鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

岩波文庫

2020年04月30日 | 兎糞録
 文庫本の話をしていたら、今現在本屋さんに勤めている人も知らなかったことがありました。
 だいぶ薄汚れた文庫本ですがこれだけで値段がわかります。(消費税は別として)
 ☆印一個が100円です。(その前に☆一個70円か80円の時があったかしれませんが。)ですから一番左端が300円、右端が400円です。★印は★一個50円の時代のものですので左から三番目は150円という事になります。左から二番目は値段がそのまま書いてあります。最近のものはいくら値上げしてもカバーだけ変えればいいようにカバー背面側に「価格+税」と表示されていますので背表紙だけでは値段がわかりません。もっとも、背表紙で値段がわかったのは岩波文庫ぐらいだっでしょうか。

 ★で値段表示の時代に池袋芳林堂で若いカップルがあれこれと文庫本選び真っ最中。男が女の人に「おい、これ★一つだ。50円だ、これがいいんじゃね」
 おいおい、値段で選ぶのかよ。
 さてさて、その本は何だったかなあ。

 ※岩波書店の文庫豆知識に正確な資料がありました。

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