鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

昭和九年

2024年05月19日 | 鳥海山

 鳥瞰図といえば吉田初三郎、金子常光が有名ですがこれは地元出身の佐藤良一郎という人の描いたもの。

 航路は浦鹽(ウラジオストク)ほかが描き込まれています。画像を右へスクロールすれば吹浦口大物忌神社、蕨岡口大物忌神社が。

 これは酒田市が観光用パンフレットとして作ったもののようです。この当時日本中で同じようなものが作られました。こういうものは地元にはほとんど残されていません。

 これ見て観光に訪れてみようという人は、昔はいたんでしょうかね。今と昔では観光の対象の選び方も変わっていますので、でも観光で食べていける地域はほんの一握り。地元には洋上風力を観光の目玉に、などという阿呆も少なからずいるようです。


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