日本の名城・古城 城撮り物語

全国各地の名城・古城の現況を写真でレポートします。

小倉城の巻 都幾川の支流・槻川に張り出す丘陵の地形を活かした山城

2015-03-07 18:23:24 | 埼玉
杉山城の次にときがわ町の小倉城を訪ねました。以前の都幾川村と玉川村が合併して、新たにときがわ町となりました。都幾川という川に因んだ地名なので、やはり漢字のほうがいいと思います。小倉城は「こくら」ではなく「おぐら」と読みます。念のため。小倉城は荒川の支流の都幾川のさらに支流の槻川に張り出す丘陵にあります。


小倉城は大福寺という小さな寺院の裏山にあり、城跡へいくにはこの大福寺が目印です。いつ、誰が築城したのかはいくつかの説があって、まだ特定されていません。

大福寺




山城ならではの登山道が続きます。戦国時代に造られた関東の城には珍しく所々に石垣、石積み土塁があります。



本郭の虎口



史跡小倉城跡の石碑



本郭の標高は140メートル。麓の大福寺からはけっこうな登りでした。


本郭一帯


本郭の中央、石碑は大きな石の上に立っています。


本郭西の虎口。二の郭へと続きます。






小倉城は郭の数が5つと、杉山城と比べるとやや規模は小さく、本城というより、支城、防衛拠点といった印象でした。


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