「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

モリー先生との火曜日

2006年07月18日 | book
映画を見て泣き、原作も読んだ次第。
ジャーナリストの著者はある日、かつて世話になった恩師が
死の床にあることを知る。
恩師に会いに行った彼は最後の「授業」を受けることになる。
その記録。
毎週火曜日。一つのテーマを持って。

死を恐れないのか?
生きるとは?
幸せか?
愛とは?
後悔したことは?

「私は死にかけているんだよ」
「どんなものだか話をしようか?」
「あと4ヶ月か5ヶ月かな」
「君が話すんだ、私が聞く」

ページをめくった一言でもう泣きそうになる。
病気との闘いは絶望的。
ひたすら敗退するばかり。
なのにモリーは笑う。おかしそうに話す。
疑問によどみなく答える。ユーモアすら交えて。
それが彼の身に起きた悲劇であっても。

「リアル」ともなにかつながるものがあった。

モリー先生との火曜日

日本放送出版協会

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