鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

鳥海山の植物 その41 日光黄菅(ニッコウキスゲ)

2020年01月02日 | 鳥海山
日光黄菅 ニッコウキスゲ ユリ科 キスゲ属
 ある日、何人かで御浜から先一日ゆっくりしていたら、のんびりしすぎ。日没も近くなってしまった。御浜の小屋に寄ると何やら帰るタイミングを逃した子どもを含む御一行。帰りたいんだけど下山が不安で帰れない。そこへ我々怪しいおじさん御一行。小屋の管理人さん、ちょうどいい、あの連中についていけば大丈夫だ。
 そんな帰り道、日本海の日没に映える日光黄菅。写真の腕が良ければもっといい写真になったのに。
 七合目御浜周辺からその先まで群落は見事です。




 でも河原宿の方が静かで好きです。
 国定公園になる前はキャンプ場になっていました。もちろん今は幕営全面禁止です。隈笹に追いやられ咲く範囲は年々狭められているようですが、かつてはもっと咲いていました。
 ちょっと足をのばして月山森へ向かうと、訪れる人も稀で日光黄菅を堪能できます。
 この月山森を通る道もほぼ廃道です。月山森を左手に見て幸治郎沢経由で千畳ヶ原、御浜へと向かう道は今なお利用する人があるようです。稀に熊と遭遇することもあるようですが。



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