翼がある物ならバットウィングから手羽先まで。脚がある物ならロボットからチャンネーまで。ストライクゾーンは無限大。
趣味人(シュミット)のプラジェクトX
第10回 シバウラ農用トラクター 脚も心も・・・折れる
ようこそ !
趣味人(シュミット)の
プラジェクトX(ばってん)へ!
(旧NHK番組 プロジェクトX風に………)
田口トモロヲのナレーション
マズイ… 塗装持ち手から外れたトラクターは、もんどり打って足元に落ちていった。
普段は血の気の多い 趣味人( シュミット )の顔から、 すうっと血の気が引いていった。
無惨にも前輪が取り付けシャフトごと折れて転がっていた。
………………
その夜やけ酒をあおり、弾けもしないピアノに八つ当たりして、黒鍵をジェンガの様に積み上げた。
拙ブログ関係者に心当たりのある出来事と酷似していた。
こうしては居られない!
シバウラ農用トラクターの復活する姿を待ち望んでいる、全国のヒマ人の為にも!
プロジェクトX(エーックス♡)
趣味人( シュミット )は立ち上がった。
が、最後の勝負に打って出るには、足底筋膜炎で足取りは重く、新型コロナの影響で最新鋭の補修手段も遠のき、限りある工作室の中に一縷の望みを賭けた。
そうだ!ジャンクパーツから選り出したもので修理復活させるんだ!手をこまねいているバヤイぢやない!!
「地上の星」のドラミングが流れる♪♪☆
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前座 お退屈様でした。
見ての通り、前輪がポッキリ折れますたっ!
で、凹みますたっ!
ちょっと手から滑って落下したらこの有り様。←ちょっとじゃねえだろ!
まあ遅かれ早かれ、ストレスのかかる部分ではあったので、なんの躊躇もなく折れてない方も切り離しました。
頭の中にある修理方法を略図にアウトプットして、それに見合ったジャンクパーツを集めてみました。いつかは役に立つだろうと、身近にあるものを分解してもぎ取ったのを組み合わせ、ここは見ためより可動させる為の強度優先でいきます。
2枚貼り合わせのホイールは剥がす事は無理なので、センターにドリリングして極小ボルトを植え込みました。実際、タミヤのバイクキットでタイヤ取り付けには、この方法が採られていますよね。実車にはない+ヘッドのスクリューでスムーズに可動させる事を優先させてあります。
このタイミングでソリッドゴムのタイヤも嵌め込みました。
後輪もですが、経年劣化で無理矢理嵌め込むと引きちぎれる恐れがあるので、湯煎して柔らかくなったところで無事嵌め込みました。
何のパーツかわからない物を半分に切断して、使い捨てライターの点火部品に差し込んで、タイヤ軸の受けにします。
薄金属板ですが、差し込められる限度の5枚を重ねると強度も上がり、もう折れる事もヘタレる事も無いでしょう!
これにて、一件落着!
あ〜〜疲れたorz。ハヨ寝よ!
今日もご覧頂き
ありがとうございました。m(_ _)m
今回は この辺で ごきげんよう (^o^)/
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コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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あれほど強度にこだわった設計のわりに、確かに脚は華奢ですね。スケールモデルと遊ぶ模型とのせめぎ合いですか。
しかし半世紀も前のゴムがひび割れもしていない、というのは奇跡的ですね。
今度、ライターを分解してみようと思いました。
こんにちは。コメントありがとうございます。最後の最後に落とし穴がありました。
ホイール内の焼き止め加工ばかりに気を取られていて、実車では細くても鍛造部品でしょうが、プラはプラでした。
ゴムタイヤのトレッドパターンの再現は、惚れ惚れします。ヒビなど入らずよく残っていてくれたものです。ライターは高圧液化ガスを密閉する為に、精度のいい部品が集まっていて、色々応用が効きます。ご本人同様、ガスはしっかりと抜いてからね!
似たような話で、昭和の時代のポリパーツが、塗装も終了して飾ろうかとした段階で、ちょっと弄っただけで、「パキッ」といい音を立てて割れた事は多々あります。
1~2日おいて、壊れた部分まで解体していく時は、いっそ捻り潰してしまおうかと思う時もありますね。
そんな話はさておき、完成後の雄姿を楽しみに待っています。
こんにちは。コメントありがとうございます。
上には上がおられましたね。参りました。
もし、この段階で折れてなかったら、genei様と同じ目に遭っていた事でしょう。模型の神様の親切心からくる悪戯に、感謝しなければなりません。これはひょっとして、付喪神と例えて頂いた事が、現実味を帯びて来たのかも!?