笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

言葉の大切さ

2011-02-17 21:29:46 | Weblog

 言葉一つで、子供たちの動きがずいぶん変わるものだなと昨日の練習で感じた。
 私が球出しをしているが、レシーブしたボールがセッターに返っている子と返っていない子がいる。目線、面などをセッターに向けること、そういうレシーブがバナナレシーブであることなどを一度伝えてから、球出しをすると目線や面を向けようと意識していることが増えていることを感じた。淡々と球出しをしていても上手にはならないが、あまりにもうるさく言い過ぎるのも子供の意識していることを遮断することにつながることを実感する。
 サーブレシーブの練習においても、同様に最初はただ上げていることが多かった。私が。セッターの人が上げやすいボール、またセッターに返らなくても何とかつなげようと努力すること、そしてセッターが何とか上げたトスを相手コートにアタックで返すというつなげるということはどういうことかということを意識させたかった。
 その後は、一人一人が何とかしよう、つなげようという意識をもって動いていた。それは、言う前と言った後では全くと言っていいほど激変だった。ちゃんと上げなさいとか、しっかりセッターに返しなさいとは言わなかった。上げてくれてありがとうという感謝の気持ちをもつことが大切だよと話した。

 直接、できないことを指摘してもできないものはすぐにはできない。集中するポイント、大切なポイントはどこにあるのかということをわかりやすく、すぐに実行できそうなことに絞って、子供に伝えるということが大切なのかもしれないと感じた。それは、指導者側の子供の動きどう見極めるか、何をさせたいのかがはっきりしないといけないと思う。まだまだ未熟な指導者は、セッターをどう育てていけばいいのかを考えている。その答えは、その子供の動きにあると思っているが、自分の中では見極めきれていない。日々努力。

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