鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

鮑に岩牡蠣

2023年07月30日 | 鳥海山

 早朝から開いているスーパーはレジも長蛇の列。この猛暑の中皆さん缶ビールなどを大量に買い、これから遊びに行くのでしょう。

 そういえばかつてはだいぶ遊び歩いたもので。

 かつて在籍した会社に漁業権を持っている人がいて、みんなで鮑、岩牡蠣取りに来いという話になりました。参加者半分は前夜に乗り込んで宴会。出て来る料理は一個数cmもある岩牡蠣フライが山盛り、鮑の刺身。準備した缶ビールはかなりの量。岩牡蠣は真牡蠣と違って真夏の今が旬なのです。

 翌日は後続部隊と合流、鳥海山の冷たい湧水が水中に沸く海にみんなが潜り岩牡蠣、鮑をふんだんに。持ちきれなくて海水パンツに鮑を入れて海から上がってくるものもあり。

 後は浜辺で焼いて食べます。鮑は生ではコリコリしますけど、焼くとほわッと柔らかくなります。岩牡蠣は海水で洗って口の中へ。途中でビールが足りなくなり追加を買い出し。飲んだ缶ビールが百本超。

 この岩牡蠣、慣れないとこじ開けるのが大変。下手すると手を切りますし、牡蠣殻はそのまま置いておくと臭くなりますので処理は大変。

 鳥海山の恵みはここにもありました。今はもう集まって遊ぶこともなくなりましたが思えば結構遊んだものでした。

 そういえば道の駅で売っている岩牡蠣は今では一個千数百円もするとか。あれ、生臭くて食えないんですよね。港の近くで打っている魚も鮮度悪すぎ、この辺の海産物を扱う店は海の近くのくせに生臭い、ほんとに鮮度のいい魚は生臭くないです。


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