明日は勝毎杯、笑顔で

　明日は、勝毎杯という５年生以下のＢクラスの大会がある。今年度最後の大会となる。５年生以下の大会は、今年度３回目の大会である。今回は、予選があり、勝ち抜くとトーナメントに進出する。ベスト４のチームは、道東大会にも進出できる。過去２回の大会は、１回戦敗退、準々決勝敗退と少しずつ成長してきている。明日は、どんな戦いをしてくれるのか楽しみである。
　練習後、大会前日は後援会の方達と子ども達が対面して、壮行会を行っている。代表の子が抱負を述べ、続いて監督である私から抱負を述べ、最後に後援会から激励の言葉をいただいた。
　私の方からは、次のようなことを話した。「子ども達は一生懸命全力でプレーします。しかし、ミスやうまくいかないことがたくさんあると思います。そういう時には更に大きな声援をお願いします。それから、相手のミスを喜ぶのではなく、相手のプレーにも応援をお願いします。」こんなことを後援会の方に話した。
　うちにチームの後援会の方達の応援マナーは良い方ではないかと思う。それでも、私から上記のようなことを発信していかなければ、マナーの向上は維持できないと思う。試合は、自分たちだけではできない。相手があって成立するものである。だから、自分たちのプレーだけでなく、相手のプレーにも拍手をしてほしいと思う。

　きょうの私は、子ども達のプレーにいちいち言いそうになりそうなときでも子どもの気持ちを考えるようにして、じっと見つめていた。今までは、特に大会前日などは、ミスをとにかく直そう、減らそうと自分自身が熱くなっていた。しかし、きょうは、子どもはわかっているけれどもなかなかできないで困っているんだなと感じた。すると、ミスを指摘したり、いちいちアドバイスするよりも子どもたちを応援したくなった。「がんばれ！」「今はできなくても、いつかはできるようになるぞ！」と心の中で言っていた。
　明日の試合でも、監督としての仕事はするが、ベンチでは子どもたちをあたたかく見守りながら、たくさん応援したいと思う。日々努力。