師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

品性 神宿るもの

2009年02月27日 | 天意の実践

前回のつづきです。

所作とは、品性が垣間見えることだと思うのです。

品性は、魂の表現の一部で、魂の輝きがこぼれ落ちる如き

一瞬の光のようなものです。

ひとは、あらゆるものを吸収して成長します。

光の膨張ともいえるかもしれません。

育った環境、見るもの、聞くもの、感じるものが膨らんでいって

それを成長とみるのではないでしょうか。

けれども、カラダが育つことよりも、

魂の育つ様のほうが、はるかに意義深いのです。

魂の品性がフィルターレベルだといっても、過言ではありません。

その品性輝く、祈りの姿が、師匠からの課題図書

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『天皇 霊性の時代』 竹本忠雄 著  海竜社 刊

著者はソルボンヌ留学の経験があり、外国の思想から見た日本

の対比が明確に表されています。

外国の思想の造詣が深く、それゆえに浮かびあがる日本の姿が

あります。

奇をてらうことなく、筆者の涼やかなまなざしが霊性のあるこの国の

あるべき姿をわたしたちに語りかけてきます。

圧巻はエピローグの

『海深くして青く澄みたり』-霊性の時代ここに始まる

に描かれた、実際におこった話です。

筆者が、深い感動をもって思い出すという、

『御在位十周年御奉祝国民祭典』でのこと。

氷雨の中、両陛下が二重橋におでましになられるのを待っていた

時、万歳の声があがり、音楽の演奏が始まると二重橋の上空が

青みがかった楕円形に晴れ渡ったのだそうです。

自分たちがいる場所よりその外の周りに雨は降っているのに。

そして、皇居の森の上方に北極星が次の瞬間、両陛下がお立ちに

なり、一同に向かって並び立たれていた・・・・・・。

『天皇晴れ』の瞬間です。

と、私が感想を話していたら、

師匠「天帝ですなあ。」

私 「北極星は、天皇の守星と、書かれていました。」

天照皇大神の呼称は、天皇にも通じていると感じます。

雨が上がることは理屈ではない、と書かれてありましたが、

私もそう、思います。

ここで、何度も、師匠の話に書いているように、神さまに人間の

理屈はありません。

これもまた、人間の理屈で捉えようとしても、無駄なことです。

まず、理屈を抜くことです。

マイナスエネルギーも、理屈に走る人間の理屈により、多く発生して

いることを思えば、私たちは、答えを知ろうとして、実際は答えを

見失っている。

大祓詞を唱えることは、理屈を抜くため。

場を清め祓いを行うことも、溜まりに溜まった、人間の凝り固まった

思いを取り除くことです。

神の魂を持つことで、さらに辛い思いを経験していることがあるかも

しれませんが、本来の自分を取り戻すための一つの方法と思って、

取り除くことをしましょう。

光輝く魂でいられるように。

    

臣でした。

追記

師匠のメモから書き起こしたので、途中の降神のことばをそのまま

転記していたので、神さまからのメッセージの部分の訂正をしました。

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