ボールは正直

　きょうの練習は、ほとんどをレシーブ練習に時間を使った。オーバー・オーバーやアンダー・アンダーなどから始まり、つなぎの練習も行った。半身で下がることを意識させていたが、やろうとしていることはうかがえた。
　続いてサーブレシーブの練習を行った。これもただサーブを受けるのではなく、複合的な練習を行った。サーブをレシーブした後、すぐにフェイントの処理に行き、すぐにサーブを打たれたのを下がりながらレシーブをするという練習を行った。動きのあるいい練習になっていた。
　実践練習では、３年生の子がサーブレシーブに苦しんでいた。６年生が打つ速いサーブや無回転のサーブは怖いようである。どうしても体が逃げて、体の外側で取ってしまう傾向が強い。体が反射的に反応してしまうのだと思う。３年生にとっては難しいと思うが、ここからどう取り組むかだと思う。
　「自分から逃げたら、ボールも逃げるよ」と話した。「ボールをやさしく、そしてボールと仲良くなるとボールは思ったところに行くよ」と話した。とても抽象的であるが、ボールは正直に反応することをわかってほしかった。日々努力。