「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

甘粕正彦-乱心の曠野-

2008年06月22日 | book
「にこにこ腐女子」のあとにこの本の感想を書くって俺はなんだ(笑

だーいぶ前に別の甘粕正彦の本は書いた。すげー暗い話でそのせいでキャンプ旅行がどんどん暗くなったすごい本だったwwww

俺は甘粕正彦の本と言うとその本以外には読んでなくて、あとはほかの本でちょこっと描かれているものや、ネットでちょっと調べたくらい。
だから今回、佐野先生の本を読んでこの情報の厚みに驚きました。
甘粕正彦はもっと謎ばかりかと思ったんだけどかなりいろんなことを知った。

甘粕正彦は本当に虐殺者だったのか、そして大杉栄の事件後、満州でどう暗躍したのか…

本書はそういう話がメインではあるのだが、メイン以外の話もすごく充実しているというか。
読み応えがあった。
んで、興味あったからこの話、夢中で読んだんですけど、じゃあなんか……うーん、感想? 結局、この人物に興味をもつかどうかなんですよね。好き嫌いではなく、この人物に一体何が起きたのか、ということを。

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甘粕正彦乱心の曠野
佐野 眞一
新潮社

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