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リベットの真骨頂!ヘリコプター

趣味人( シュミット )のブログへ、
ようこそいらっしゃいまーしー! m(_ _)m

なんとかテイクオフさせることが出来ました

ドクターリベット

です。

これを使って何を作ったかと言いますと、



1/32 レベル AH-64A アパッチ

です。

ドクターリベット(当時は試作品)の数種類を駆使して、サンディングで消失した凸リベットや、コンソールパネルのスイッチ類、フルスクラッチで造形したエンジンのボルトナット、キャノピー枠のリベット等、ヘリコプター特有の機体に打たれたリベットの再現、追加工作に用いています。

この拙作はプラモデルメーカー[ ハセガワ ]が主催していた“ JMC :ジョイフル モデラーズ コンベンション” の第10回2000年度大会で、スーパーマスターズ賞を授かったものです。

ではクローズアップして、ドクターリベットがいかに簡単に速くしかも正確に凸リベットが打てるかを、ご覧下さい。



キャノピー枠には大きめのものを、ヒンジには小リベットを打っていますが、従来の方法でひとつひとつ拾っていては無茶苦茶時間も手間もかかることでしょう。



リベットの高さが一定であることが分かるアングルからです。



機体下面、左右貼り合わせの段差解消のサンディングで消失したリベットを打ち直しています。下面という事で、少々荒っぽい打ち方ですが、本来のキットにあるリベットのテクスチャーと何ら遜色のない仕上がりに出来ました。

弾倉(画像上部)に見られる凹リベットは、ドクターリベットを軽く押し付けて表現しています。



ローターヘッドは、キット自体十分な再現が施してありましたが、資料をもとにパイピングやボルトナットを追加しています。



スタブウィングは上下貼り合わせで、前縁部の整形で消失したリベットを追加しています。
たったこれだけの事で、イメージが全然違ってきます。
ドクターリベット1本で、簡単に追加工作することが出来るんです!!







機首下面のガンターレットです。資料をもとに再現していますが、小さいリベットが数多くあっても、ドクターリベットなら何の苦にもなりません。むしろリベット打ちが楽で、どんどん進みます!!





フルスクラッチのエンジンです。コアとなるプラパイプに補器類を重ねて行き、各所にドクターリベットを駆使して造形しています。

一定の大きさを安定的にパンチングし、接着剤塗布/接着までの保持が連続して作業出来るので、工作への集中が持続します。



エンジン排気口カバーのマーキングはフラットブラックを型紙を抜いて吹き付け。白色は顔料の濃度が高い修正液を溶いて手描きしました。
もちろんリベットは追加工作のものです。





テイルブーム、テイルローターブレードにも、資料をもとに各所に凸リベットを打っています。

先ず持って凸リベットに対しての追加工作の煩わしさのイメージを払拭し、誰もが簡単に出来るスキルレベルを問わないツールとして、初心者からベテランまで読者の皆様も必ずお持ちのニッパーやカッターと同等のツールとしてお持ち頂けたらと願います。

最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました。

ドクターリベットのお求めは、別のサイトをご用意しています。下記にリンクを貼っていますのでどうぞよろしくお願いいたします。



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その名は『 Dr.Rivet : ドクターリベット 』

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予告編が長過ぎて、待ちくたびれた感が否めませんが、ようやく全面公開に漕ぎ着けました。



拙ブログ既出のモザイク処理された画像の内側に隠されていたものは!























拙ブログ標題に掲げましたとおり、簡単でしかも速く、正確に凸リベットが打てるツール

Dr.Rivet:ドクターリベット

です!

構造と使用方法を略図をご覧いただきながら、ご説明いたします。



ドクターリベット以外にご用意していただくもの。

* プラスチックペーパー 厚み0.1〜0.14mm

推奨 タミヤ 製/エバーグリーン 製のシート

ウェーブ製はテストしていません。悪しからず
ご了承下さい。
ホビーベースのプラストライプは硬めで、ドクターリベットには不向きのようです。


* 接着剤 サラサラタイプの無樹脂接着剤

* マスキングテープ

* カッティングマット
先端取り込みが視認しやすいよう、緑色のマットで、しかもラインが引いてない裏面が見やすいです。

☆ ステップ 1:切り出し・保持




先端の拡大図です。
カッティングマット上にプラスチックペーパーをマスキングテープで固定します。

先端はポンチ状に研磨加工してありますので、刃を傷めないよう必ずカッティングマットを下敷きにして下さい。
先端をプラスチックペーパーに垂直に押し付け、外筒(シリンダー)を90〜180°回転させます。

必要以上に押し付けると先端が曲がってしまいますので、押し切るのではなく、ねじ切る要領で取り込みます。

一回の取り込みには必ず1個を限度として下さい。複数取り込むと、プッシュロッドが作動しなくなり、使用不能となります。

プラスチックペーパーに穴が開いたら、取り込み完了です。押子(ピストン)には、この時点ではまだ力を加えないで下さい。


☆ ステップ 2 : 接着剤 塗布



接着剤の蓋に付属している筆の腹で接着剤を塗布します。つけ過ぎに注意して下さい。

☆ ステップ 3 : 押し出し・接着



接着位置に先端を置き、押子を押して接着します。

実際に使用している連続画像を以下にアップします。









このドクターリベットの試作品は2000年には出来ていて、著作権を申請/登録しています。

それを使用した作例を以下の画像にアップしてみます。





窓周り、機首後付け装甲板のリベット表現に使っています。







これは凸リベットとして使ってはいませんが、機体表面に軽く押し付けて、単なる[ • ]ではなく、[ ○ ]のリベット痕として使った作例です。

読者の皆様の柔軟な発想で、使い方は∞無限大∞



次回はビッグスケールならではの使用例をアップします!

乞うご期待! 愛ある貴方のピストン押して くっ付けて↓↓↓↓↓
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ドクターリベットのお求めは、専用サイトがありますので、そちらをご覧くださいませ。

以下にリンクを貼っておきますので、どうぞよろしくお願い致します。

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リベット打つぞ〜!一般レベル

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ようこそいらっしゃいました m(_ _)m

7月23日付けの拙ブログで、神レベルの凸リベット打ちをご紹介しましたが、テクニックは何とかなりそうですが、モチベーションが最後までもつか、ヘタレの私には自信がありません。

何も機体全面に打とうとかは、余程思い入れのあるものでしかやらないと思いますが、点検パネルのリベットとか、コンソールのボタン等をパッと再現出来たらいいですよね。

小出し小出しで申し訳ありませんが、山頂にたどり着くまで、今一歩残す所にまでに持って来ました。





1/72 フジミ HSS-2B シーキング

ヘリコプター特有の機体全面に打たれた凸リベットが、綺麗にモールドされています。

近年の模型では凹モールドが主流で、機体貼り合わせ後のサンディングでそのモールドが消失しても、再構築は凸より簡単です。

それにこのスケールに見合った極小のリベットを再現出来るツール自体が、私が調べた範囲では有りません。




上記キットのアップです。リベットを際立たせる為、画像が暗くなっています。その下の黒プラ板に並んでいるものは、今回開発したツールで打ったプラスチックの凸リベットです。

一番右側の凸リベットは、キットのリベットと殆んど径が近く、サンディングで消失した範囲に再構築しても、何の遜色もない仕上がりが期待出来ます。

順次左手に行く程、径が大きくなっていますが、もちろんツール自体はそれぞれに用意しています。
1/72から48、32、35、24・・・と、あらゆるスケール、あらゆるジャンルの凸モールドに対応しています。

たった一つのツールしか要らない!
わずか3ステップで打てる!
しかも正確!速い!簡単!




準備するものには流し込みタイプの接着剤と、マスキングテープ、ベースのカッティングマットはもちろん必需品ですが、あと一つのマテリアルと今回開発したツールがあれば、誰でも簡単に凸リベットが打てます。

熊本の夏の展示会前までには、公開します事をお約束いたします。

乞うご期待!!





シュミット ワークス

このブランド名とメインのイメージキャラクター(一部画像加工有り)です。

どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

では〜! (^O^)/

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リベット打つぞ〜! 神レベル

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梅雨明けしました。

やっぱ夏休みの声がかからないと明けてくれません。
次は猛暑、熱帯夜、台風と、痩せるヒマもありません。 ン? ?

運動不足がたたってかなーり見た目にメタボで、腹ボテになってしまいました。

夏は肥る!自慢じゃないけど、AGGちゃんの腹周りには負けてるのでまだ安心←身内ネタでスマソm(_ _)m

さて、ブツブツリベットの続編ですが、

2015/08/30 付け 拙ブログ記事

「 撮ったどー!Part 3 」

で掲載させて頂きました、神戸WINDS 山根(ろっこうたいし)氏のリベットを、再度ご紹介しましょう。

ドンガラは 1/32 キティーホークモデル T-6 テキサンです。


ベアメタルを表現するため、アルミ板を貼り込んであります。
正にメタボじゃないメタルモデルそのものです。

そこにピンバイスにΦ0.3のドリル刃を装着してただひたすらコリコリカリカリと、下穴を穿っていくそうです。

次はソフトワイヤー(ハンダ材?)をこれまたただひたすら植え込んで接着。

リベットの高さを揃えてカット。
接着後のカットにより、均一化が可能。綺麗でしたよ。 正に神レベル!


ということは、下穴→接着剤塗布→移植→切断の同一リベットに4手間 。このモデルで、約1万発。

4手間×1万ヶ所= 4万アクションで絶大な効果が発揮されていますが………

根性無しのワシはマネでけへん( ̄O ̄;)


同氏作品をもう2点 いずれも1/32



紫電改 ハセガワ



F-86D セーバードッグ キティーホークモデル

セーバードッグはここまで5ヵ月を要していますとの事で、使用中のピンバイスや軟質金属線もご紹介してありました。

役得でそのリベットをサワサワさせて頂きましたが、凸特有の手触りは何とも言えませんでした。


••••••


根性無しの私にも、これに近い物が出来ないか?!

しかも金属線ではなく、プラモデルにはプラスチックで!

下穴を開けないで、リベットの高さを均一に!

Φ0.3にこだわらず、極小リベットを!


出来るんです!

たった一つのツールしか要らない!

わずか3ステップで打てる!

しかも正確!速い!簡単!






拙ブログ記事 2015/11/22 FORD Tfc

車輪のスポーク付け根の凸モールドは後付けしたもので、オリジナルには有りません。車体の所々にも違和感なく追加しています。
もちろん、たくあんリベットではありません。
プラモデル用接着剤のサラサラタイプで、アッという間にくっ付けています。
これだっら根性無しの私にも、リベット打ちが楽しくて楽しくて、F-104の翼に打ってもよかですかあ〜!←やってみなー




近々、公開しますので、今しばらくお待ちくださいませ。m(_ _)m

では〜! (^O^)/

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リベット打つぞー! さわりのお話し( 後編 )

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なあんだ、梅雨明けてなかったんだ。
やたら本格的夏がやって来たー!なんて言ってるのは、北部九州以外の地域。

ま、南部か北部か瀬戸際のところに居るもんで、いっとき晴れが続いていたんで南部の梅雨明けに乗じていたものの、ここ二、三日たまヘンな降り方をしている。

「 平成29年7月 九州北部豪雨 」

もう二週間経つんですね……あの滝のような雨。

打って変わり関東ではカラ梅雨で水不足というアンバランスな気候で、どうなってるんでしょうか、ジャポーンは!?

…………………………………………


ブツブツリベットのお話しの続きです。

前回のカットまでご紹介しました

「たくあんリベット」

とは、まるで大根のたくあん漬けを輪切りにするかのようにカットしていくところから、かの百年ファントムの村上仙人(どこまでイッてもF-4ファントムにこだわっていて、ツイッターでは絵富代〜ンなんてカマッぽいコールサインを使っている)が名付けたものです。

カット幅(リベットの高さ)を均一にする為に10倍ルーペを覗きながら切っていくとええで!と解説してありまして、時計技師が眼に嵌めるルーペを使ってやりましたが、やおいかん(上手くいかない)。

直定規を視野の隅っこに入れてチョイ横ズレしながら感覚で切っていくとよかです。←良くない。

さて、切ったらいよいよ接着です。



あっちゃこっちゃ飛ばす確率が高く、ピンセットは速 ボツ!



デザインナイフで突いてサラサラタイプの接着剤で接着しますが、突く深さによっては刃先から離れず、接着出来ないこともあります。

そこで シュミット考えました。

ファンデルワールス力を利用して突くのをやめて、分子間力でくっつけようと!

百均のペンシル型字消しの芯をカットして尖らせ、マステの粘着面から引きずり出して場外乱闘に持ち込み、1っケ1っケ拾うぞ〜!←どうぞご自由に。



おー!スイスイいくべー!

って、ここまでやったらもう飽きた!

接着剤を眼前で取り回すので臭いし、ひと粒拾うのに、縦に付いたのか横になっているのか判り辛い。ハ〜〜〜〜( ̄O ̄;)



おさらいしてみましょう。




* 手間 1 伸ばしランナー用のランナーを切る。

手で折る人はいないでしょうから、ニッパーが要ります。

* 手間 2 ライターで炙る。

ともすると、黒煙を上げ燃えそうになる。火事予備軍。

* 手間 3 カンに頼り伸ばす。径を揃えられるのは神技。いちいち外径マイクロメーター引っ張り出すのも手間かけ過ぎ。

* 手間 4 切り出しに固定する為、カッティングマットに貼り付けたマスキングテープの粘着面に仮固定。効率アップに二本を一度に切る。←三本でも四本でもよかです。どうぞご自由に。

* 手間 5 リベットの高さにたくあん切り。1000分の1ズレは心眼に頼る。10分の1の精度もあやすぃー。

* 手間 6 拾いやすいようにバラけた状態に拡げるが、縦か横か不揃いになってしまう。

* 手間 7-1 デザインナイフで突いて接着位置まで持っていくが、突く深さによっては刃先から離れない。

* 手間 8 流し込み接着剤で接着。換気をしないとそのうちぶっ倒れる。←どうぞご自由に。

* 手間 7-2 字消しペンを加工したものを使いほんの少し効率は上がったが……



















こんくらいの数打ったところで、飽きた。



やーめた。

使った道具

ニッパー/デザインナイフ/ライター/カッティングマット/ペンシル型字消し/ピンセットは退場処分

マテリアル

ランナー/マスキングテープ/無樹脂接着剤






2015/07/12 あいるびーばっくれる

拙ブログ既出のリベットを打った画像です。

1/16 降下猟兵のブーツの鋲ですが、この極小リベットはリヒートモデルのパンチアンドダイ セットにもない径です。

たった一つのツールしか要らない!

わずか3ステップで打てる!

しかも正確!速い!簡単!


公開までもうちょっと待って下さい。あと少しで仕上がります。



この衛生兵もどっかで見ましたよね〜。
下半身のアンバランスだったところを修正しています。
( 2017/05/26 MEDICA〜〜L ‼︎ )


では〜! (^O^)/
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