もう日本でもかなり有名でしょう。
ノーベル賞とは一風違うがこの賞を愛する人は
数多い。
ユーモア好きにはたまらない賞である。
「イグ・ノーベル賞」マーク・エイブラハムズ 阪急コミュニケーションズ
著者はイグ・ノーベル賞の創設者。
イグ・ノーベル賞とは何か、からはじまり、
その授賞式の様子や、エピソード。
そして当然これまで受賞された多くの笑ってしまう、そして
時に考えてしまう業績が紹介されてい . . . 本文を読む
あははいきなり10日以上更新が滞った。
もうしわけないのであります。
いざ、書こうと思うと面倒くさくなってしまうのである。
まあ、先週は忙しかったのも事実ですが。
ところで今日の横浜は久しぶりに暑くなったせいか
ものすごく小さな羽虫が大量に発生していて
外を歩くのが嫌過ぎ。
虫が多くて吐き気が出たよ。
実際、吸ったりしているんだろうなあ、と思うと
オエッと。
それぐらい小さいのがいっぱい。
ん . . . 本文を読む
ちょっとフラフラして、パソコンもいじるのが
なんだかしんどいのですが、せっかく続いてますから
本日も更新です。
「まぼろし闇市をゆく 東京裏路地<懐>食紀行」
藤木TDC・ブラボー川上 ミリオン出版
藤木・川上・編集の絶妙なかけあい漫才のような文章で
東京・川崎の元闇市が紹介される。
今や高層建築・再開発・近代都市の様相を見せる首都の中で
オシャレな、そして観光地になってしまった街に、少しでも . . . 本文を読む
イスラム教がシーア派とスンニ派の
2つの大きな宗派に分かれているのは
有名である。
だが、実際には小さな規模の細かく枝分かれしたような
宗派があるのは大宗教にはつきものである。
ダヴィンチコードでもキリスト教の異端派が話しに出ていたが、
この本はイスラム教の異端とされるイスマイリ派の話。
「暗殺者教団 イスラム異端派の歴史」岩村忍 ちくま学芸文庫
かつて暗殺者の国が存在した・・・なんていうのは . . . 本文を読む
さあサードシーズンが楽しみだ!テレ東さん(笑)
このCSIはアメリカのテレビドラマ。
日本でもテレ東なんかで放送されていた。
アメリカではもう何シリーズもできている。
それぐらいめちゃ人気のあるドラマだ。
その小説版。
たぶんテレビ未放送だよね?
違ってたらごめん。
私はこのドラマが好きで
海外ドラマといったら「ザ・ホワイトハウス」
「ER」「CSI」である。
全部アメリカ。
あとは「パパに . . . 本文を読む
最近、100円ショップのダイソーで買った
PCゲームに5日ほどはまりました。短っ!
戦略バトルってやつでシンプルで5面しかなく
そっこーでクリア。
あえて自分に不利なようにプレイしたりして
100円分遊び倒した。
まあ本も読んでるんですけどね。
あ~書くのめんどい・・・グサッ
う・・・刺されたからちゃんとしよう(刺されたからかよ)
ところでこの本買ったとき店員さんがカード払いで
ミスったんで . . . 本文を読む
弁護士さんがテレビにたくさん出るようになり
法律番組もたくさん出るようになり
裁判官を増やそうなどと司法関係者も
増やそうという動きがあり
そして裁判をしやすいようにしよう、と。
日本でもこれまで以上に裁判の件数が増えるかもしれん。
さて、世界一の訴訟大国と言えば誰でも思い浮かべるのは
「アメリカ合州国」である。
今回紹介する本はその名も・・・
「ちょっとおかしなアメリカ訴訟事例集
訴えてやる . . . 本文を読む
本日は開高健の「声の狩人」岩波書店です。
私、アイヒマン裁判に開高健が傍聴していたこと
この本で初めて知りました。
アイヒマン裁判自体は中学生の頃に知っていたのに
開高健の本も何冊か読んでいたのになあ、全く
知らなかった。
この本は1962年に刊行されたものを91年に文庫化。
内容はかなり古く、若者には歴史の教科書の出来事である。
ただ今でも通じる何かがある。
例えばユダヤ人虐殺のアイヒマン . . . 本文を読む
もう完全に科学否定する人の本。
「わら一本の革命」福岡正信 春秋社
前にサイバラの本でこの人が出てて、さらに
宇宙船地球号というテレ朝の番組にもこの人の
農法が出てきて、ついに本を買ってしまった。
固い土で種を守って、いろーんな種類の植物が
育つ。
私はそんな内容が続くのかと思ったら、
全然違って、もはやこれは福岡さんの哲学というか
思想というか、もはや一つの考え方がガツンと
これでもか、と . . . 本文を読む
昨日紹介したヘイエルダールの「ティグリス号」
に乗船した鈴木公さんの本。
「葦舟チグリス号大航海」鈴木公 日本テレビ(読売新聞社)
同じ舟に乗っている人でも少々思うことや視点の違いが
見えて読み比べてみると面白いです。
もちろんこの本自体が航海記として楽しいです。
むしろ学術的なことにあまりページを割いていないので
読みやすさはこちらのほうが上かも。
それにこちらの本じゃないと分からないこと . . . 本文を読む
引き続きヘイエルダールの本である。
「ティグリス号探検記-文明の起源を求めて」上下 T・ヘイエルダール 筑摩書房
ああそういえば、ラー2世号とティグリス号には日本人が
それぞれ乗っています。
あまり目立ちませんが、ヘイエルダールには慎み深い日本人という
好印象を与えたみたいですねえ。
ティグリス号では鈴木氏が刺身をつくって驚かせています。
そんでラー号の後、またもヘイエルダールは葦の舟を作り . . . 本文を読む
とにかく本の紹介が飛んでしまうが、
それを補えるくらいの量をまとめて
紹介しようと思う。
んで、先週の「世界ふしぎ発見」で
ヘイエルダールとラー号のことに
触れられていたので、私も読むことにしたので
ある。
「葦舟ラー号航海記」T・ヘイエルダール 草思社
1979年の第8刷ですよ。
20年以上前ですよ。うひゃー
コンティキ号は太平洋を横断したわけですが、
今度はヘイエルダールが大西洋を横断し . . . 本文を読む
昨日のガイアの夜明けで出版業界の
新しい動きについていろいろ興味深い話が
出ていた。
ジェネレーションYという世代に年齢的には
私も含まれるのだが少なくとも番組の中のような
若い人たちと私は全く違う人間である。
そういう意味では最初は戸惑いもあったのである。
私はセカチューは読んでないし、ケータイメールで
小説を読むことも無い。
まあパソコンでは読む。ケータイで読まないのは
単純に面倒くさいだけ . . . 本文を読む
マラッカの海賊の事件のときに
この本を紹介すると誤解を招きそうだが・・・
「幽霊船長」河原晋也 文藝春秋
1987年の作品で、ホラーの話では全然無い。
著者は詩人・鮎川信夫に師事し、ペンキ屋になり、師の
死をキッカケにコラムを書き始めた。
しかしこの本、著者の「遺稿」である。
44歳で亡くなった。
私がまだよちよち歩きの頃の作品。
だけど私はこの本にはまった。
詩人の鮎川大先生のことも全く知 . . . 本文を読む
憧れのパリに行って精神を病んでしまう日本人が
多いそうである。
その人たちはたぶんこの本を読んでいない。
「パリの朝市ガイド」稲葉由紀子 文化出版局
豊富な写真を使い、楽しい視点でパリの朝市の魅力を
伝えてくれる。美味しそうな食材が溢れていて腹が減る
のである。
そして美しい。大都会なのに牧歌的な部分も感じる。
そりゃあパリにあこがれる理由もわかる。
フランス料理を支えているのはこの食材の豊富 . . . 本文を読む