オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

文京シビックセンターで東京ソリッドモデルクラブ作品展開催

2018年07月15日 | 東京
たまたま14日に文京シビックシビックセンターに行ったところ、ギャラリーで飛行機模型の作品展をやっていました。あいにくカメラを持っていなかったので翌15日カメラを持って取材をしてきました。ちなみに私はスマホは持っているが普段は持ち歩きません。ガラケーを持っていればそれで十分だと考えています。スマホにもガラケーにカメラは付いているが、そんなカメラで撮影するのは私の写真道に合致しない(笑)のでスマホ・ガラケーで撮影することはほぼ皆無です。ということでソリッドモデル作品展の入り口です。
最初に目に入ったのはロッキードC121Aコンステレーション(愛称はコニー)。私の一番好きな飛行機です。コニーはロッキード社が開発したプロペラ旅客機の名機で、長胴型のスーパーコンステレーションは「空の貴婦人」と呼ばれました。
私は1987年にコロラド州のグランドキャニオン近くのローカル飛行場でコニーの実機を見学しました。ダグラス・マッカーサーの記念館があって、マッカーサーの専用機バターン号が実機展示されていました。この機体カラリングは2005年に函館空港に飛来したコニーだと思います。製作者に確認をしたかったのですが、食事中でした。右側2機は夜間戦闘機・月光、左側の2機は陸上攻撃機・流星。チャンスボートF8U-Ⅲ。ソリッド(木)で全体を製作したあとで表面を金属で貼りスケルトン化したそうです。グラマンF9F-9i-153ポリカルポフコンベアPOGO XFY-1。Xがついているので試作機です。シーメンス・シュケルトD.IV。第一次世界大戦末期に開発された戦闘機。シーメンスも航空機を製造していました。
RAH-66コマンチ。ステルス型ヘリコプターの試作機。アントノフAN-44。当時最大の輸送機。前後2重4枚プロペラです。ダグラスC-124グローブマスターⅡハンドレページ・ビクター。フォークランド戦争に参戦しました。グラマンF6Fヘルキャット。艦載機なので主翼は折りたたみができます。紙製です。ダグラスC47ダコタ。大量生産されたDC-3の輸送機型です。この模型は映画「飛べダコタ」の撮影のため佐渡に持ち込まれた実機を参照して制作されました。この機体は今どこにあるのか大いに関心があります。昨年幕張で開催されたエアレースでDC-3のデモ飛行が行われました。ボーイング727。リアエンジン3発のベストセラー機。私にとって747、767に次いでたくさん乗った飛行機です。マグダネルRF-101C。Rがついているので偵察機です。表面金属、内部は木製。手前の小さい模型は紙製です。リパブリックF105D
ノースロップT38タロン。練習機です。ノースロップXB-49。爆撃機の実験機ソリッドモデルの多くは朴の木を使用したものです。ロッキードF-104スターファイター。航空自衛隊でも採用、当時は「最後の有人戦闘機」と言われました。少年雑誌に紙製模型の付録がついていて私も作りました。私にとって初の模型作りでした。ツポレフTu114ダグラスDC-6ボーイング377ロッキード・コンステレーション。こちらのコニーはトランス・ワールド航空(TWA)のカラリングです。TWAはハワード・ヒューズが大株主で同社はコニーを大量採用しました。デカプリオがヒューズを演じた映画「アビエーター」は面白かった。コニーはもちろん、超巨大機スプルース・グースも登場します。
模型は一見金属製のようですが、模型本体を木で製作し、表面にアルミ板を貼り付けています。そのアルミ板はビールのアルミ缶の印刷面をはがし取り平面化しへら絞りの技術で曲面としました。趣味の域を超えた職人技です。偵察機ロッキードSR71Aホンダジェット(写真右)とその実証試験機MH02(左)。試験機の実機は栃木県のツインリンクもてぎに展示されています。もてぎにはまだ行ったことがありません。行かなくては!
航空研究所試作長距離機朝日新聞の神風号。1937年に東京・ロンドン間を飛行しました。ロッキードF104スターファイターミグ21飛燕。飛燕の実機は2016年9月に神戸で撮影しました。飛燕復元機のページはこちら
東京ソリッドモデルクラブは創設65年です。プラモデル登場以前のソリッドモデル全盛時代にスタートしています。1958年(昭和33年)にマルサンから初のプラモデルが登場し一気にプラモデルの時代になりましたが、一部マニアの間では脈々とソリッドモデルの伝統が引き継がれてきました。
今回はクラブの65周年作品展ですが、次回いつ開催かというと、大きな模型だと製作に数年かかるため毎年開催するのは不可能で、次回70周年は会員の高齢化で開催は不透明だということでした。高齢だと目がつらいし、健康でいられるかどうかわからないですからね。私も同様です。
この作品展は文京シビックセンターの1階ギャラリーで7月14~16日の3日間開催されました。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿