鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

またまた入手、古い「山と高原地図 鳥海山」

2024年01月18日 | 鳥海山

 この前は知人が2000年版を届けてくれましたが今回入手したのは左端の1985年(昭和60年)版。十三刷です。

 右端は最初に購入したものですが肝心の地図が行方不明。値段が450円となっているのは1976年版以降なのでこれが最初のものかもしれません。真ん中にあるのは後から入手した四刷のもの、1976年版です。

 「山と高原地図 鳥海山」は年間一万数千部発売されたそうですが池昭さんが松山の学校に勤めていたころ、松山町の書店では一年間で売れたのが一冊だけだったと、池昭さんが書いていました。一番売れたのは東京だったようです。

 昭文社に直接聞いてみましたが「山と高原地図」の古いものは残っていないそうです。

 1986年からはそれまでの各山の写真をケースに印刷していたものが全国共通の富士山をデザインしたものになりました。


 ※ここに載せるために解像度は落としてあります。

 こちらは裏面

 スキャナーで取り込みつなぎ合わせてデジタル化したものです。現在1976,1985,1986,池昭さん最後の2002年版がデジタル化してあります。昭文社でモバイル版の山と高原地図は現在販売していますがデスクトップ版もあればと思って昭文社に要望はしておきましたが見込みはなさそう。

 今のPhotoshopは傾き補正も以前のものよりやりやすいし、スキャンした複数の画像を合成することもできます。また、退色、変色した写真も復元してくれるので重宝します。


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