goo blog サービス終了のお知らせ 

「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

イグ・ノーベル賞

2005年05月21日 | book
もう日本でもかなり有名でしょう。 ノーベル賞とは一風違うがこの賞を愛する人は 数多い。 ユーモア好きにはたまらない賞である。 「イグ・ノーベル賞」マーク・エイブラハムズ 阪急コミュニケーションズ 著者はイグ・ノーベル賞の創設者。 イグ・ノーベル賞とは何か、からはじまり、 その授賞式の様子や、エピソード。 そして当然これまで受賞された多くの笑ってしまう、そして 時に考えてしまう業績が紹介されてい . . . 本文を読む

少年文芸

2005年05月16日 | book
あははいきなり10日以上更新が滞った。 もうしわけないのであります。 いざ、書こうと思うと面倒くさくなってしまうのである。 まあ、先週は忙しかったのも事実ですが。 ところで今日の横浜は久しぶりに暑くなったせいか ものすごく小さな羽虫が大量に発生していて 外を歩くのが嫌過ぎ。 虫が多くて吐き気が出たよ。 実際、吸ったりしているんだろうなあ、と思うと オエッと。 それぐらい小さいのがいっぱい。 ん . . . 本文を読む

東京裏路地懐食紀行

2005年04月27日 | book
ちょっとフラフラして、パソコンもいじるのが なんだかしんどいのですが、せっかく続いてますから 本日も更新です。 「まぼろし闇市をゆく 東京裏路地<懐>食紀行」 藤木TDC・ブラボー川上 ミリオン出版 藤木・川上・編集の絶妙なかけあい漫才のような文章で 東京・川崎の元闇市が紹介される。 今や高層建築・再開発・近代都市の様相を見せる首都の中で オシャレな、そして観光地になってしまった街に、少しでも . . . 本文を読む

暗殺者教団

2005年04月25日 | book
イスラム教がシーア派とスンニ派の 2つの大きな宗派に分かれているのは 有名である。 だが、実際には小さな規模の細かく枝分かれしたような 宗派があるのは大宗教にはつきものである。 ダヴィンチコードでもキリスト教の異端派が話しに出ていたが、 この本はイスラム教の異端とされるイスマイリ派の話。 「暗殺者教団 イスラム異端派の歴史」岩村忍 ちくま学芸文庫 かつて暗殺者の国が存在した・・・なんていうのは . . . 本文を読む

CSI-科学捜査班-

2005年04月24日 | book
さあサードシーズンが楽しみだ!テレ東さん(笑) このCSIはアメリカのテレビドラマ。 日本でもテレ東なんかで放送されていた。 アメリカではもう何シリーズもできている。 それぐらいめちゃ人気のあるドラマだ。 その小説版。 たぶんテレビ未放送だよね? 違ってたらごめん。 私はこのドラマが好きで 海外ドラマといったら「ザ・ホワイトハウス」 「ER」「CSI」である。 全部アメリカ。 あとは「パパに . . . 本文を読む

人は皆「自分だけは死なない」と思っている

2005年04月24日 | book
最近、100円ショップのダイソーで買った PCゲームに5日ほどはまりました。短っ! 戦略バトルってやつでシンプルで5面しかなく そっこーでクリア。 あえて自分に不利なようにプレイしたりして 100円分遊び倒した。 まあ本も読んでるんですけどね。 あ~書くのめんどい・・・グサッ う・・・刺されたからちゃんとしよう(刺されたからかよ) ところでこの本買ったとき店員さんがカード払いで ミスったんで . . . 本文を読む

訴えてやる!!!

2005年04月12日 | book
弁護士さんがテレビにたくさん出るようになり 法律番組もたくさん出るようになり 裁判官を増やそうなどと司法関係者も 増やそうという動きがあり そして裁判をしやすいようにしよう、と。 日本でもこれまで以上に裁判の件数が増えるかもしれん。 さて、世界一の訴訟大国と言えば誰でも思い浮かべるのは 「アメリカ合州国」である。 今回紹介する本はその名も・・・ 「ちょっとおかしなアメリカ訴訟事例集 訴えてやる . . . 本文を読む

声の狩人

2005年04月07日 | book
本日は開高健の「声の狩人」岩波書店です。 私、アイヒマン裁判に開高健が傍聴していたこと この本で初めて知りました。 アイヒマン裁判自体は中学生の頃に知っていたのに 開高健の本も何冊か読んでいたのになあ、全く 知らなかった。 この本は1962年に刊行されたものを91年に文庫化。 内容はかなり古く、若者には歴史の教科書の出来事である。 ただ今でも通じる何かがある。 例えばユダヤ人虐殺のアイヒマン . . . 本文を読む

わら一本の革命

2005年03月24日 | book
もう完全に科学否定する人の本。 「わら一本の革命」福岡正信 春秋社 前にサイバラの本でこの人が出てて、さらに 宇宙船地球号というテレ朝の番組にもこの人の 農法が出てきて、ついに本を買ってしまった。 固い土で種を守って、いろーんな種類の植物が 育つ。 私はそんな内容が続くのかと思ったら、 全然違って、もはやこれは福岡さんの哲学というか 思想というか、もはや一つの考え方がガツンと これでもか、と . . . 本文を読む

葦舟チグリス号大航海

2005年03月24日 | book
昨日紹介したヘイエルダールの「ティグリス号」 に乗船した鈴木公さんの本。 「葦舟チグリス号大航海」鈴木公 日本テレビ(読売新聞社) 同じ舟に乗っている人でも少々思うことや視点の違いが 見えて読み比べてみると面白いです。 もちろんこの本自体が航海記として楽しいです。 むしろ学術的なことにあまりページを割いていないので 読みやすさはこちらのほうが上かも。 それにこちらの本じゃないと分からないこと . . . 本文を読む

ティグリス号探検記

2005年03月23日 | book
引き続きヘイエルダールの本である。 「ティグリス号探検記-文明の起源を求めて」上下 T・ヘイエルダール 筑摩書房 ああそういえば、ラー2世号とティグリス号には日本人が それぞれ乗っています。 あまり目立ちませんが、ヘイエルダールには慎み深い日本人という 好印象を与えたみたいですねえ。 ティグリス号では鈴木氏が刺身をつくって驚かせています。 そんでラー号の後、またもヘイエルダールは葦の舟を作り . . . 本文を読む

葦舟ラー号航海記

2005年03月23日 | book
とにかく本の紹介が飛んでしまうが、 それを補えるくらいの量をまとめて 紹介しようと思う。 んで、先週の「世界ふしぎ発見」で ヘイエルダールとラー号のことに 触れられていたので、私も読むことにしたので ある。 「葦舟ラー号航海記」T・ヘイエルダール 草思社 1979年の第8刷ですよ。 20年以上前ですよ。うひゃー コンティキ号は太平洋を横断したわけですが、 今度はヘイエルダールが大西洋を横断し . . . 本文を読む

イギリスはおいしい2

2005年03月16日 | book
昨日のガイアの夜明けで出版業界の 新しい動きについていろいろ興味深い話が 出ていた。 ジェネレーションYという世代に年齢的には 私も含まれるのだが少なくとも番組の中のような 若い人たちと私は全く違う人間である。 そういう意味では最初は戸惑いもあったのである。 私はセカチューは読んでないし、ケータイメールで 小説を読むことも無い。 まあパソコンでは読む。ケータイで読まないのは 単純に面倒くさいだけ . . . 本文を読む

幽霊船長

2005年03月15日 | book
マラッカの海賊の事件のときに この本を紹介すると誤解を招きそうだが・・・ 「幽霊船長」河原晋也 文藝春秋 1987年の作品で、ホラーの話では全然無い。 著者は詩人・鮎川信夫に師事し、ペンキ屋になり、師の 死をキッカケにコラムを書き始めた。 しかしこの本、著者の「遺稿」である。 44歳で亡くなった。 私がまだよちよち歩きの頃の作品。 だけど私はこの本にはまった。 詩人の鮎川大先生のことも全く知 . . . 本文を読む

パリの朝市ガイド

2005年03月10日 | book
憧れのパリに行って精神を病んでしまう日本人が 多いそうである。 その人たちはたぶんこの本を読んでいない。 「パリの朝市ガイド」稲葉由紀子 文化出版局 豊富な写真を使い、楽しい視点でパリの朝市の魅力を 伝えてくれる。美味しそうな食材が溢れていて腹が減る のである。 そして美しい。大都会なのに牧歌的な部分も感じる。 そりゃあパリにあこがれる理由もわかる。 フランス料理を支えているのはこの食材の豊富 . . . 本文を読む