山者とは?」と聞かれ、「危険に鈍感な人」と答えている。危険をやり過ごしたパチンコ店が失った社会的信頼はあまりに大きい。

 どこかの山でも入山禁止にもかかわらず遭難したものがいました。なるほど、危険に鈍感だったのですね。同行者の遭難を体験したものとしてはやはり気のゆるみが一番大きいものと思います。あの時も救助の人は、消防、救助隊と大勢きましたからね。

この記事読むと今なぜ山へ登らない方がいいのかよくわかります

2020年05月03日 | 鳥海山