日本の名城・古城 城撮り物語

全国各地の名城・古城の現況を写真でレポートします。

棚倉城の巻 江戸時代初期に丹羽長秀の長男・長重が築城

2016-04-16 20:11:19 | 宮城・福島・山形
福島県東白川郡棚倉町の棚倉城を訪ねました。
棚倉は、戦国時代は常陸の佐竹氏の領地でしたが、関ヶ原の戦いで態度が不鮮明だった佐竹義宣は秋田へ転封となり、空白となったこの地に九州の立花宗茂が入封、その後、丹羽長秀の長男・長重の領地となり、将軍秀忠の命で長重は棚倉城を築城しました。

水郡線・磐城棚倉駅


ちょうど十万石棚倉城まつりが開催中でした。


駅前の水戸街道

北門跡の東屋

棚倉城は江戸時代初期に造られた平城です。この地に城を造らせたのは徳川幕府の伊達への対策だと思われます。

北二門付近



北二門の土塁

別名を亀ヶ城といいます。



棚倉城主は幕末までの250年間に8家16代と頻繁に交替しました。丹羽、内藤、太田、松平、小笠原、井上、松平、阿部。15代城主の松平康英が川越へ移封となった縁で棚倉と川越は友好都市となり、十万石まつりの会場には川越からお祝いの使者が来ていました。



土塁の上の棚倉町合併記念碑

畑俊六元帥終焉の碑

忠霊碑



棚倉城址碑

櫓門跡






北二門の枡形







二の丸の石垣

二の丸石垣の下の棚倉中学校


時の鐘


学びの門

秋葉神社

秋葉神社の大ケヤキ

古民家


駅前の図書館。以前は棚倉城の中にあったそうです。

駅前通り


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