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各々がた、討ち入りでござる!


趣味人( シュミット )のブログへ、ようこそいらっしゃいました。


ヤフー ジャパン
ノーベル賞 画像検索より転載
アルフレッド ノーベル 像
画像加工しています。( 悪意はありません。)


今月の10日、北欧スウェーデン ストックホルムのスウェーデン王立科学アカデミー他関係団体による、ノーベル賞授与式が行われ、物理学の分野で日本人三人(正確には二人、お一方は米国籍)がその栄誉に輝いた。

ご訪問の皆様ももうご存知のとおり、青色発光ダイオード(青色LED)の開発者として、赤崎 勇 氏、天野 浩 氏、そして量産化の製造方法を発明した 中村 修二 氏(米国籍)のお三方である。
肩書きはいずれも“ professor ”をお持ちしておられる。

中でもよくマスコミに取り上げられた中村教授は、ノーベル賞受賞をうけインタビューの中でこう述ーべるておられた。( スーベル賞 確実 )

「 研究のバネになったのは“ anger”である 」

教授たる人格者が、研究開発のモチベーション維持に【 怒り 】を挙げられことに、ちょっと驚いた。

発明者に対しての報酬があったまくるほど少なかったから、発明当時に勤務されていた日亜化学工業を裁判に訴え(既に退社しておられた)「200億円判決」がでるものの、裁判に時間が掛かり過ぎると研究に支障が出るということから、8.4億ペイバックで和解成立。
日本の司法に失望し米国へ渡られ、潤沢な軍事予算から研究費を獲得するため、米国籍を取得しカリフォルニア大学サンタバーバラ校で、研究を重ねておられるとの事。

と、マスコミを上手く利用した中村氏に対し、日亜化学も慌てて法整備の面に力を入れ出したものの、最初はグーと決めておきながら、パーをだされた格好で、
前後の訴訟合戦は両者の間に深い溝を掘ってしまったようだ。

にも係わらず最近になって中村教授側から、日亜化学工業に対し関係修復の申し出を打診したが、日亜側から

「 今頃なにぬかしやがってんでい!どのツラ下げて日亜の敷居跨ごうってんだぁ!おととい来やがれっ!!」

と、大体の内容はこれで、それを大人盛り盛りのメッセージに変換しマスコミに流した。ある意味 仇をとった。

この一連の裁判沙汰に関し、双方の意見、主張がウェブで検索できますので、興味のある読者諸氏は覗いてみて下さい。

パーチクリンの趣味人は、2,3回読みましたが、完全理解まで到達出来ませんでした!まっいいか!


仇をとったと言えば、今日14日は、赤穂浪士による吉良上野介邸 討ち入りの日。いわゆる「 忠臣蔵 」である。

大石内蔵助を筆頭に旧赤穂藩士四十七人は、城主 浅野内匠頭に下った不当な裁きに対しての“ anger ”をバネに上野介の身印をとり、亡き殿の墓前に報告、溜飲を下げた。

昔から日本人はこういった勧善懲悪ものが大好きで、今はテレビのシリーズも終わってしまったが、「水戸黄門」「銭形平次」「大岡越前守」と、ゴールデンタイムは時代劇が目白押しだった。懐かしい昭和。

「忠臣蔵」を題材にした何らかの番組をこの時期 メディアに期待しているが、情報収集がヘタなのか、今年は見当たらない。視聴率が取れないんなら仕方がない。

なんかこのままでは年を越せないので、マスコミへの“ anger ”をバネにレンタルショップに行ってきた。北風ピープーの寒い夜に。 わざわざ。

あった!《「忠臣蔵」花の巻、雪の巻》1954年 制作 モノクロ DVD

時代劇コーナーは肩身の狭い思いをしていて、かたや韓流がズラーーーっと並んだ陳列棚の多さに吐き気を催した。

旧作だから、一週間100円( +tax ¥8)と、名作にありながらそこらへんの場末ドラマと一緒に扱われ、また“ anger ”をバネに千円で借りてやろうとしたが、店員が「10円 お持ちじゃないですかぁ?」
と、釣り銭単純化計画にハマってしまい、知らず知らずのうちにジャラジャラのお釣り902円と軽ーい円盤 をダウンコートのポケットに突っ込み、討ち入りまでの画面の中の浪士たちの“ anger ”をビール(正確には発泡酒)で冷ましながらどちらも味わう鑑賞複雑化計画に、一人ニタニタしながら店を後にした。

やっぱ「忠臣蔵」は 武者んよか!
何回観てもよか!日本人に生まれて良かった!

「冬のソナタ」という韓流ドラマが日本を席捲した時があった。
ヨン様とチェ ジウ様(えらいスラスラと出てくるじゃん?観てた?)
普段からドラマ自体を観ないほうで、何がこうも流行らせているのか探るべく、最終回だけ観てみた。

噴飯ものだった。人に会いにいかなくてはいけない緊急の事態を想定した場面があり、そのシーンの後には何の緊迫感も無いお散歩シーンに繋がっていて、あんたのんびりしててもええんかい?と、画面に突っ込みたくなる衝動を覚えたような…… “ anger ” 萎縮。観るべきものは何も無かった。まっ、いいか!

こういう手前もおちゃらけだらけのスッス スー ブログだから、人にとやかく言う筋合いは持ち合わせないが、スケビ11月号「 永遠に0 その4」には、辟易した。

脳にまで及ぶ損傷を負いながらも、しかも出血多量と説明し、1,000キロを飛びきった(時間として単純に半分の4時間、西進は地球の自転と相まって縮まる)という、医学的根拠に基づかない支離滅裂な表現。

頭部出血がいかに致命的なものか、単に[ 神が導いてくれて生還した ]でお茶を濁しているが、即死に近いものであり、あのケネディが暗殺された映像を
知らないはずがない。

スケビという専門誌にあって考証の無さが残念で、軽い「 怒り 」を覚えた。


最後までお付き合い下さいまして、“ anger ”を覚えた方に、お詫び申し上げます。

ごめんなすって!

って、また怒りかうばい!

では~(; ̄ェ ̄)\(;^_^A




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