鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

笙ヶ岳 中折沢右岸尾根登山道

2020年07月22日 | 鳥海山
 笙ヶ岳への見知らぬ登山道に皆さん興味がおありのようなので、追記しておきます。毎日雨の日は地図を見て過ごしましょう。
 THANKS TO YOU ! !さんから笙ヶ岳から中折沢右岸を下った時の山行の記事が『山歩きの雑記帳』の№12に「鳥海山 忘れがたい山行」というタイトルで載っていました、との連絡をいただきました。
 以前の記事で載せた地図ですが、薄い黄緑で印をつけた笙ヶ岳Ⅱ峰への登山道です。『山歩きの雑記帳』№12にそこを降った時の話がのっています。かなり昔、1958年の話です。その当時でも藪漕ぎで道とは言えないところを歩いて下山したようです。その後の「山と高原地図 鳥海山」に池田昭二さんはこの道をのせたようですが、相当のベテランでも難しいこういう道を多くの人が見る登山地図に堂々と載せたのは罪作りですね。時間と体力に自信があり、鳥海山の経験が豊富な方は挑戦してもいいでしょうが私は遠慮しておきましょう。
 御浜から稲倉岳への道も遠くから見ると行けそうですが藪漕ぎの難所、どなたか地図に破線はあるけれど今は無い道を再び歩けるようにしようと思う方は、、、いませんよね。
 『山歩きの雑記帳』はすでに発刊を停止していますが、まだ入手可能です。

2 コメント

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Unknown (ひろの元気村男)
2020-07-28 10:40:32
そうでしたか、1958年に降りた記録がありましたか。私が生まれたころにはすでに藪道だったということですね。貴重な情報をどうもありがとうございました。
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Unknown (ayasiiojisann)
2020-07-28 16:59:20
「山仕事の人の踏み跡だろうか?忠実に辿って行くと道らしい道に出て、ようやくヤブコギから解放された。」と記述してありますのでこのルートは登山道ではなかったのでしょう。ただ池昭さんが歩いたところを「山と高原地図 鳥海山」に記載したという事なのではないでしょうか。清吉新道、康新道に関しては道をつくった記録が残っていますので読むと面白いです。
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