鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

寒い、寒い

2023年10月22日 | 鳥海山

 毎日雨が降っています。ついこの間まで暑くて人間まで溶けかかっていたのがうそのよう。あまりに寒いので布団にくるまり蓑虫になってしまいました。人間も熊と同じように冬眠できればいいのに。そしたら暖房費もかからない。一年の半分以上ストーブのお世話になるのですから。

 以前は初冠雪だと聞けばじっとしておられずそれっとばかりに山へ向かったものですが。

 七竈、牧野富太郎は『牧野日本植物図鑑』で「材ハ燃エ難ク、竈ニ七度入ルルモ尚燃残ルト言フヨリ此和名ヲ得タリト伝フ。」と書いているそうですが実際はよく燃えるらしいです。丹頂鶴が飛び立つように見えないこともない。

 氷という防寒着を纏っているような。

 写す方も写される方も鼻水を垂らしながら。

 


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