我を捨てる。我が強いと、他人の忠告をきかないから、その人は少しも変わらず、人格的な成長がない。我を捨てて、他人の言うことを聞いてみると、自分の気がついていないことに気がついて、人格精神が変化していき、成長していく。
相田みつをさんは、「負ける練習、失敗の練習、恥をさらす練習をたっぷりさせておくこと」といっている。これも、「我を捨てる」ことにつながる。負けても、失敗しても、なるべく、すぐ捨てて、後に尾をひかないようにする。
人のため、人に尽くすという考えで行動すると自分自身を客観的にみられるし、気持ちのバランスもちょうどよくなるように感じる。自分が自分がと我を強く出すと、よくも悪くも自分しかみえていないので、ちょっとしたことで一喜一憂し、非常に気持ちのバランスを整えるのが難しいのではないだろうか。人が気持ちよく、楽しく、笑顔になるには自分はどういう立ち位置でものごとを考え、行動すればいいのかということを意識すると今までと違った見方や考え方ができるのではないだろうか。
仕事柄、人と接することが多いので、いろいろと考えさせられることも多い。ただ、自分自身がどう意識するかで自分自身の生き方も変わってくるのでないかと考える。
いずれにしても、自分一人の力で生きているのではなく、多くの人、多くの力にささえられている自分を自覚して、謙虚で、前向きに生きていきたいものである。日々努力。
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